妖怪人間ベム は差別のオンパレードだった! :: デイリーSKIN

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[2011年11月25日00時00分00秒]
妖怪人間ベム は差別のオンパレードだった!



 妖怪人間ベム、小さな頃毎回楽しみに見ていました。

 衝撃的なオープニングとジャジーなオープニングソング

 指が3本。

 今でも面白いホラーアニメ。

 

 
(ライターFT)

妖怪人間ベム は差別のオンパレードだった!





 妖怪人間に限らず、昔のアニメには放送禁止用語のオンパレードだった。

 ただ、それは規制前だったというのもあったし、放送業界が成熟していなかった成長期
だったからとも言える。だからといって今、そうした話をしてもいいのかという問題もあるだろうが
してもいいと思います。

 差別用語や放送禁止用語が多かったからといって名作に残されたヒューマニズムや優しさ
その他単純なメッセージなどはマイナスをプラスに変える要素を持っていると思います。

 特に「3本指=化け物」

 この表現が非常にまずいようです。

 オリジナルアニメでの妖怪人間べム、ベラ、ベロの指は3本なんです。

 実写版では違いがあります。

 

 ウィキによると物語の誕生秘話が詳しく記されている。

 彼らが生まれたのは1700年代の18世紀となっている。実写版でもいつまで経っても死ぬことが
出来ない設定となる。そして無国籍風に描かれている。

 当時はホラーアニメという数少ないジャンルの中で、この妖怪人間ベムは他のアニメや子ども向け
ホラードラマとは少し様子が違っていた。

 海外風という作りが子ども達には馴染みが少なかったと思います。

 歴史のあるヨーロッパのどこかの田舎、というような場所が多く舞台とされていたような気がします。
もちろん、街から街へと難事件、怪事件を人知れず解決していき、助けた人間に化け物扱いされ、街を
追われ、別の街に行くという設定だった。

 ベムのオリジナルアニメの設定だと、きっとあれは黒人をモチーフにしているのではないだろうか。
スキンヘッドの黒人、もしかしたら少し白人の血が混ざっていたのかも知れない。

 亀梨君とは程遠い雰囲気なのは間違いない(笑



 驚くのはキャストやキャラクターだけでなく、当時のオリジナルアニメは韓国で制作されたという話がある。
日本人作画スタッフが韓国に派遣され、東洋放送の動画製作部で韓国人スタッフを指導する形態での作画作業になっている。
風景や色遣い、キャラクターの表情などに日本人にない韓国人の発想が反映されて、本作の独特の無国籍性が醸し出されたの
だと作画監督の森川信英は説明している。(ウィキより抜粋) 

 今のTVアニメプリキュアなどもタイのアニメーターに動画制作依頼をしているらしい。

 当時から業務委託してたんですね。

 そしてアニメでの主人公はベムではなく、ベロだったというのも今と違う点かも知れない。

 実写版は賛否はあるにせよ、妖怪人間世代の私達は興味深々なのは間違いない。

 オリジナルの本質であるテーマ、ヒューマニズムを基本としているのも昔と変わらない。

 ベロ役の福くんが妖怪人間に変身する前に泣きながら人間を助けてあげてというシーンは
凄く良い演技でした。

 

 亀梨君のベム、これはこれで仕方ないのではと思います。

 彼がベムを演じることで視聴率を稼げるならそれはそれでいいのではないか?

 そしてヒューマンドラマだということ。

 誰が見ても楽しめる作品というのは難しいもんですね。

 では!


  


















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