インドという不思議な国 経済編まとめ :: デイリーSKIN

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[2018年11月01日00時00分00秒]
インドという不思議な国 経済編まとめ



(ライターFT)

インドという不思議な国


 中国の経済発展がメディアでは話題ですが、所詮一党独裁の信用できない国です。経済的にはすでに破綻していると言われていますが、大国中国は沈むまでにまだ時間がかかりそうですね。

 そして中国からインドへ、経済の渦は移り変わって行くのでしょう。

 2018年第2四半期、インドの経済成長率は8.2%だった。 

 予想の7.6%だけでなく、第1四半期の7.7%をも上回った。

 アナリストらは、製造業部門の好調と目下の貿易をめぐる緊張から切り離されていることが、  
 その成長を後押ししていると指摘する。

チャートで比較! 世界で最も急速に経済成長を遂げているのは、引き続きインド より引用

 経済的に成長する要因として、人口が多いということが考えられます。2022年頃にはインドが中国を抜いて世界第1位の人口となる見通し、中国は2030年頃から人口が減少すると言われていますが、インドは2060年頃まで人口増加が続くとされています。



 人口が多くなると消費も必然的に増加します。人口は現在の13億人から2050年には17億人まで増加する予想となっているので+30%の増加ということになります。「1人当たりGDP×人口」は「20倍×1.3倍」となり名目GDPは26倍になる計算です。



 そしてインド経済は安定するという見通しだと経済アナリストは予測しています。

 インドにおいてもリスク要因は、エネルギー問題です。原油を輸入に頼っている国になりますので、原油価格は直接消費に影響します。もう一つはインフラ整備の遅れと言われています。

 過去の日本でも田中角栄首相時代、経済成長が飛躍的に伸びましたが、これは日本列島改造論で、高速道路を整備したり、インフラを徹底的に整備しました。インドも同じように、現在の国内インフラを整備することで、飛躍的に経済発展することは確実ですね。



 そしてインドのインフラ事情は全く進んでいないという現実です。



 こんな状態ですので、インフラ整備は必要ですね。

 これからビジネスを考えるなら、インドは避けては通れない国ですね。

 そして中国よりインドの方が期待できる理由として、「世界最大の民主主義国家」と言われています。連邦議会選挙と州議会選挙が定期的に実施され、その結果にもとづいて政権が樹立されるという、民主主義の「手続き」の部分が機能しているということです。中国にはそれがない。

 しかしインドは宗教上、人々の自由や平等、社会正義が実現されているとは言い難い国でもあります。不可触民(アンタッチャブル)と言われている人達は、特に農村部では2018年の現在でも非常に迫害とも言える扱いを受けている。特に貧富の差は日本どころの話ではない。

 経済学者達はインドを早過ぎた民主化と揶揄し、中国を遅過ぎた民主化と言っている程。

 それくらい民主化の遅れと現状経済は開きがあるということになります。

 中国とインドにおける国民の政治的権利と市民的権利の比較


 早すぎたインドの民主化と遅すぎた中国の民主化 より引用

 インドはイギリスの植民地でした。

 1857年にインド大反乱という反イギリスレジスタンス運動が激化しました。イギリス植民地時代はインドとパキスタンがイギリス支配をされていましたが、宗教的にヒンドゥー教のインドとイスラム教のパキスタンと分離し、独立しました。1947年のことです。

 インドの独立には壮絶な戦争が背景にあり、独立までには長い道のりを経ての民主主義獲得だったことは日本人はあまり知らないですね。

 インドは親日国家としても期待できる一面があります。

 インドの独立には二人の人物がキーポイントになります。

 一人はガンジーです。

 そして非暴力だけでは独立は勝ち取れないと考えた人物、スバス・チャンドラ・ボース(1897−1945)がいます。「独立のためには、外国の武力が必要」と考え、武装闘争を選択します。



 チャンドラは当時、イギリスとの対立関係を明確にしていた日本に目を向けます。

 武力が独立の鍵と考えたチャンドラは日本に接触を図ります。日本は表向きは知らんぷりを決め込むのですが、密かにチャンドラを援助します。インパールやビルマで英国軍と戦った勇敢な日本軍をインドは同志と考えていたのです。日本とインドは英国の植民地政策に抵抗し、アジアを開放するために戦った戦友と感が得ているのです。

 インドが親日と言われているのは、お互いの利害が一致したことが大きな要因と言えます。
 











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