世界規模で起こるコロナショックは世界恐慌をもたらせ、経済は壊滅的に
(ライターFT)
30年ぶり暴落に映る「コロナ恐慌」最悪シナリオ
3月12日のニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均が終値ベースで過去最大となる2300ドルを超える下げ幅を記録。これを受け3月13日の東京株式市場でも日経平均株価が取引開始直後から大暴落した。終値こそ前日比1128円安の1万7431円台で引けたものの、取引時間中には一時1800円超の値下がり幅となり、取引時間中としては1990年以来、約30年ぶりの記録的な下げ幅となった。
このままいけば、最悪の事態も想定しておく必要があるのかもしれない。例えば、1929年の世界大恐慌や日本を襲った昭和恐慌に匹敵するような景気後退が起こらないとも限らない。
リーマンショックが起きた2008年9月以降の状況を振り返ると、アメリカの2008年10〜12月の実質GDP(国内総生産)は前期比マイナス3.3%に落ち込んでいる。当時はつるべ落としと言われたが、おそらくこれと比べても大差がない程度の大きなマイナスが予想される。
現在はグローバリズムが発達した時代になっており、世界が一蓮托生であることをきちんと理解できる政治家がそろうことを祈るしかない。
最悪のシナリオとしては、新型コロナウイルスのパンデミックが収束した後に、経済が荒廃してしまっている事態だ。これを避けるためにもリーマンショックのときのように、世界のリーダーが協調して強力なリーダーシップを発揮する必要があるだろう。それができなければ世界経済は大恐慌に陥る。
1. ニューヨークダウ(1929−1934年)……89.2%
2. 英国FT 100(1974年)……86.5%
3. 日経平均225(1990−2003年)……81.5%
🌟30年ぶり暴落に映る「コロナ恐慌」最悪シナリオ
世界のリーダーが協調して対応する必要がある
3月12日のニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均が終値ベースで過去最大となる2300ドルを超える下げ幅を記録。これを受け3月13日の東京株式市場でも日経平均株価が取引開始直後から大暴落した。終値こそ前日比1128円安の1万7431円台で引けたものの、取引時間中には一時1800円超の値下がり幅となり、取引時間中としては1990年以来、約30年ぶりの記録的な下げ幅となった。
このままいけば、最悪の事態も想定しておく必要があるのかもしれない。例えば、1929年の世界大恐慌や日本を襲った昭和恐慌に匹敵するような景気後退が起こらないとも限らない。
リーマンショックが起きた2008年9月以降の状況を振り返ると、アメリカの2008年10〜12月の実質GDP(国内総生産)は前期比マイナス3.3%に落ち込んでいる。当時はつるべ落としと言われたが、おそらくこれと比べても大差がない程度の大きなマイナスが予想される。
現在はグローバリズムが発達した時代になっており、世界が一蓮托生であることをきちんと理解できる政治家がそろうことを祈るしかない。
最悪のシナリオとしては、新型コロナウイルスのパンデミックが収束した後に、経済が荒廃してしまっている事態だ。これを避けるためにもリーマンショックのときのように、世界のリーダーが協調して強力なリーダーシップを発揮する必要があるだろう。それができなければ世界経済は大恐慌に陥る。
1. ニューヨークダウ(1929−1934年)……89.2%
2. 英国FT 100(1974年)……86.5%
3. 日経平均225(1990−2003年)……81.5%
🌟30年ぶり暴落に映る「コロナ恐慌」最悪シナリオ
世界のリーダーが協調して対応する必要がある
不況になるとどうなるのか、仕事は無くなり食料不足になり超インフレになる。
今回の場合はスタグフレーションという造語がありますが、景気が後退していく中でインフレーション(インフレ、物価上昇)が同時進行する現象に陥る可能性がある。
株価は下がるだろう。企業の経営が苦しくなれば、給料の支払いが不安定になったり、解雇されたりする。
近年では2008年のリーマンショック、この時も世の中は大変な事になりました。
今回はコロナウィルスが原因で誰も外を歩いていないという以上事態に。すでに日本は1ヶ月以上も続いており、経済活動が止まっている状態となる。
不況になると銀行の根幹だった「お金を貸して、そこから利益を得る」というビジネスモデルが、完全に壊れ、儲け口を失った銀行は構造不況業種となり、これからリストラの嵐が吹き荒れます。
しかもこうしたリストラ政策は、数ヶ月後にやってきます。
大きな企業は端の方からボロボロと綻び、中心に向かっていきます。
人員が増えた船のように、かなり水に沈んでいる状態。船を浮かす為には乗組員の自主的な退船を促さないと船は沈んでしまいます。
救命ボートを出してくれれば良いのですが、救命ボートには限りがあるのです。
さて、コロナショックで不況になることは確実になるでしょう。
そこで対策を考えておかないとなりません。
不況時に避けるべきこととして、
不況時に避けるべきこと グレン・カーティス著
1. 保証人になること
ローンの保証人になるのは、好景気の時でもとても大きなリスクをはらむことです。つまり、その人が融資を受け返済予定通りの返済をしない場合は、保証人は、しばしばその返済を迫られることになります。
しかしながら、景気の下降期においては、その人が仕事、あるいはローンを返済する手段を失うリスクが大きくなるに伴い、ローンの保証に関連するリスクはさらに大きくなると言えます。また、連帯保証人も同様に失業状態に陥る傾向が高いです。
2. 変動金利の住宅ローンを組むこと
住宅を購入する際、変動金利住宅ローン(ARM)を組むことを選択する方もいます。場合によっては、この選択が妥当と思われることもあります。つまり、金利が定率である限りは、月々の返済額も同様に低額です。
しかしながら、もしも不況や景気後退が生じ、一時解雇になり、金利が引き上げられたとしたら、どうするのでしょうか。金利の上昇に伴い、月毎の返済額も上昇します。そのような場合、住宅所有者にとって返済用のお金を都合するのは、非常に難しいかもしれません。期限超過返済や滞納は信用度を落とす衝撃になりかねませんし、そのため今後のローンを組む際さらに難しくなることもありえます。
3. 借入金を増やすこと
新しい借り入れ(車のローン、住宅ローン、あるいはその種の融資返済義務)を新たに行うのは、もしその人が、月毎の返済額に十分見合うだけの金額を用意でき、そしてなお生活費と老後のための積立に充てられるだけの資金があって、いい時期にそれをすることは何ら問題はないかもしれません。しかしながら、もしその人の暮しが、経済的な混乱の最中にその煽りを受けたらどうなるでしょうか。もし借主が一時解雇になったらどうなるでしょうか。
多くの場合、最近一時解雇になった方々は支払うべきものを支払い、とりあえず入ってくるお金をとっておくというだけのために、以前の給料より低額の職に就かなければならないかもしれません。残念ながら、新しい収入は、依然稼いでいた金額からは程遠いかもしれません。こうなると、貯蓄してあった物は急速に減っていきます。
4. 仕事はいつもあると思うこと
景気低迷期には、企業は、たとえ大企業であっても経済的な圧迫下にあるということを理解するのが大切です。そして不況になると、多くの企業は、とにかくできるだけ経費の節減をはかろうとします。ある場合は、ホリデーパーティーのような会社のイベントを縮小することになるかもしれませんし、またある場合は、会社が配当金の支払を中止したり、時には会社が経費節減のためリストラを実施したりするでしょう。
不況時の雇用状態はとてももろいので、従業員は一般に、雇用主が自分に対して間違いなく好意的に考えてくれるよう全力を尽くした方がいいでしょう。つまり、早く仕事に来るとか、遅くまで仕事をするとか、そして、もちろんいつでも最高水準の仕事をするということです。保証はできませんが、仕事を維持するためには役立つでしょうし、会社にとってあなたには給料を払い続けるだけの価値があると確信されることにもなるでしょう。
🌟ステラ・リスクのレポート
1. 保証人になること
ローンの保証人になるのは、好景気の時でもとても大きなリスクをはらむことです。つまり、その人が融資を受け返済予定通りの返済をしない場合は、保証人は、しばしばその返済を迫られることになります。
しかしながら、景気の下降期においては、その人が仕事、あるいはローンを返済する手段を失うリスクが大きくなるに伴い、ローンの保証に関連するリスクはさらに大きくなると言えます。また、連帯保証人も同様に失業状態に陥る傾向が高いです。
2. 変動金利の住宅ローンを組むこと
住宅を購入する際、変動金利住宅ローン(ARM)を組むことを選択する方もいます。場合によっては、この選択が妥当と思われることもあります。つまり、金利が定率である限りは、月々の返済額も同様に低額です。
しかしながら、もしも不況や景気後退が生じ、一時解雇になり、金利が引き上げられたとしたら、どうするのでしょうか。金利の上昇に伴い、月毎の返済額も上昇します。そのような場合、住宅所有者にとって返済用のお金を都合するのは、非常に難しいかもしれません。期限超過返済や滞納は信用度を落とす衝撃になりかねませんし、そのため今後のローンを組む際さらに難しくなることもありえます。
3. 借入金を増やすこと
新しい借り入れ(車のローン、住宅ローン、あるいはその種の融資返済義務)を新たに行うのは、もしその人が、月毎の返済額に十分見合うだけの金額を用意でき、そしてなお生活費と老後のための積立に充てられるだけの資金があって、いい時期にそれをすることは何ら問題はないかもしれません。しかしながら、もしその人の暮しが、経済的な混乱の最中にその煽りを受けたらどうなるでしょうか。もし借主が一時解雇になったらどうなるでしょうか。
多くの場合、最近一時解雇になった方々は支払うべきものを支払い、とりあえず入ってくるお金をとっておくというだけのために、以前の給料より低額の職に就かなければならないかもしれません。残念ながら、新しい収入は、依然稼いでいた金額からは程遠いかもしれません。こうなると、貯蓄してあった物は急速に減っていきます。
4. 仕事はいつもあると思うこと
景気低迷期には、企業は、たとえ大企業であっても経済的な圧迫下にあるということを理解するのが大切です。そして不況になると、多くの企業は、とにかくできるだけ経費の節減をはかろうとします。ある場合は、ホリデーパーティーのような会社のイベントを縮小することになるかもしれませんし、またある場合は、会社が配当金の支払を中止したり、時には会社が経費節減のためリストラを実施したりするでしょう。
不況時の雇用状態はとてももろいので、従業員は一般に、雇用主が自分に対して間違いなく好意的に考えてくれるよう全力を尽くした方がいいでしょう。つまり、早く仕事に来るとか、遅くまで仕事をするとか、そして、もちろんいつでも最高水準の仕事をするということです。保証はできませんが、仕事を維持するためには役立つでしょうし、会社にとってあなたには給料を払い続けるだけの価値があると確信されることにもなるでしょう。
🌟ステラ・リスクのレポート
自分なりの回避方法を見つけておきましょう。
経済が回復するまでじっと待ち、時期を見て攻める。こうした方法をとり、最悪を回避しましょう。