ヘイトフル・エイト タランティーノ最低傑作!登場 史上最も最低なラストシーン :: デイリーSKIN

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[2016年09月15日00時00分00秒]
ヘイトフル・エイト タランティーノ最低傑作!登場 史上最も最低なラストシーン

【密室ミステリー】!ヘイトフル・エイト.
 
 とにかくあのラストシーンは映画史上最低最悪のラストシーンと言える。

(ライターFT)

ヘイトフル・エイト タランティーノ最低傑作!登場 史上最も最低なラストシーン




 映画を観終えた後、大体の人はスッキリしたり、考えさせられたりしたりする。しかしこの映画のラストでは考えさせられたり、ショックだったりという感情ではない。

 「ひでぇな、これは」

 なんて感情ではないか?

 後味の悪い映画と簡単に片付けられない悪意がある。その悪意をまるで感じさせないのがこの映画でタランティーノが観客にした最大のポイントかも知れない。冒頭にも書きましたが、出演者全員に感情移入出来ないから。



 ビョーク主演の「ダンサー•イン•ザ•ダーク」のラストでは、真面目に生きて来た不幸な生涯を終える女性の不条理な死、というテーマをショッキングなラストシーンで締めくくった。

 誰もが気に入るラストではないけど、映画や原作を深く考えればとても優秀な作品だったと言える。

 あえてラストの描写については書かないでおくが、嫌悪感という言葉がピッタリ来る。でもそんな嫌悪感を感じながら、タランティーノの意図が分かり納得出来る。

 ホラー映画の残虐シーンとはまた違う嫌な気分になれる。



 人間って理不尽で自分勝手で残虐な生き物なんだと再認識させられてしまう。

 イスラム国等で行われている残虐な処刑など、人間の残虐さを訴えているの?タランティーノは?なんて思わず深読みしてしまう(笑

 基本的にタランティーノ映画はファンタジーであり、エンタメ作品である。とにかく簡単に首が飛んだり、顔が吹っ飛ばされたり、血みどろになったりまさにリアリティに欠ける。本当にイスラム国で無い限り、こんな現実は日本ではあり得ない。



 パゾリーニのような痛烈なナチ批判、キューブリックのような善悪と洗脳等のテーマではなくタランティーノはエンタメ作品であることが前提。



 この映画でタランティーノは西部劇のオマージュが沢山散りばめられていたりと、映画ファンが喜ぶシーン満載のようです。

タランティーノ最新作『ヘイトフル・エイト』とそのオマージュ元の作品を並べて比較した編集映像が話題に.

 とにかく平気で女を殴り倒し罵倒しまくる。人種差別も関係なく、変態的な描写も関係ない。

 痛快で最低で傑作、これが出来るのはタランティーノだけではないだろうか。











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