「男を敵にする」くらいの考えがないといけないかも知れないニホンの現実 :: デイリーSKIN

先週>>
<<次週
[2015年09月16日00時00分00秒]
「男を敵にする」くらいの考えがないといけないかも知れないニホンの現実

野田聖子氏「男を敵にする」 政策集団立ち上げへ

 女性と男性の社会的な差は我が国ではまだ大きいと思います。少子高齢化に伴う稼働年齢層の解消として、女性の労働力が期待されている。


(ライターFT)

「男を敵にする」くらいの考えがないといけないかも知れないニホンの現実




 女性の年収、低すぎ? 日本はこの30年、男女の格差が埋まっていない【データ】
 上記リンクをご覧頂こう。こうしたデータでも分かるように男性と女性の差が歴然としているのは現実なんです。



 男尊女卑という、日本に昔から根付いているやっかいな意識です。法的には男女雇用均等法という法律があるのですが、これらが守られていない現実というのが、この法律に関する罰則規定ではないだろうか?この男女雇用均等法、1986年に施行されている。1997年、2007年に大幅な法改正が施行されていますが、まだ男女の賃金格差は埋まりません。

1986年施行:
- 採用、昇進における男女差別の撤廃を努力義務に。
- 教育訓練、福利厚生、定年・解雇における男女差別を禁止。
 
1999年改正法施行:
- 採用、昇進における男女差別の撤廃を努力義務から禁止に。
 
2007年改正法施行:
- 間接差別の禁止。これにより「合理的な理由なく総合職の募集において転勤を要件とすること、転勤経験を昇進の要件とすること」が禁止された。
 
2014年改正法施行:
- 間接差別の禁止の範囲拡大。「すべての労働者の採用、昇進、配転などにおいて合理的な理由なく転勤を要件とすること」が禁止された。 

 男女雇用機会均等法では「共働き」を実現できない より抜粋

 根底にあるのは男尊女卑という意識、これがまだまだ日本では根付いている。だからこうした法律があるにも関わらず、賃金格差は埋まらずに女性達の女難は続いている。ここで野田聖子議員が「男性を敵」とみなす政策にするのは正しい選択ではないかと言える。これくらい過激にメディアに訴えないと世の中は変わらないだろう。

 上のリンクより抜粋した法改正に足りないのは「罰則規定」、これがないと誰も法律を守らないだろう。無意味な法施行を行うならしない方がマシ。女性はもっと怒るべきだ。

 大阪市の場合、こうした法律を守ろうとしており、職員の男女比は半分は女性に近づいているらしい。

 個人的な意見として、男女の賃金格差をなくすことでこれから起こりえるであろう労働力不足の解消に繋がるのだろう。移民を受け入れるなんて愚策をしないで済む。今こそ女性のパワーを最大限に利用すべきだ。

 私は以前、女性パートが多く勤務している会社で働いていたことがありました。40代から50代の女性パートさん達が多く働く現場でした。ここで彼女達の優秀な働きっぷりを現実に見てきました。家計を助けるため、子育てに役立てる為に皆、一生懸命真面目に働いてくれていました。何より優秀で勤勉、責任感も強い。

 でもパートの時給は最低賃金に毛の生えたような時給。

 もう、10年以上前から女性達の実力は認めていたし、認めざるを得ませんでした。

 今回の野田聖子議員の「男を敵にする」という政策、実現し女性全体の給与を上げて欲しいと思います。もちろん全体的に男女の給与格差をなくし、賃金も上がれば日本の経済はもっと活性化するんですが。

 資本主義というニホンの現在、それをしないのはまさに愚の骨頂といえるのではないでしょうか。











🌟とにかくセクシーなMUSIC PV ニッキー・ミナージュ ケツを自在に動かせるスンゴイ技

先週>>
<<次週
メニュー