歯科相談、なんで・なんでなんで! episode25 歴史のお「歯」なし :: デイリーSKIN

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[2008年07月20日00時00分00秒]
歯科相談、なんで・なんでなんで! episode25 歴史のお「歯」なし

どうも!3週間のご無沙汰です、川やんでございます。
いや〜、暑いですね!!言っても仕方ないと思いながらもついついね・・・
このブログがアップされる頃は3連休の真っ最中ですね、皆様今年の夏のご予定はお決まりですか?

 さてさて、今週は歴史のお話。お歯黒ってご存知ですか?
お歯黒といえば既婚の女性がしていたものというのが一般的な見解です。
ちなみに塗料はといいますと、酢酸に鉄をとかした茶褐色の溶液に五倍子粉(ふしこ)なるタンニンを多く含む粉を溶かしたものを塗っていたそうで、これがエナメル質という歯の表面に浸透し、虫歯などになりにくい歯にしていたという説もあるみたいです。
 
女性にこの習慣が始まったのが、諸説ありますが、大和朝廷の時代(4世紀〜7世紀頃)といわれております。実はそれよりずっと後、鳥羽院の時代(12世紀始め頃)には身分の高い男性にもこういった習慣が始まったようです。
 
 そもそもコトの始まりは、鳥羽上皇が虫歯で非常に歯が悪く、人と話すことをいやがり、困った臣下たちが一同でお歯黒をして「私たちもこのように歯が悪く黒いのです」と訴え、話をしてもらうよう嘆願したのがその発祥であるという説があります。
このように公卿から生まれた男性のお歯黒は高い官位の象徴ともなり、戦国時代今川義元ら一部の武士にもこの習慣はあったそうです。
また、自分が討ち取った武将の歯を黒くして、あたかも身分の高い人物を討ち取ったように見せかけた武士もいたとか・・。

また、白は色を変えられるが黒は変えられない意から「武士は二君に仕えず」という決意と誓いを示したとの説もあります。
しかしながら、この時代になると豪気の気風とあわないということで次第にこの風習はすたれたということです。

ただ、公卿の間では明治時代に禁止令が出るまで、ずいぶん長い間お歯黒の習慣がありました、今のような歯科医療など無い時代ですからもしかすると予防的効果があるのかもしれませんね。

今回はこんなところです、でもやっぱり白い歯が良いと思う川やんでした。












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