(ライターFT)
インドという不思議な国
中国の経済発展がメディアでは話題ですが、所詮一党独裁の信用できない国です。経済的にはすでに破綻していると言われていますが、大国中国は沈むまでにまだ時間がかかりそうですね。
そして中国からインドへ、経済の渦は移り変わって行くのでしょう。
2018年第2四半期、インドの経済成長率は8.2%だった。
予想の7.6%だけでなく、第1四半期の7.7%をも上回った。
アナリストらは、製造業部門の好調と目下の貿易をめぐる緊張から切り離されていることが、
その成長を後押ししていると指摘する。
チャートで比較! 世界で最も急速に経済成長を遂げているのは、引き続きインド より引用
経済的に成長する要因として、人口が多いということが考えられます。2022年頃にはインドが中国を抜いて世界第1位の人口となる見通し、中国は2030年頃から人口が減少すると言われていますが、インドは2060年頃まで人口増加が続くとされています。
人口が多くなると消費も必然的に増加します。人口は現在の13億人から2050年には17億人まで増加する予想となっているので+30%の増加ということになります。「1人当たりGDP×人口」は「20倍×1.3倍」となり名目GDPは26倍になる計算です。
そしてインド経済は安定するという見通しだと経済アナリストは予測しています。
インドにおいてもリスク要因は、エネルギー問題です。原油を輸入に頼っている国になりますので、原油価格は直接消費に影響します。もう一つはインフラ整備の遅れと言われています。
過去の日本でも田中角栄首相時代、経済成長が飛躍的に伸びましたが、これは日本列島改造論で、高速道路を整備したり、インフラを徹底的に整備しました。インドも同じように、現在の国内インフラを整備することで、飛躍的に経済発展することは確実ですね。
そしてインドのインフラ事情は全く進んでいないという現実です。
こんな状態ですので、インフラ整備は必要ですね。
これからビジネスを考えるなら、インドは避けては通れない国ですね。