インディーズ インデペンデント :: デイリーSKIN

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[2011年01月22日00時00分00秒]
インディーズ インデペンデント

    あなたの知らない”音”をSKIN代表のFTがご紹介して行きます。

 そんなの、知らんでもええわいっ!という声も聞こえてきそうですけど、これがまた笑えるのさ!
って、お笑い目的ではありませんので!真面目にやりますよ!皆さん、少し付き合ってくださいね。(ライターFT)


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┃『インディーズって何?』
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 今週はインディーズって何?

 ちゅー事で色々と調べて行きたいと思います。

 インデペンデントとは独立という事らしい。正しくはIndependence
イメージ的には大手レコード会社からはCDなどをリリースせずに規模は小さいけど自主的にプロデュースしたり宣伝したりと言った感じなのか。


 そもそも何故インデペンデントにしなければならないのか?
たくさんの理由があげれるが、大きな一つの理由として、『過激な思想、過激な歌詞』などの理由で大手メジャーレーベルからは敬遠されてしまうといった理由だ。

 簡単に言ってしまえば

     『禁止ソングを勝手にリリースしちゃえ!』

 ってな所から始まったって訳なのだ。

  まず、日本の場合

 1969年に設立されたURC(アングラ・レコード・クラブ)が日本初のインディーズ系レーベルのようだ。

 このインディーズレコードは高石ともやが所属する高石事務所が会員制の通販を始めたのが最初のようだ。

 高石ともや公式HP
 http://www.geocities.jp/takaisi_tomoya/

 大体、高石ともやと言えば

  『ひぃ〜とよ、ひとよにひとみごろ、

    富士山ろぉ〜くにオームなぁ〜く』
(若い奴は知らないな)

 こんな歌歌ってたイメージしか無いぞ!あとマラソンも!

 過激な思想なのかな?

受験生ブルース ホールバージョン 高石ともや


 このひとはあがた森魚

 しかしだ、このURC(アングラ・レコード・クラブ)、かなりクセモノ揃いのインディーズレーベルなのだ。

 岡林信康・はっぴーえんど等の大御所ミュージシャンのレコードをリリースしたりと顔ぶれは凄いメンバーなのだ。

山谷ブルース 岡林信康


暗い・・・

 はっぴーえんどなんて今聴いても時代を感じさせないバンドだ。

  3:風をあつめて


はっぴーえんど

 それから78年までは省略するけど78年にゴジラレコードと言うインディーズレーベルからフリクションやミスターカイトといった、日本のパンク、ニューウエーブの添明となったバンドが頭角を現し、「東京ロッカーズ」というムーブメントが勃発した。

 そして80年代に入りスターリンや、じゃがたらといった個性のカタマリのようなカルトなバンドがインディーズからリリースした。

JAGATARA TANGO '89 MUSE HALL-8


 当時、過激すぎるパフォーマンスで名をあげていた遠藤ミチロウひきいるスターリンは3000枚のセールスを記録したようだ。

スターリン


 当時はインディーズで3000枚と言うセールスはすごい事だったようだ。

 スターリン
 スターリンはとにかくショッキングなライヴをするので有名だった。

 http://www.youtube.com/watch?v=6ENlLrd6dJw&eurl=

http://www.youtube.com/watch?v=DG_cTcQxwvU&eurl=
 Youtube動画


 豚の臓物をステージで投げ散らかしたり、書けないような事も・・・

 遠藤ミチロウの詳しい情報はこちらまで
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A0%E8%97%A4%E3%83%9F%E3%83%81%E3%83%AD%E3%82%A6怖くて書けないし・・・

 オレ自身はスターリンより ”じゃがたら“ の大ファンだった。
Voの江戸アケミは凄かった。カリスマだった。

 特にじゃがたらはインディーズにこだわり続け、インディーズの可能性を最大限に引き出したバンドではないだろうか?

 1990年に自宅の浴室で不慮の死を遂げてしまったけど・・・


 名盤・南蛮渡来※3度の再発を経てBMGビクターよりCD化・発売中
お勧めだぞ!

http://www.youtube.com/watch?v=U55WJ1iFirc&eurl=
Youtube動画 かなり貴重


 江戸アケミ、遠藤ミチロウに関しては次回に詳しく伝説と取り上げるとして、インディーズの話に戻ろう。

 特に最近90年代以降のインディーズレーベルのセールスは凄まじい。

 海外でもそうだけど、日本もそうだ。

 メジャーな所で言うとXJAPANだろう。
売り上げだけで言えば当時インディーズでは恐ろしい程のセールスを上げていた。1万枚突破とかのインディーズでは考えられないセールスだ。

 オレは奇抜なメイクとファッションで売り出し中だったメジャーデビュー前のXと大阪の西九条にあるライヴハウスで対バンした事がある。

 どうせカッコだけのバンドだろうと思っていた。

 リハーサルでシュンってなってしまった。

 Xのリハをみて ”シュン” となるイメージ

 曲はさておき、特にDrsのYoshikiにはマジで度肝を抜かれた。
あの細い体から繰り出されるパワーは並では無かったのを覚えている。そりゃ、首もおかしくなるわ!

 この頃からインディーズバンドはメジャーレーベルに行くための足がかりに過ぎなくなっていったように思う。

 自主制作のレコードの売り上げがメジャーになる大きなチャンスに繋がったりした。そして売れる為の曲作りが始まってインディーズの面白さが無くなったように思う。

90年代のメロコアムーヴメントもインディーズでセールスを上げる手段のような気がする。それが良い悪いは別にして。

 特にキャッチーなメロディにパンクの要素を取り入れたバンドが流行った。海外でも日本でもそう。

 特にモンゴル800なんかはメジャーの大手レコード会社を脅かすセールスを記録していたりとその人気はカルトな域をすでに超えてしまっている。

モンゴル800の所属するHIGHWAVEのHP
http://www.highwave.co.jp/

 インディーズもメジャーも最近では境が無くなってしまった。
バンドやミュージシャンにとっては一つの方法が確立されてしまったようだ。

 しかし語源をたどるとIndependence(独立)と言う語源だ。
何からの独立なのだろう。

 芸術性をあまり考慮に入れず、聴きやすく利益を優先させる商品としてのRock、株主を満足させるRock、大衆の嗜好に合わせたRock、そんなものはRockやパンクと言えるのだろうか?

 株主優待

 しかし、インディーズの中には本物のインディーズもたくさんある。但し見極めが重要になってきている。

 インディーズの始まりから現在の状況をかいつまんできたけど、本当にいいインディーズバンドやミュージシャンがいたらご一報下さい。SKINで紹介致します。

 本当にいいインディーズミュージシャン
 夢想回路 詳しくはこちらを!
 http://ag-skin.com/daily/skinblog.cgi?mode=2&sn=20


 では、また来週!

 













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