最近のB級映画は面白すぎる。宇宙人ポールの宇宙人はグレイそのもの。 :: デイリーSKIN

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[2015年11月28日00時00分00秒]
最近のB級映画は面白すぎる。宇宙人ポールの宇宙人はグレイそのもの。

宇宙人ポール

 タイトルからB級感を全面に押し出した、宇宙人ポール、観た感想からいうと★4つといえる秀作?だ。

(ライターFT)

最近のB級映画は面白すぎる。宇宙人ポールの宇宙人はグレイそのもの。




 監督はグレッグ•モットーラというテレビディレクター上がりの監督さん。長編映画は宇宙人ポールを入れてまだ5本。宇宙人ポール以外は日本未公開作になり日本初のグレッグ監督のお目見えとなる作品だ。

 ストーリー
 イギリス人のおたく2人がアメリカのコミケに行く旅行中、ひょんな事から宇宙人を助け、友情が芽生え、宇宙人ポールを自分の宇宙船まで届けるというストーリー。



 主人公はニック•フロストとサイモン•ペグというイギリスの人気コメディコンビ。元々、この2人はサイモン•ペグが脚本のテレビシリーズ「スペード」という番組で、スターウォーズおたく演じ大人気になったコントをモチーフにしており、サイモン•ペグは本気のスターウォーズおたく。

 この主人公、サイモン•ペグがハリウッド映画で引っ張りだこらしい、注目の役者さんでもある人気のイギリス人俳優さんなんです。相方のニック•フロストも同じくイギリス人コメディアンで人気らしい。

 この宇宙人ポール、2011年の作品。

 宇宙人のモチーフはあの有名なグレイ。


 キャラはそのもののグレイをモチーフにエリア51から逃げ出したという設定。そして逃げている時、車の運転が下手で事故っちゃい、後ろを走っていた2人にヒッチハイクし、仲良くなり一緒に旅をするというストーリー。

 面白いのは、この宇宙人ポールの性格がアメリカ人そのもの。ブラックジョークは吐きまくるわ、短パンにサンダルという軽装、とにかく軽いんです。こんな軽いアメリカ人、よく映画でも見ますね。主人公2人はイギリス人なので、その堅い雰囲気がなんとなくおかしい。きっとアメリカ人とイギリス人が見たらもっと笑えるのだろう。

 SF映画のオマージュも沢山散りばめられており、変装して街を歩くシーンなんかはあの有名な捉えられた宇宙人を完全にパロっている。



 物語の途中からヒロイン役の女性が登場するのだけど、この女性の設定が可笑しい。キリスト原理主義者の父に厳格に育てられた女性という役所。ポールの力で、神はいないことに気がついた後の彼女の暴走っぷりが最高に可笑しい。

 「私はこれから淫行するわ、ペニスぅ〜〜」

 などと叫びまくったり、マリファナ吸ってぶっ倒れたりと思わず笑ってしまう。

 観ていると、宇宙人ポールの目がキラキラしていてなんともカワイク思えてしまう。

 私が見た中で2015年度の暇つぶしには最適な一本といえます。











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