薬物使用者は何故犯罪者と定義されるのか? :: デイリーSKIN

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[2019年08月04日00時00分00秒]
薬物使用者は何故犯罪者と定義されるのか?


薬物使用者は何故犯罪者と定義されるのか?

(ライターFT)

ヨーロッパの国で行われた挑戦 

 芸能界やスポーツ界をはじめ、著名な人たちが違法な薬物で逮捕されると、連日連夜各マスメディアがニュースとして報じる。そうした場面で、薬物使用はその人たちの「意思の弱さ」によるものであり、同時に「凶悪な犯罪」として報道されがちだ。そのため「薬物を使用する人」=「犯罪者」というイメージを持つ人が多いのではないだろうか。



🌟覚せい剤に大麻…薬物使用者をあえて「罰しない」驚きの改革の効果


 「ハーム・リダクション(害悪の軽減)」という手法がヨーロッパ各国で行われている。これは薬物使用者を厳罰化せずに個人の問題と定義する考え方になる。

 ウィキペディアによると、個人が、健康被害や危険をもたらす行動習慣(合法・違法を問わない)をただちにやめることができないとき、その行動にともなう害や危険をできるかぎり少なくすることを目的としてとられる、公衆衛生上の実践、方略、指針、政策を指す。

 これは合法、非合法に関わらず、精神作用のあるドラッグの規制を緩める事で、その使用により生じる健康・社会・経済上の悪影響を減少させることを主たる目的としています。

 オランダなどがその先駆けで、大麻の非犯罪化を推進してきました。



 アルコールと違法薬物の比較をし、非合法なドラッグとアルコールは全く違うという正論者の意見をよく目にしますが、精神作用に影響を及ぼす嗜好品としてアルコール、つまりお酒は強力な精神作用を誰でも及ぼすことが知られています。

 飲酒しての酩酊状態を楽しむことは、昔から我々の生活の中で普通に行われてきたことです。アルコールは危険なドラッグとしての印象は誰もが持っていないのが現実です。

 しかしアルコール依存症の人は、家族を崩壊させ、人間性をも失う状況に追い込まれることがあります。覚せい剤についてはアルコールなどより危険性が高いのは理解しているので、使用について制限されるべきで、非犯罪化する必要もないのかと思います。コカインやヘロイン、その他の非合法薬物は規制されるべきだと思います。



 でも覚醒剤やコカインを使用したことで、犯罪者となるのはどうなのか?



 罰則規定はあってしかるべきだと思いますが、厳罰化はやめるべきではと考えています。

 欧米に比べ、日本の薬物使用者はさほど多くないとは思いますが、欧米に追い越せ、追いつけではないですが、増えているのも実情でしょう。

🌟主要な国の薬物別生涯経験率 PDF

 上記リンクのPDFを見ると、日本がどれほど優秀なのかがわかります。

 圧倒的に薬物経験者が少ないのです。














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