心に残る映画の名シーン :: デイリーSKIN

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[2016年03月05日00時00分00秒]
心に残る映画の名シーン

映画内で最も美しいとされる135シーンをつなぎ合わせて作ったショートフィルム

 私が最も美しい映画のシーンと思っているのは、「フレンズ ポール&ミッシェル」というイギリス映画だ。

(ライターFT)

心に残る映画の名シーン




 「フレンズ ポール&ミッシェル」は1971年公開のフレンズ。今の今までフランス映画と思っていました。ストーリーは14歳の少女と15歳の少年が出会い、恋愛、妊娠、出産という当時では衝撃的な内容だった。

 舞台はパリ、二人は恋に落ち少女の父が持っていた小さな古ぼけた別荘で駆け落ちし、密かに暮らす。お坊ちゃんだった少年が自分たちだけで生きる過酷な現実の中で、医者にも頼らずに出産、貧困の中、二人は慎ましやかに生きるのだけど、捜索願が出されていた少年には、警察官が居所を突き止める。



 こんな内容です。

 二人が一生懸命生きる姿が、最後には壊れてしまうと分かっているのですが、最後のシーンではそれはあえて描写しない、エンディングは仕事にいく少年を、赤ちゃんを抱いた少女が見送る。少年は側転をしながら場面はスローモーションに。

 「バイ、底抜けのおバカさん」

 少女は赤ちゃんを抱きながら幸せそうな表情で少年に声をかける。

 このシーンはまさに名作で最も美しいシーンと言える。エルトン•ジョンの挿入歌も最高に合っている。

 主人公のミッシェルを演じたアニセー•アルヴィナは2006年に53歳という若さでこの世を去ってしまった。



 皆さんも是非。

ポール&ミッシェル エルトンジョン











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