本日は私、FTがお勧めの小説をご紹介したいと
思います。
第二段!
(ライターFT)
『小説レビュー!砂のクロニクル』
作者は船戸与一という作家。
最近でこそ中東の話題は少なくなったとはいえ、日常会話の中でも出たりしてきました。(ホントか?)
しかし中東情勢というのは日本人にとって中々難しい世界に思います。
宗教観の違い、考え方、風習、その他etc・・・
しかし中東諸国の考え方など、知らなかった事が沢山あります。
中でもこの小説の作者である船戸与一氏は、徹底したレポートと、実際に起きた事件などを題材に物語を進めていく手法。
実際の事件、出来事、歴史上の史実などを踏まえ進んでいく物語はやはり一気読みしてしまうほどの面白さです。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』船戸与一
※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』船戸与一からの抜粋
文学賞
1985年 - 『山猫の夏』で第3回日本冒険小説協会大賞、第6回吉川英治文学新人賞。
1988年 - 『猛き箱舟』で第6回日本冒険小説協会大賞。
1989年 - 『伝説なき地』で第7回日本冒険小説協会大賞、第42回日本推理作家協会賞。
1992年 - 『砂のクロニクル』で第10回日本冒険小説協会大賞、第5回山本周五郎賞。
1996年 - 『蝦夷地別件』で第14回日本冒険小説協会大賞。
2000年 - 『虹の谷の五月』で第123回直木三十五賞。
2004年 - 『夢は荒れ地を』で第22回日本冒険小説協会大賞。
[編集] このミステリーがすごい!
1988年 - 『伝説なき地』 1位
1991年 - 『炎 流れる彼方』 3位
1993年 - 『砂のクロニクル』 1位
1996年 - 『蝦夷地別件』 3位
1997年 - 『かくも短き眠り』 14位、『蟹喰い猿フーガ』 15位
1998年 - 『午後の行商人』 14位
2001年 - 『虹の谷の五月』 6位
輝かしい経歴の持ち主。
冒険小説家という名にふさわしい、エンターティメント性、徹底したルポ、などお勧めの小説家です。
これはゴルゴ松本
船戸与一という名前以外に、外浦吾朗という名義でもゴルゴ13等の原作をも手がけていたりと多彩な才能の作家でもある。
砂のクロニクル
民族の悲願、独立国家の樹立を求めて暗躍する中東の少数民族クルド。かつて共和国が成立した聖地マハバードに集結して武装蜂起を企む彼らだったが、直面する問題は武器の決定的な欠乏だった。クルドがその命運を託したのは謎の日本人“ハジ”。武器の密輪を生業とする男だ。“ハジ”は2万梃のカラシニコフAKMをホメイニ体制下のイランに無事運び込むことができるのか。山本周五郎賞受賞作。
船戸作品との出会いは入院していた時に、友達が持って来てくれたのが最初の出会いだった。
この『砂のクロニクル』という小説が最初に読んだ作品だった。
船戸作品の魅力の一つに、徹底した取材の上に成り立った物語の構成だと思う。本当にあった出来事をモチーフにしたり、その国の見えない部分にスポットをあて、物語が進んで行く。
砂のクロニクルでは迫害を受けているクルド人達の悲願である独立国家の樹立を求めて、様々な中東の政治情勢や宗教感や民族の考え方が良く分かる。
入院中はあまりの面白さに一気に読んでしまった。退院してから、それまで興味が無かったイスラム文化について詳しく調べたりと、船戸与一の影響力は自分の中でかなり大きくなってしまった。
船戸作品はテーマが重く、複雑なので読むのに結構大変かも知れないが、お勧めの作家である。中でもこの砂のクロニクルは日本人が考えている宗教における価値観や、中東のテロに対する感情や、人々の暮らしが良く分かり、エンターティメント性にも優れた作品だ。
随分前に読んでから船戸与一ファンになってしまった。
中でもこの作品は最初に読んだ作品なので、特に思い出深い作品だ。
思います。
第二段!
(ライターFT)
『小説レビュー!砂のクロニクル』
作者は船戸与一という作家。
最近でこそ中東の話題は少なくなったとはいえ、日常会話の中でも出たりしてきました。(ホントか?)
しかし中東情勢というのは日本人にとって中々難しい世界に思います。
宗教観の違い、考え方、風習、その他etc・・・
しかし中東諸国の考え方など、知らなかった事が沢山あります。
中でもこの小説の作者である船戸与一氏は、徹底したレポートと、実際に起きた事件などを題材に物語を進めていく手法。
実際の事件、出来事、歴史上の史実などを踏まえ進んでいく物語はやはり一気読みしてしまうほどの面白さです。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』船戸与一
※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』船戸与一からの抜粋
文学賞
1985年 - 『山猫の夏』で第3回日本冒険小説協会大賞、第6回吉川英治文学新人賞。
1988年 - 『猛き箱舟』で第6回日本冒険小説協会大賞。
1989年 - 『伝説なき地』で第7回日本冒険小説協会大賞、第42回日本推理作家協会賞。
1992年 - 『砂のクロニクル』で第10回日本冒険小説協会大賞、第5回山本周五郎賞。
1996年 - 『蝦夷地別件』で第14回日本冒険小説協会大賞。
2000年 - 『虹の谷の五月』で第123回直木三十五賞。
2004年 - 『夢は荒れ地を』で第22回日本冒険小説協会大賞。
[編集] このミステリーがすごい!
1988年 - 『伝説なき地』 1位
1991年 - 『炎 流れる彼方』 3位
1993年 - 『砂のクロニクル』 1位
1996年 - 『蝦夷地別件』 3位
1997年 - 『かくも短き眠り』 14位、『蟹喰い猿フーガ』 15位
1998年 - 『午後の行商人』 14位
2001年 - 『虹の谷の五月』 6位
輝かしい経歴の持ち主。
冒険小説家という名にふさわしい、エンターティメント性、徹底したルポ、などお勧めの小説家です。
これはゴルゴ松本
船戸与一という名前以外に、外浦吾朗という名義でもゴルゴ13等の原作をも手がけていたりと多彩な才能の作家でもある。
砂のクロニクル
民族の悲願、独立国家の樹立を求めて暗躍する中東の少数民族クルド。かつて共和国が成立した聖地マハバードに集結して武装蜂起を企む彼らだったが、直面する問題は武器の決定的な欠乏だった。クルドがその命運を託したのは謎の日本人“ハジ”。武器の密輪を生業とする男だ。“ハジ”は2万梃のカラシニコフAKMをホメイニ体制下のイランに無事運び込むことができるのか。山本周五郎賞受賞作。
船戸作品との出会いは入院していた時に、友達が持って来てくれたのが最初の出会いだった。
この『砂のクロニクル』という小説が最初に読んだ作品だった。
船戸作品の魅力の一つに、徹底した取材の上に成り立った物語の構成だと思う。本当にあった出来事をモチーフにしたり、その国の見えない部分にスポットをあて、物語が進んで行く。
砂のクロニクルでは迫害を受けているクルド人達の悲願である独立国家の樹立を求めて、様々な中東の政治情勢や宗教感や民族の考え方が良く分かる。
入院中はあまりの面白さに一気に読んでしまった。退院してから、それまで興味が無かったイスラム文化について詳しく調べたりと、船戸与一の影響力は自分の中でかなり大きくなってしまった。
船戸作品はテーマが重く、複雑なので読むのに結構大変かも知れないが、お勧めの作家である。中でもこの砂のクロニクルは日本人が考えている宗教における価値観や、中東のテロに対する感情や、人々の暮らしが良く分かり、エンターティメント性にも優れた作品だ。
随分前に読んでから船戸与一ファンになってしまった。
中でもこの作品は最初に読んだ作品なので、特に思い出深い作品だ。