死刑制度を考える。 :: デイリーSKIN

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[2010年09月02日00時00分00秒]
死刑制度を考える。

 重い話題です。

 死刑制度を考える。

 刑場公開本社記者ルポ 線香のかおり漂う

 8/27のニュース報道で日本で始めて刑場の映像が公開された。

 ニュース記事によると、刑場は線香の香りが漂っていたという。

(ライターFT)

 死刑制度を考える。


刑場公開へ、司法に与える影響は


死刑執行の刑場を初公開 千葉法務大臣の指示(10/08/27)


法務省、死刑執行の「刑場」初公開


ニュース動画を見て頂ければ、どういった場所で死刑が執行されていくのかが良く分かる。

  現在の日本では、死刑を存続させるか否かとう議論が起こっている。
 存置論 (存続論)、死刑制度の廃止を主張する廃止論(反対論)があるとされる。

  すでに世界的な状況としては死刑廃止に向いていると思われてきた。

 しかし最近では、海外の死刑制度を廃止した国でも死刑復活という論議も大きく取り上げられている。

 死刑を廃止したことにより、凶悪犯罪が増えたことが原因とされている。

 死刑を復活することにより、犯罪の抑止力が主張されている。

 一番の問題は被害者感情ではと思います。

 死刑を廃止した国は141の国が完全に死刑廃止を法的に定めている。

 死刑制度を維持している国は56ヶ国。

 死刑制度は廃止の方向に向かっているのは事実です。

 先進国で死刑制度が認められているのは日本とアメリカだけです。

 しかしアメリカは州によって廃止されている州もあります。

 日本では死刑判決や死刑執行の数は減らずに増えている傾向にあるという。

 背景には凶悪犯罪の増加、凶悪犯罪の低年齢化などがあります。

 日本の世論は死刑制度を支持しているようです。

 約8割の人々が

 「場合によっては死刑もやむを得ない」

 という調査結果もあります。

 そして

 「どんな場合でも死刑は存続すべきである」

 と考える人は約50%の方が考えています。

 以前の私は死刑廃止派でした。

 理由は、法律で殺人を認めていないのに、法的に死刑という殺人をを認めている矛盾点でした。

 しかし今は自分でも分からないでいます。

 まずは被害者の感情を考え、自分に置き換えた場合。

 例えば家族や友人がもし事故などではなく誰かの手で殺められてしまった場合、

 絶対に我慢できないと思います。

 死刑執行の流れ

  死刑は刑務所では行われません。

 拘置所で行われます。

 拘置所の職員は当日まで死刑執行人になることは明かされない。

 誰でも死刑を執行する役目は嫌なもの、前もって分かっていたら

 当日に理由をつけて休む職員が続発した為と言われています。

 「お別れの時がきました」

 こうした言葉で職員から死刑囚に声がかけられるそうです。

 死刑囚は拘置所職員職員10名くらいに囲まれて刑場まで連れて行かれるそうです。

 この時、死刑囚は震えなどが止まらなく、引きずられるようにして刑場に向かう死刑囚もいるらしい。

 死刑囚は刑の執行当日、甘いものなどが出されるらしい。

 刑が執行される前、お坊さん(宗教により神父など)が

 「罪を償うと天国に行ける」

 などのことを言われ、おとなしく死ぬように言われるそうです。

 刑の執行には3人の職員が同時にボタンを押すそうです。

 職員の精神的負担を軽減する為だそうです。

 
 そして上の動画の部屋で刑の執行が行われる。

 拘置所職員は「死刑執行手当て」5,600円が現金で支払われるそうです。

 
 あまり詳しくは書きませんでしたが、大体の流れはこうした流れになるそうです。

 
 死刑制度を存続させるのか、廃止させるのかという個人的意見は

 分からない。

 のが本音です。

 ただ死刑制度を維持させているのは国民にも少し責任があるように思います。

 以前、mixiのあるコミュニティでこの問題を取り上げていましたが

 最後には感情論の戦いになっていました。

 感情の問題は避けては通れないのでは思います。

 もし、池田小無差別殺人事件の遺族だったら、

 あなたは許すことが出来ますか?

 難しい問題ではありますが、死刑制度を考えるという機会は

 ないよりあったほうが良いと考えています。











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