Deep関西を振り返る :: デイリーSKIN

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[2007年11月06日00時00分00秒]
Deep関西を振り返る

関西に住んでいても中々足を踏み入れない場所や、知っていても行った事がなかったり、Deepな人の溜まる場所であったりと様々なDeepな関西を紹介するDeep関西!

皆様こんにちは。
AG-SKIN.com株式会社もめでたく法人となり、忙しい日を送っております。
現在面接等でいっぱいいっぱいになっております。

そんなこんなで取材に出れない日々が続いております。(言い訳><)

しかしながらデイリーSKINに穴をあける事は出来ません。
インフルエンザにかかろうとWeb担当ファミPも頑張っております。

オレも頑張らないと・・・

と、言うことで取材に行ってないのでDeep関西の記事を書けません。
そこで過去のDeep関西で取材に行って書ききれなかった事や、面白かったエピソードを画像と合わせてお送り致します。(ゴメンね!)


(ライターFT)

 『Deep関西を振り返る』


記念すべき一番初めのDeep関西は2006年04月18日、【Deep関西 西成釜ヶ崎編】と言う記事を書きました。

【Deep関西 西成釜ヶ崎編】記事はこちら!

実は西成は庭のようなものです。

幼い頃、西成の釜ヶ崎ではないですが、西成区に住んでいました。
釜ヶ崎のような荒廃した地域ではなく、西成区の中でもかなりセレブな地区でした(冗談です)

20代の頃、この釜ヶ崎にある、あいりん労働者センターで建設作業の日雇いの仕事をしていた事もあるので、それほど自分自身、この場所に入るのに違和感はない。

あいりん労働者センター内部:クリックで拡大

画像を見て頂くとよく分かりますが、ここはかなり昼間から酒を飲んでいたりする人が多いのでよく絡まれます。プロの酔っ払いが多いのも確か!

この記事にも書いてますが、いきなり撮影していると

『誰に断って写真撮ってんじゃい!おうっ!』

と、トロ〜ンとした目つきのプロの酔っ払いと思える方が気軽に声をかけてきます(笑

しかも¥300恵んで欲しいとのご要望までしっかり伝えてきます。

別に害は無いのだけど、こういった人が多くいると理解しておかないと、怖いと思ったりするかも知れません。

特に声をかけてきたプロの酔っ払いさんは面白かったのを覚えています。

少しインタビューと思い、色々と声をかけたのだけど、まともな会話が出来ない程の泥酔状態でした。(昼間から)

そして取材後に分かった事なのですが、この地域は世界で一番、結核患者が多いと言うことも分かりました。世界で一番多いと言うのはまさに驚きです。アフリカ等の発展途上にある国より数倍多いというのです。

釜ヶ崎では街に活気があった時代から結核患者の多さが問題になっていたようです。釜ヶ崎には釜ヶ崎支援機構と言う、福祉が行われていますが、その釜ヶ崎支援機構の中でも色々な部門があります。

中でも一番新たに作られた部門と言うのが公衆衛生部門になります。
特に野宿生活をしている人の結核での死亡率と言うのが、一般の結核患者の死亡率の44倍と言う恐ろしいデータがあります。



この近辺の安宿(一泊¥1500程度)に入ると、赤痢に注意と言う張り紙が張られていたりと衛生面ではかなり気をつけなければいけません。事実、この付近は駅を降りると何ともいえないワイルドな香りがします。(しっこ臭い)

安いけどね〜

あいりん地区内部に入ると、その筋の事務所が至る所にあり、聞いた所によると中では賭博などを開いていたりする場所もあるようです。

TVのニュース等でも、営業している屋台で覚醒剤などを売っていたりする屋台等があり、TVニュースのスクープ映像で実際に逮捕される瞬間を撮影したスクープ映像が放送され、見たことがあります。

まだ時期は未定ですが、釜ヶ崎レポートをもう一度やってみたいと思っております。



記念すべき第2回目のDeep関西は

【Deep関西 西成警察署〜飛田新地!日本で唯一、暴動がおこる街】記事はこちら!



未だにデイリーSKIN内でのアクセスはNo1のレポートになります。
この時は本気で寿命が縮む思いをしました。1990年10月2日 に起こった暴動の詳細を中心に飛田新地でその筋の方に怒られたエピソードを中心にレポートしております。

このレポートで飛田新地での撮影の難しさは半端では無い。

撮影するなんて絶対にしてはいけない事というのを痛感させられた日でした。残念ながらこの日のレポートは全てをお伝えすることが出来ませんでした。その理由と言うのが、やはり書けません(TロT)

が、少しだけ書くとするならば、テント生活者が多い公園で、あるおかしな人との話です。

以下抜粋記事

西成署から南に数百m歩くと小さな公園がある。



ここでもデジカメを構えて撮影していると、どう見てもおかしな感じの人がオレを見ている。黒のジャンバーにデニムのホットパンツで裸足で長髪。やせこけていたので女性かと思ったが男性だった。完全に年齢不詳だ。顔は薄汚れていて、どう見ても目がイっていた。

 そのイッた目の奴がオレに近づいてきた。内心、かなりヤバイ感じがしたけどオレはそいつが来るのを待った。


                      『なにしとんねん』

 マジ、ヤバイ!!!
刺されるかも!!!本気でそう思った。目が完全にイってる!!!
その年齢不詳はおれの側まで来てこう言った。


                      『殺したろか!』


 オレはそいつの画像を取りたかったのだけれど、さすがにダッシュで逃げた。しかも無意識にだ。取材とはいえ、命の方が大事だ。久々に後ろを振り向かずに走って逃げてしまった。

 オレは決して”チキン野朗”なんかではない。
しかし、久々に本気でビビった!あの年齢不詳の変な奴は本気でイカレタ目をしていた。本気でヤラレルと思ったw


この時、生まれて初めて本気で ”殺される“ と思った。
上に書いているように普通に撮影していただけだったが、本気で目が尋常でない。血走ったと言うより完全に壊れている目だったのを今でも鮮明に覚えている。

自分自身の情けなさに自己嫌悪になり、格闘技をやっていた経験もあるだけに、それなりに普通の人に例えナイフ等で脅されても対処する自信はあった。しかしこの時だけは気がついたら全速力で走って逃げていた。言い換えればそれだけ恐怖感が強かったと言えるのではないだろうか。

あの目は、刺せる目と言えば良いのか、そんな目だった。(あ〜情けない)

その後、飛田新地をレポートし、撮影しているときに本物の筋の方が登場したのだけど、そっちより恐怖感を感じてしまいました。恐怖感を感じると言うよりはあの目を見た瞬間に、敗北していたんだと思います。(何の敗北か良く分かりませんけど)

あまりのチキンな行動だったので、もう一度あの壊れた目の人を本気で探しに行った事がありますが、どこにも見当たりませんでした。次に西成レポートするときにもし、いたら必ず何者かインタビューしてみたいと思います。




次に思い出深いのが芦屋の六麓荘をレポートした時です。

【Deep関西 芦屋六麓荘編】記事はこちら!



まず、芦屋の六麓荘は自分のモチベーションを高めたい時にここを訪れるとかなり意識は高まります。とか言いながら本当は将来、こんな豪邸に住めたらなぁ〜なんて思いながら豪邸を見に良く行っていただけの事なのですが(笑

特に桜の咲く季節、夜に行くとかなり美しい風景に出会えます。
桜の本数は少ないのですが、豪邸の庭から見える桜の花びらがライトに鮮やかに照らされ、ゆっくりと落ちていく風景は本当に何ともいえない風情があります。

取材した日はアポなしで行ったため、どの豪邸も取材拒否でした。(当たり前か)しかし取材後、色々と手を尽くし、豪邸拝見する手筈を組むべく当たっていますが今のところ取材許可が出ません。諦めずに取材依頼していますのでしばらくお待ち下さい。



次に思い出深い取材と言えば

セレブな街、苦楽園 警官との駐車バトル勃発!

です。

やはりセレブな町で芦屋の六麓荘からそれほど離れてはいない場所にあります。兵庫県西宮市にある閑静でセレブな町でした。特に苦楽園にある川、夙川は本当に最高でした。Deep関西と言えば ”西成W と言うイメージがあるようですが、本当ならこんなセレブな町を紹介、レポートしたいと思います。



本当ならDeep関西=セレブな町の紹介!と思われるようにしたい所なのですが、まぁ、そんな好き勝手は許されないのは分かっておりますのでご安心下さい。

この夙川には鴨が泳いでいたりして自然と街が共存しているように思います。西宮市政が良いのか、住んでいる人々のモラルが良いのかは分かりませんが税収はきっと関西の他の地域よりは多いと勝手に推測してます。

この取材の時、わからず屋の若い警官と駐車禁止でかなり激しい口論となりましたが、今ではいい思い出です。今度は苦楽園のケーキ屋さん特集なんかを企画してみたいと思います。なぜ、ケーキ屋さんなのか。

それはセレブな街には必ずと言っていいほど、ビックリするような美味しいケーキ屋さんが多いのです。(ホント)

現在、独自に調査をしておりますが苦楽園近辺にお住まいの方、お勧めのケーキ屋さんがあれば是非ともご一報下さい。

メールはこちら

長くなりましたがもっと取材の思い出はたくさんありますが今回はこのあたりで!

来週は取材に行くつもりでおりますのでしばらくお待ちください。

いつもDeep関西にアクセスしてくれているユーザーの皆様、本当にありがとう御座います。

これからも危険なレポ、楽しいレポ、色々と趣向を練ってお届け致しますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。





                           代表FT












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