新世界秩序 ニューワールドオーダー NWO :: デイリーSKIN

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[2018年07月03日00時00分00秒]
新世界秩序 ニューワールドオーダー NWO



(ライターFT)

新世界秩序 NWO


 先日、誉田哲也の「ジウ」シリーズを読んでいたのですが、そこで「新世界秩序」ニュー・ワールド・オーダーという言葉が出てきました。

 誉田哲也の「ジウ」では、新世界秩序の為に、暗躍する「ジウ」という謎の少年が暗躍するというストーリーです。

 新世界秩序とは以下の意味になります。

新世界秩序(しんせかいちつじょ、New World Order、略称:NWO)とは、国際政治学の用語としては、ポスト冷戦体制の国際秩序を指す。また陰謀論として、将来的に現在の主権独立国家体制を取り替えるとされている、世界政府のパワーエリートをトップとする、地球レベルでの政治、経済、金融、社会政策の統一、究極的には末端の個人レベルでの思想や行動の統制・統御を目的とする管理社会の実現を指すものとしても使われる。

 この用語が陰謀史観のコミュニティだけではなく一般にも広く知られるようになったのは、1988年12月7日にソビエト連邦指導者のミハイル・ゴルバチョフが、全世界に向けて行った国連演説がきっかけである。また1990年9月11日にジョージ・H・W・ブッシュ大統領が湾岸戦争前に連邦議会で行った『新世界秩序へ向けて(Toward a New World Order)』というスピーチでアメリカでも有名になった。下記は1991年3月6日の『新世界秩序(New World Order)』というスピーチの一部の抜粋。



 今日まで我々が知っていた世界とは、分断された世界―有刺鉄線とコンクリートブロック、対立と冷戦の世界でした。今、我々は新世界への到達を目にしています。まさに真の新世界秩序という可能性です。ウィンストン・チャーチルの言葉で言えば、"正義と公正の原理により弱者が強者から守られる世界秩序"です。国連が、冷戦という行き詰まりから解放され、その創設者の歴史観を貫徹する準備の出来た世界、自由と人権の尊重が全ての国家において見出せる世界です。




ニュー・ワールド・オーダー(NWO)が面白いと感じたのは、陰謀論がそこにあるからです。本当はチャーチルが"正義と公正の原理により弱者が強者から守られる世界秩序"であるべきですが、陰謀論として誉田哲也「ジウ」では描かれていました。それも自然発生的に同じ思想の人が出て来て、その思想に感化され、仲間になっていく人たちが小説の中で描かれています。

 これはオウム真理教がなくならないのと類似していると感じました。



 あれほどの大事件を起こしてしまった「地下鉄サリン」事件。首謀者としてのオウム真理教ですが、現在では名前を変え、まだ現実にあり、そこに信者は少しずつだけど増えているという事が、私は信じられませんでした。

 「地下鉄サリン」事件を起こして世界は変えられないと思うのですが、それでも変えようとしたのか、残酷な罪もない人々を虐殺しました。それなのに信者が増えているのは、社会で生きていくことに疑問を感じた人たちが多くなり、何らかの行動に移したということなのでしょう。



 ウィキペディアを読むと、「実際は社会で普通に生きてゆくことに疑問を感じたり社会に居場所をなくした人たちや、DV被害者、被虐待児、精神疾患、発達障害、パーソナリティ障害を持つものなども多く、こうした社会的弱者の構成員も多かった。」と記載されています。

 これは完全に社会的弱者の受け皿になり、教団の幹部が考え、実行させる。そこまで持っていくには、長い時間と信者達の洗脳が必要だったのでしょう。もし、あのサリン事件が成功していたら、教団は次の段階に打って出ていたはずです。

 日本でも陰謀まがいの事件が起こっており、本当に陰謀論をウソだとバカにできない事件では無いのだろうか。

 続きます。











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