【いまだに続く怪談2(実話)】 :: デイリーSKIN

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[2006年06月13日17時54分24秒]
【いまだに続く怪談2(実話)】

6月に入りました。

 蒸し暑くなってきましたね。

 実はいまだに続いている話があるのです。

 今回は『ぶらっと関西』はおやすみして夏の蒸し暑い夜にピッタリのお話をします。実はこの話、現在進行形なのです。しかも実話です。



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┃『赤黒い痣!』
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結局、帰りの車の中でVoが青ざめた表情のまま人形が戻ってきた事を詳しく聞いて見ると、あの日、家に帰ってきてベッドで眠りこけてしまったVoは夢を見たらしい。

3歳か4歳くらいの女の子がVoに向かって『おにぃ!おにぃ!』とずっと言われている夢だった。Voは夢の中でどうする事も出来ず、その女の子を睨み返すのがせいいっぱいだったと言っていた。

 オレらはVoの家によりお寺に置いて来たはずの人形が本当にVoのうちにあるのかを確かめるべくVoの家に行った。

兄貴も母親も病院からまだ帰ってないらしく、家には誰もいないとの事だった。車を駐車場に停め、Voが鍵を開けようとした時に後ろから声がした。



  『○○君、お父さん大変やったんやね』



 振り返ると隣に住んでいるおばあちゃんがVoに声を掛けていた。

おばあちゃんの手にはあの人形が握られているではないか!!!

その場に居たオレを含める3人は声も出なかった。

3人が3人ともおばあちゃんが握っている人形を見つめていた。

と、言うよりそこに目が釘づけになっていた。

                   


 『○○君、この人形やけど今日、預かったけどやっぱりアカンは!おばあちゃん、これはよう捨てんわ』



 人形を隣のおばあちゃんから受け取り、Voの家に入った。

それから事情を聞いた。するとVoは実は気持ち悪いから、事情を説明し隣のおばあちゃんに捨てるなり、供養するなりしてくれと頼んだようだ。

しかし隣のおばあちゃんはそれを拒否した。

拒否した理由は教えて貰えなかったけど、聞かなくても何となく理解出来る。

 その時点でかなりの恐怖だったけど、何とか人形を供養する為に相談した。

当時はまだネットが出来る環境なんて無かったし、携帯電話も無かった時の事だ。

取りあえず、オレの高校の時の友達でお寺の息子がいた。そいつに連絡を取り供養して貰うにはどうしたらいいかアドバイスを貰う事にした。

 問題の人形は、オレの友達に逢うまでVoのうちで丁重に、厳重に保管される事になった。

次の日、その人形を見たオレの友達は青ざめた顔をして一言、言った。



 『オレではアカン!高野山に持って行かな!ヤバイ!』





オレの高校の同級生はお寺の息子だ。

 しかも仏教の大学を卒業してから色々と心霊現象や怪奇現象の相談を檀家さんたちから受けていた。

 仏教大学で『真言密教』とやらを研究していたらしい。よくは分からない。






 なまぐさ坊主とは彼の為にあるような言葉で顔はまるでタレントの紳助そっくりだ。今はあまり一緒に飲み歩いたりしないけど、20代の頃はよく一緒に飲み歩いた。

 かなりの女好きで相当数の女性を泣かせてきた。ようするに口がすこぶる上手いのだ。友達のみんなは彼の事を『破戒僧』と呼んでいた。事実、肉も喰うし、酒も飲む、女性が大好きなのだ。

 彼が学生の頃、夏休みなんかで大阪に戻って来た時、オレが『もう、悟りは啓いたのか?』と訊ねると、即座に『あんな物はアシッドやれば誰でも悟れる』とメチャクチャな事を言っていた。

 アシッドとはLSDの事だ。

 まぁそんなメチャクチャな『破戒僧』なのだけれど、オレはかなり信頼を寄せていた。

 事実、高校生の頃、お盆の時に彼のお寺(大阪市内)で幽霊なるものを見てからずっと見えるようになったのは確かだ。対処法も色々とレクチャーしてもらった。






 少し説明がくどくなったけど彼『破戒僧』に問題の人形を見てもらった。即座に帰って来た言葉が『オレではアカン!高野山に持って行かな!ヤバイ!』 との事だった。

 破壊僧は神妙な面持ちだった。そして一言、『誰か火傷してないか?』と聞き返した。

 それからオレは破壊僧に『Voのおやっさんが左半身を火傷した』と伝えた。Voはすでに藁をもすがる思いだった思う。

 それから破壊僧は『女の子が見える、4歳の子や!』この子の持ち物やと言った。

 Voは夢の事を思い出して、唖然とし、『昨日、夢で見た子かな』と破壊僧に聞いた。

 破壊僧はVoに夢に出て来たならかなりマズイんちゃうかなと伝え、問題の人形をお寺に持ち帰る事になった。

 オレとVoは破壊僧のお寺に行き、慎重に丁寧に桐の箱に納め、御札を貼り、お経を唱え出した。お経は4時間延々と続いた。

 オレとVoは足が自分の足では無いくらいにしびれきっていて立ち上がる時にゼンマイじかけの人形のようにカクカクとして破壊僧の失笑をかった。


                       



 今日からこの人形はVoの家に戻る事は無い。しかし災いはお祓いをしないと続くと破壊僧はキッパリ言い放った。

 オレは自分の事が心配になり、『お、オレは、だ、大丈夫か?』と破壊僧に聞いてみた。

 すると彼はニヤリと笑い、『さぁ〜どーやろ』といたずらっぽい顔になった。取りあえず俺ではどうしようも無い、それくらいに念が篭っていると言った。

 護摩を焚き、お祓いをしても今の自分にはどうする事も出来ないと言って残念そうにしていた。


 それから破壊僧に任せて、供養とお祓いをして貰う事になった。特別に友達料金で『おふせ』は20万程取られた。

 もちろんビビリまくったVoは家族と相談し、事が事なのでその金額をすぐに支払ったらしい。






 お祓いの内容を聞くとかなり凄まじい内容だった。

十言神咒(とごとのかじり)

「アマタラスオホミカミ」と言う神の名を至誠を込めて、毎日三十分以上、一ヶ月以上続けると言うものだが、今回の場合は毎日14時間絶えず護摩を火にくべながら30日続けたらしい。

 この方法は仏教では使わないらしい。古神道と呼ばれる物らしい。






 そんなこんなでVoはようやく落ち着きを取り戻したかに見えた!お祓いも終え、何事も無かったかのようだったけど、バンドのメンバーみんなで豊中にある24時間営業の『五色温泉』なる銭湯に言った時の事だ。

 ふとVoの背中を見ると赤黒い痣が左の肩の下に10cmくらいの大きさで妖しく出来ていた。

 オレはVoに『それ、何?』と聞いてみた。良く見るとプツプツが痣の中に出来ていた。

 痛くも痒くも無いらしい。今始めて気がついたと言うのだ。その日は別に気にも止めずにいたのだけれど、Vo以外のメンバー全員がどうも妙な感じがしていた。赤黒い痣が気になった。

 しかし誰一人としてその気になる赤黒い痣にはふれようともしなかった。
Voでさえも、何事もなかったような素振りでいた。

 



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   ここで続きは次週に!

 この後、様々な事が多すぎて少しまとめるのに時間がかかるかと思います。現在までの状況ですが、Voは行方不明になっています。その詳細は次週に詳しくお伝え致します。




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