釜ヶ崎人物伝 その1 一条さゆり :: デイリーSKIN

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[2011年01月14日00時00分00秒]
釜ヶ崎人物伝 その1 一条さゆり

 西成。

 生と死、生きるということを感じさせてくれる街、釜ヶ崎。

 スラムともいえるこの街で生きてきた人物をピックアップしたいと

 思います。


(ライターFT)

 釜ヶ崎人物伝 その1 一条さゆり




 画像を見て頂いてもわかるように一条さゆりとは人気ストリッパーだった方です。



 さゆリストと呼ばれるファンまでいたらしく当事のアンダーグラウンドではカリスマ的存在だった。

 注目度は抜群で当事のストリップ劇場で特出しと呼ばれる局部を露出するさきがけとされていた。



 9回も公然わいせつ罪で逮捕され、、「ストリップは大衆娯楽、猥褻にはあたらない」として最高裁まで争い、懲役1カ月が確定し、刑務所に収監される。

 エロスという世界で自由を主張した彼女は出所後、度重なる不幸にあい、全身やけどなどを負い、釜ヶ崎に落ちた。

 落ちたという言い方は良くないかも知れないが、あえてそう書きたい。

 釜ヶ崎解放会館の三畳間で寝泊まりをし、1997年(平成9年)8月3日肝硬変の悪化で68歳でこの世を去ってしまう。

 栄光と挫折、エロスというアンダーグラウンドの自由を叫んだ女神の寂しい最後はわずかな日銭で大好きなお酒を飲むことだった。

 アンダーグラウンドの女神らしく、彼女は相当の虚言壁があったそうで、密着取材をした加藤詩子さんというルポライターも苦労したそうです。

 男に金銭を渡すことで愛情表現をしたり、DVな男に引かれる彼女の生命力。

 一瞬でファンを魅了する優しさと気遣い。

 公然わいせつ裁判では当事クーラーが無かった裁判所でおしぼりで弁護士の汗を拭き、また大騒動。

 生きる為に何でもした彼女の生き方は釜ヶ崎という土地にふさわしいのかも知れない。

 死ぬまで男に搾取され、騙されても尽くしきった彼女の人生。

 寂しく釜ヶ崎で死んでいった彼女の人生は一体何だったのだろうか?

 次回はそのあたりをもう少し詳しくやりたいと思います。












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