(ライターFT)
世界遺産にいこうかと!
なぜ、今更世界遺産なのか?
行ったことがないからです。
長崎の「潜伏キリシタン」が世界遺産に決定しましたが、「潜伏キリシタン」って、建物?人間?というレベルです。
行けばそれなりに自分でも調べたり、現地でも何かが分かるのかも知れない。そんな想いから、世界遺産に一度は行かないとと考えています。
しかも、日本には20もの世界遺産が存在するようです。
「日本人に生まれて世界遺産を知らんとはどうゆうことやっ!」
そんな叱責を受けそうな気がしています。(誰に?)
関西に住んでいれば、法隆寺くらいは行ったことがありますね。
世界最古の木造建築で、1993年に世界遺産登録されています。実際には法隆寺地域の仏教建造物が世界遺産に登録されているのですが、法隆寺の建造物47棟と法起寺の三重塔を加えた48棟が含まれているそうです。
奈良ってすんごいんですねぇ〜
いやぁ〜〜
ええやないのぉ〜〜
日本の古き良き時代の建物ですねぇ〜〜
五重の塔、聖徳太子ゆかりの寺院です。推古9年(西暦607年)、今から1400年以上前に建てられた最古の木造建築になります。日本書記に記載されているのですから、すごいですねぇ〜〜
でも西暦690年頃、一度火災で全焼したらしいです。
それでも日本最古の奥増建築である事は間違いありません。
関西に住んでいて、観ないわけにはいかないですね。
ガイドさんをつけると、さらに詳しいことがわかるようで、ガイドさんをお願いして観たいと考えています。
携帯電話などでの音声アプリも富士ゼロックスが提供してくれているので、これを利用するのもいいですね。ガイド情報が設定されたスポットに近づくと、GPSの位置情報を利用して、音声によるガイドが自動的にスタートします。
のっけからとんでもないオヤジギャグをかましてくれていますが、Youtubeでも法隆寺の解説などもあります。
そして「釈迦の入滅を悲しむ弟子たちの塑像」では、悲しむ弟子たちの中に、完全に人間では無い像もあります。
これは・・・
しかもこれは肉眼でも確認しづらいらしく、よく観ないと分からないくらいの大きさらしく、十二支のウチの「馬」「鼠」「鳥」らしく、薬師如来の護衛である「十二神将(じゅうにしんしょう)」では無いかと言われています。
しかしなぜ、3体?
イラクのシュメール文明の遺跡に残る像やレリーフに「馬頭形侍者像」に似たものが出土していたり、エジプトにも爬虫類の頭を持つ神様がいたり、実際にこの像に似た頭蓋骨が出土していたりしているそうです。(どこで出たんや!?)
法隆寺には七不思議も存在します。
●法隆寺の七不思議? より抜粋
その1.法隆寺の伽藍には蜘蛛が巣を作らず、雀も糞をかけない。
実際の所は、蜘蛛が巣を作り鳥の糞も多く見受けられます。
これは法隆寺をこのような清い寺に保とうという僧たちの心持ちの表れではないかと思われます。
その2.南大門の前に鯛石と呼ばれる大きな石がある
南大門の階段の下に魚の形をした石が地面に埋め込まれています。この石には、どんなに大雨が降ってもこの石の位置よりも水位が上がらないということから、魚(水)はここまでまでしか来ないという意味が込められています。
その3.五重塔の上部の九輪に鎌が四本刺さっている
この鎌は聖徳太子の怨霊封じのためという説もありますが、落雷防止を祈願するもので、雷の魔物が塔に降りようとするのを防ぐためのものとされています。これは中国古来の五行が関係し、五行では世の全てのものは、木火土金水の五つに属し雷は「木」、鎌は「金」とされます。そして金は木に勝ることから鎌がかかっていると考えられます。またこの鎌が上向きに見えたらその年は米が豊作で、下向きに見えれば凶作であるともいわれています。
その4.法隆寺の中庭に伏蔵(ふくぞう)が三つある
伏蔵とは地下の蔵のことで、法隆寺が破損した時、再建ができるように財宝が収められているところです。金堂の北東の角、経蔵の中、回廊の南西の角にあり、石の蓋で覆われています。
その5.因可池(よるかのいけ)の蛙には片目がない
西院伽藍と東院伽藍を結ぶ石畳の大路の奥にある因可池は付近には昔、太子が住んでいた斑鳩宮がありました。太子が学問をしている時に蛙があまりに鳴いたそうで、静かにするように筆で目をついたところ、この池の蛙はすべて片目になったといわれているそうです。
その6.夢殿の礼盤(お坊さんが座る台)の裏が汗をかいている
夢殿の救世観音像の前に礼盤(らいばん)と呼ぶお坊さんが座る台があります。
毎年2月にこの礼盤を日光に当て、陽の光により帯びる水気の量によって豊作か凶作かの占い(夢殿のお水取り)を行います。
その7.雨だれの穴が地面にあかない
実際には、雨だれの穴はいくつも見受けられましたが、この言い伝えは法隆寺の水はけの良さ、地盤の良さを表しているものだと思われます。
これらの謎は、法隆寺の公式として認められているそうです。
こうした謎解きもしながら秋頃、涼しくなった頃に法隆寺のレポートをしてみたいと思います。