大麻は法律で禁止されている。しかし世界では合法化されているのはなぜ?大麻は悪? #ノー・マリファナ :: デイリーSKIN

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[2020年09月29日00時00分00秒]
大麻は法律で禁止されている。しかし世界では合法化されているのはなぜ?大麻は悪? #ノー・マリファナ


大麻は法律で禁止されている。しかし世界では合法化されているのはなぜ?大麻は悪? #ノー・マリファナ

(ライターFT)

さようならマリファナ、おかえりカンナビス。「マリファナ」という呼び名につきまとう負のイメージ 

 2014年にアメリカ・コロラド州で嗜好目的のマリファナ使用が合法化された。それからマリファナビジネスは急成長し、いまでは4兆円規模の市場となっているという。なぜそのような現象が起きているのか? 佐久間裕美子『真面目にマリファナの話をしよう』(文藝春秋)は、綿密なリサーチをもとにマリファナの歴史や最新の動向がまとめられている。align='right'


 マリファナという名称は麻の葉を乾燥させたものを指した通称で、英語圏では学術語である「カンナビス」と長らく呼ばれていた。麻の原産は中央アジアといわれていて、広く医療目的で使用されてきた。高揚感を得るために吸引されたのはアフリカが最初であると言われており、16世紀に奴隷貿易が始まったことにより植民地諸国にそうした使用方法が広まっていった。

 マリファナという言葉がカンナビスに取って代わったきっかけは、1929年の世界大恐慌だという。諸説あるマリファナの語源のひとつに、ポルトガル語で「酩酊した」を意味する“mariguango”があるが、恐慌後にメキシコから来る労働者に対して差別意識が生じ、彼らに対する蔑称のような意味合いでメキシコ系スペイン語のスラングに由来するマリファナという言葉が使われるようになったそうだ(以下、引用・参考箇所を除き、マリファナとカンナビスの間をとって大麻で統一)。

 「麻薬」という負のイメージがつきまとう大麻は、医療用途や心身の健康をもたらす存在として今大きく見直されている。大麻に含まれる高揚感の素・THCを使ったフルコースを出すイベント「ディナー・イズ・ドープ」のシェフは偏見を取り払うために、食事前のスピーチで呼称を変える提案をしているそうだ。

🌟「マリファナ=悪」は本当?当たり前が覆るときに、自分の考えを持つための「真面目さ」【佐久間裕美子『真面目にマリファナの話をしよう』】



🌟大麻草でがんは治せるか?: 植物性・内因性カンナビノイドの抗がん作用――最先端の研究と臨床例 Kindle版

 このKindle版では大麻草の薬効成分であるカンナビノイドが、どのようにがん患者に効くのかを、具体的に分かりやすく記されている。これだけではなくガンをはじめとする既存の医療では治療が難しかった難病も大麻オイルで治癒したという症例が多数報告されていたりと全てを信じる訳ではないが、日本でもカンナビノイドの有用性の研究をすべきではないか。

 この書籍でガンが完治するとは書いてはいないのも事実。

 ただ抗がん剤との併用で効果は発揮できるのだろう。

 大麻を摂取することで、リラックスでき、食事ができるのだ。これにより自己免疫力が上がるので、抗がん剤との併用で大きな効果を発揮するのではないだろうか?

 最近の研究でカンナビジオール(Cannabidiol)という大麻草に含まれる物質で、がん細胞の増殖を抑える作用、がん細胞の浸潤や転移を抑える作用、抗がん剤の副作用を軽減する作用が報告されているとか。

 多幸感などをもたらす成分は、テトラヒドロカンナビノール(THC)と呼ばれる物質になり、これ以外にも多くの化学物質が含まれている。

 驚くべきことは、ヒトにはカンナビノイド受容体がヒトの脳内に存在することが解っている。これはヒトがカンナビス(大麻)を受け入れることが可能という証拠になるのではないかと素人考えだけど思ってしまう。

 しかし同時に脳内カンナビノイドシステムの変容は,意欲や多幸感・満足感を創生する脳内報酬系の破綻をきたし,統合失調症などの精神疾患を誘引している可能性も示唆されている。これについてはまだ研究もされていない状況になり、脳内“大麻様物質”の存在は,脳の多彩な機能の解明に繋がることに疑いの余地はないという研究者も多い。

 しかし考えてみれば、統合失調症、全ての人が大麻常習者であるということはまずない。

 私の友人でアメリカに住むニュージランド人だが、毎週金曜日はマリファナタイムと言って週末は妻ともう何十年も嗜好品として楽しみ、音楽を聞いたり食事を楽しんだりしている。

Structural biology: Understanding how the human cannabinoid receptor works 

 ヒトカンナビノイド受容体1(CB1)は、マリファナの主要な精神活性成分であるΔ9-テトラヒドロカンナビノール(Δ9-THC)と結合する脳受容体だが、このほど、2種類の合成カンナビノイドと複合体を形成した。

CB1の結晶構造が解明された。今回の研究では、CB1の活性化機構の詳細に関する新たな事実が判明し、そこからΔ9-THCとその他の精神活性カンナビノイドの作用機序が明らかになった。この研究結果は、生理学的研究、創薬や人間の健康にとって重要な意味を持つ可能性がある。この研究について報告する論文が、今週掲載される。

 マリファナは、さまざまな文化圏で5,000年以上にわたって薬効と快楽追求のために使用されてきた。

 その主要な精神活性成分はカンナビノイドΔ9-THCで、CB1を活性化することで効果を及ぼす。CB1は、脳独自の内在性カンナビノイド系によって活性化し、疼痛管理、てんかんや肥満の治療標的になっている。

 CB1が多様な生理的効果を誘導する機構を解明するには、CB1がD9-THCなどのアゴニストと結合する機構に関する知識が必要となるが、アンタゴニストが結合したCB1の構造を調べた過去の研究では、CB1の不活性状態に関する知見しか得られていなかった。align='right'

 今回、Zhi-Jie Liuたちの研究グループは、2種類のアゴニスト(合成THC誘導体)と複合体を形成したヒトCB1の結晶構造を解明した。

 その結果、アゴニストが結合したCB1の結晶構造における結合領域の容積が、アンタゴニストが結合したCB1より53%少なかったことが判明した。また、CB1は風船のような柔軟性を有しているが、このことが、多様な生理活性と心理活動がCB1によって調節される機構を説明するうえで役立つ可能性がある。

 さらに、CB1の結晶構造からは、CB1の活性に必須と考えられる「2つのトグルスイッチ」の存在も明らかになった。

🌟構造生物学:ヒトのカンナビノイド受容体の作用機構の解明


 日本では研究も許されない規制薬物として、難病に苦しむ人や末期癌の人たちの緩和薬品として、まずは研究から初め、日本が世界をリードする存在になることはできないのだろうか?

 嗜好品の議論はそのあとでいい。



 興味深い内容ですね。









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