小説家を選ぶ チャック・パラニューク :: デイリーSKIN

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[2019年10月22日00時00分00秒]
小説家を選ぶ チャック・パラニューク


小説家を選ぶ チャック・パラニューク

(ライターFT)

チャック・パラニューク 

 チャック・パラニューク(Chuck Palahniuk, または Charles Michael "Chuck" Palahniuk, 1962年2月21日 - )は、アメリカの小説家。映画化もされた『ファイト・クラブ』がよく知られている。ネット上では彼の熱狂的なファンが多い。オレゴン大学でジャーナリズムを専攻。現在オレゴン州ポートランド在住。また、ブレット・イーストン・エリス、アーヴィン・ウェルシュ、ダグラス・クープランドといった、同じ1960年代前半生まれ、同じ傾向の小説家たちとともに、ジェネレーションXの代表的な作家としても見られている。

🌟出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』




 チャック・パラニュークを知ったのはブラット・ピット主演の映画「ファイト・クラブ」で知りました。この映画自体、日本でもヒットしたと思いますが、映画の内容も原作もカルト的な物語です。すでに「ファイトクラブ」の原作は日本でも入手困難でした。amazonで検索すると、今は新刊も発売され、新訳で読みやすくな理、比較的、すぐに入手できます。

 この作品の視点は「ぼく」なのですが、一度も「ぼく」の名前が出て来ないんです。

 主人公が「ぼく」なのか、この物語を見ている誰かなのかは最後まで分かりません。

 そして映画と原作の結末は異なります。

 とにかく場面転換が忙しい作品で、途中で混乱する。でも読み進めずにはいられないほど面白い作品です。

 もちろん、好き嫌いはあると思いますが、かなりオススメの問題作です。

 現実と過去、精神世界、こんな考えをする人間が存在するというのが、チャック・パラニュークの凄さではないでしょうか。

 映画は最高です。もちろん原作も。

 ブラット・ピットが一番カッコイイアタリ役です。



 とにかくぶっ飛んでいます。場面転換の技法として、ブラット・ピット演じるタイラー・ダーデンのファッションと髪型がいきなり変わります。



 もう一人の主人公、エドワード・ノートンですが、かなり病んでいます。



 彼は不眠症です。

 映画を最初に見た方が、より原作を理解できるかも知れません。

 チャック・パラニュークの作品は、これだけではなくサバイバーという作品もオススメです。

 文章がぶっ飛んでいます。ページをめくるといきなり47章、289Pから始まります。物語の結末に飛行機の墜落があるのですが、このカウントダウンなのです。

 登場人物はほぼ全員精神的におかしい人たちにみえます(笑

 まさにカルトなチャック・パラニュークですがオススメです。











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