結婚を考えてみる。好きな人と結婚することと現実について :: デイリーSKIN

先週>>
<<次週
[2020年01月15日00時00分00秒]
結婚を考えてみる。好きな人と結婚することと現実について


結婚を考えてみる。好きな人と結婚することと現実について

(ライターFT)

結婚の起源 子育てのためにうまれたシステム 

 人間の祖先は類人猿ですが、類人猿に結婚という概念はないでしょう。結婚に大きく関わる、類人猿と今の人間の違いについて、人類学者のヘレン・E・フィッシャーは人間が直立二足歩行すること、人間の女性には発情期がないことをあげています。

 まず、直立二足歩行することによって人間は道具をより巧みに仕えるようになりましたが、、女性の骨盤の形が変化し、産道が狭くなりました。そのため、大きな赤ちゃんが産道を通過することが困難になり、難産が増え、出産によって命を落とす母親が増えました。ところが、従来より未熟な状態の小さな赤ちゃんが産まれた場合は、母子が無事であるため、早産の遺伝子をもつ母子が増えていったのです。しかし、未熟な赤ちゃんは歩行もままならないため、出産後、女性は自分で食べ物を手に入れ、外敵から身を守るのも困難になります。母子が自分だけの力だけ生き残ることはできません。つまり、特定の男性に守ってもらう、性の契約ともいえる、結婚が必要になったわけです。

 平安時代は一夫多妻ではなかった!?
 「ヒト」においては、その社会が発展してくことにより、結婚という形式が次第に確固たるものになったと考えられます。最たるものは一夫一妻という男女の契約ですが、実は思ったよりもずっと古くからあり、平安時代ですら結婚は基本的には一夫一妻でした。

 確かに『源氏物語』をはじめとして、平安時代の文学作品では1人の男に複数の妻のような女性がいるという状態が当たり前ですし、天皇には多くの女性が競って嫁ぎました。しかし、ここでいう妻は現代でいうところの妻とは異なります。例えば、『源氏物語』の主人公、光源氏にとって現代と同じ意味で妻といえるのは葵上と、女三ノ宮だけです。葵上は左大臣と光源氏の父桐壺院の妹宮との娘で、この結婚は桐壺院と左大臣との取り決めでした。左大臣に臣下に降った光源氏の貢献をこの結婚によって桐壺院は依頼したのです。女三ノ宮は光源氏の義兄にあたる朱雀帝の娘でした。朱雀帝から光源氏に是非にと頼まれて葵上の死後、不在だった妻の地位を彼女は受け継いたのです。つまり、正式な妻は実際には常に1人であり、身分的にも釣り合う相手が選ばれました。紫の上は光源氏と長年連れ添った、最愛の女性でしたが、彼女が正妻の子供でないことかしらして、身分的にも光源氏とはつり合いがとれません。紫の上が一緒に光源氏と暮らしていても、正式な妻ではないため、朱雀帝も娘を嫁がせたのでしょう。

🌟日本人の結婚の「意外」な歴史




 今も昔も結婚については色々なスタイルがあります。日本では一人の異性と結婚することが普通です。同性同士が結婚することもありますが、一般的には異性が一緒に暮らしを共にして子供を授かり、幸せな家庭を営むと言うイメージです。

 特に近年、ライフスタイルの多様化に伴い、様々なライフスタイルが存在します。

 昔から常識と言われている結婚のスタイルも生活者の変化に追いついていないのが現状ではないでしょうか。

 日本人の未婚率が上昇しており、結婚というライフスタイルを選択しない人達も増えています。



 未婚率はなんと70%を超えていると言われています。

 内訳は男性25歳〜29歳で71、8%と言う率、女性で25歳~29歳で60、3%となり、結婚の晩年化が進んでいることがわかります。

 背景にあるのは女性の社会進出だと言われています。

 女性が社会に出ないならなくなった背景としては非正規雇用などの収入減が原因でしょう。結婚しても共働きしないと生活ができないと言う社会的な要因です。

 もちろん、女性が働きやすい環境が整ってきたことはとてもいいことかも知れません。しかし現実は男性の収入・経済力が不安だから働くということが現実ではないでしょうか。

 経済的にやっていけるかどうか、これが結婚し子供を育てることに対して不安を感じてしまう社会になっているからでしょう。

 保育園についても誰でもが入れる訳ではありません。



 収入によって応能負担、応益負担となっています。夫婦の共働き世帯で中途半端な年収を稼ぐ世帯、例えば夫婦ともに年収600万円程度の共働き世帯が実際に使える年収は480万円〜500万円となります。健康保険や年金、市府民税などを差し引かれると実際はもっと下がる世帯もあるでしょう。

 こいった中途半端な世帯年収の家庭は何かを犠牲にしないと保育園料が払えなくなります。

 大体月に3万円程度の保育園寮がかかってきます。

 どの家庭も会社で働く訳ではありません。

 子育ての為に会社を辞める決断をする世帯、なんらかの原因で会社を辞めざるをえなくなった人達もいる訳です。

 こうした場合、貯蓄があれば良いのですが、元々の給料が安いので貯蓄まで中々回らないのが現状でしょう。

 これでは子供を産んで育てると言うことに対して躊躇してしまうのは仕方ないでしょう。

 夫婦二人なら十分な年収かも知れません。しかし子供が育ち、大学などに進学する場合、4年間の学費は私立なら500万円を超える大学も数多くあります。



 結婚できない社会が、恋愛の形を買えざるを得なくなってしまっているのではないでしょうか。

 待機児童問題についても、誰もが利用でき、経済的な負担が少ない制度にすることで少子高齢化は解消するのではないでしょうか。

 こうした社会環境の中で、人の幸せの形は様々で、子供を持たないという選択肢を選ばざるをえない社会になっているのが現状でしょう。



 結婚もしかり、結婚と言う選択肢を取らずにお互いを尊重する生活スタイルを選ぶ方が楽だと言う社会になっていることが問題ではないでしょうか。









【SKINからのお知らせ】

フィアットが売れている理由を探れ!

ケツを締める!ヒップアップ まとめ

先週>>
<<次週
メニュー