無縁死 :: デイリーSKIN

先週>>
<<次週
[2010年02月07日00時00分00秒]
無縁死

 1/31に何気なくNHKを見ておりました。

 結構、NHKのドキュメンタリー物は好きで見ているのですけど

 今の日本の状況、新たにこんな状態が増えているのには驚かされました。

 そしてこの番組を見た人たちからも多くの反響があったようです。

 NHK「無縁死3万人」に大反響 「他人事とは思えない」コメント殺到

(ライターFT)

 NHKドキュメンタリー
 
 無縁社会〜“無縁死”3万2千人の衝撃



●無縁社会〜“無縁死”3万2千人の衝撃



淡々と進んでいく番組に不気味さをも感じました。

番組では行旅死亡人(こうりょしぼうにん)と呼ばれ、本人の氏名または本籍地・住所などが判明せず、かつ遺体の引き取り手が存在しない死者を行政ではこう呼びます。

とにかく今の無縁死と呼ばれる現状を淡々と追跡、取材していく内容なのです。

引き取り手のない遺体の多いこと・・・

色々なケースが考えられますが、遺品の処理などはそれを専門に処理する特殊清掃業者なる業者が急増しているという。

無縁死の原因の1つとして生涯未婚も取り上げられていました。

結婚したくないから結婚しないのではなく、家族の介護や自分の仕事などに追われ結婚出来なかったケースや、男性の生涯未婚で派遣労働者の無縁死などの追跡取材などが放送されていました。

この男性の生涯未婚で派遣労働者の無縁死の男性は30代で勤めていた会社を解雇され、その後、再就職できないまま、派遣労働者となりアパートの1室で亡くなっていました。

好んで生涯独身を貫き通すのならまだ納得も出来るのですが、そうじゃない場合、収入が安定しないから結婚出来なかったり、好きな人がいても告白出来なかったのではなんて想像をしてみた。

貧困が1つの要因かもしれない。

小泉政権時に派遣労働の規制緩和後、こうしたケースが急増したと思いますが、規制緩和をした後に誰がいったい利益を得たのだろう。

現在の西成、あいりん地区の現状なのですがあいりん労働者センターの最低賃金が大幅に下がっている。

バブルを引き合いにするのはフェアではないかも知れませんが、当時の建設現場の最低賃金は12,500円の日当だった。

現在は同じ建設現場作業で8,000円という低賃金になっている。

西成、あいりん地区の無縁死は昔から数多くありましたが一般の世界でこれだけの数の無縁死が増えている現状はNHKドキュメンタリーを見ていてどうにかならないものかと感じました。

そしてこれから先、無縁死が拡大していくのではという予想もされていました。

これから先の日本、いったいどうなってしまうのかとても気になった内容のドキュメンタリーでした。











🌟とにかくセクシーなMUSIC PV ニッキー・ミナージュ ケツを自在に動かせるスンゴイ技

先週>>
<<次週
メニュー