今の世の中が少し残念なわけを探ろう :: デイリーSKIN

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[2017年01月31日00時00分00秒]
今の世の中が少し残念なわけを探ろう

「グローバル化」が諸悪の根源か むしろ機械や技術が職を奪っている 要因の冷静な分析が必要だ 学習院大学教授・伊藤元重



(ライターFT)

今の世の中が少し残念なわけを探ろう


 グローバリゼーションの現代、企業は利益を求め賃金の安い国に工場を構えるこで、結果的に国内の空洞化、つまり工場が海外に移転し国内の製造業は壊滅的になった。国内で製造業が盛んだった頃、工場で作られた荷物を乗せた大型トラックが街を走り、街は賑やかだったと思います。

 イギリスとアメリカがグローバル化からの離脱の方向に向いている。イギリスは2016年6月のブレグジット(EU離脱)、アメリカのトランプ大統領誕生が歴史の方向性を変える転換点ではと考えています。



 上記リンクで学習院大学教授がグローバル化だけが悪者ではないというような産經新聞の記事を書いているが、実はこの教授、国の御用学者さんです。消費税増税の推進者で、グローバル化も推進している学者さんになります。

 私達は新聞に掲載されていたら、無条件で信用してしまいます。テレビのニュースなんかでもそうです。マスコミから発信される情報を全て無条件で信用しています。マスコミの報道の中にはかなりの確立でプロパガンダと思われる報道が多いです。北朝鮮などの分かりやすいプロパガンダではなく、巧妙で一見分からない、そうした情報を何度何度もニュース等で流し、国民を洗脳している。



 日経新聞の「反グローバル化は間違いだ」という記事が中々面白い。有料会員しか閲覧出来ないのが残念なのですが、イギリスのエコノミストが書いた記事を日経新聞で掲載したものになります。これもイギリスのプロパガンダかも知れないですね。EU離脱の頃の記事と思いますが、何かの力が働いているとしか思えない。

 はっきり言ってグローバルなんてのは大企業と金持ちにしか恩恵をもたらさない仕組みだ。

 小泉政権以前の日本を考えてみて欲しい。

 規制だらけで単純な建設労働も最低賃金が決められ、認可を受けた土建屋しか建設現場に入れなかったのです。当時は人材派遣している建設会社だけが潤うと批判の的にされ、規制緩和により、認可を受けた建設会社以外の会社が参入しやすくなり、自由競争となり結局、そこで働く人夫や職人の単価が下がり続けたのです。



 当時、土工と呼ばれる現場の片付けなどの技術などあまり関係ないキツい労働者の最低単価が11500円でした。規制が撤廃し日当8000円とかになっている。グローバル化により建材費も落ち、人夫の単価も落ちた。中小企業は過酷な競争に晒され、大手のみがその資金力で市場を一人勝ちするという構図が出来上がってしまっている。

 政府は企業を潤わせれば、その富は滴り落ちるトリクルダウンなんて横文字を使い、私達をケムに巻いた。トリクルダウンを信じるしかない私達は潤う企業からのおこぼれを貰おうと待つが、一向に富というあま〜〜い密は落ちてこないという構図となった。











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