処刑場跡について2 :: デイリーSKIN

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[2013年06月27日00時00分00秒]
処刑場跡について2

 先日のデイリーSKINで取り上げた処刑場跡、やはり全国でも色々と問題が
  
 あるようです。



(ライターFT)

処刑場跡について2


 飛田新地は大阪のDeepなスポットとして有名ですが実はこの場所、飛田墓地と呼ばれ刑場だったんです。
梅田のコンテナヤード、現在のヨドバシカメラ横手あたりも梅田墓地と呼ばれる刑場が存在していたんです。

 扇町公園も実は刑場だったんです。

 しかし梅田も扇町もあまり怪現象の噂は聞かない。

 やはり千日前に多くの怪現象が未だに続いている。

 実際に友人から聞いた話なんだけどつい最近のお話になります。

 千日前の北側にテレクラがあるんです。大手のテレクラだと思います。

 たまたまその前で夜にタクシーを拾おうとしていた友人。もちろん友人はそこが昔刑場だったなんてことは
全く意に介さないタイプの現実主義者でした。

 タクシーは拾えない。全て素通りされるので半ば諦め、なんばマルイ前あたりまで歩いてタクシーを拾おう
と考えた時でした。

 一台のタクシーが友人の前に止まりました。

 自動ドアがゆっくりと開きました。あまりにゆっくりとドアが開いたので不思議に思っていると運転手が

 「早く乗って下さい」

 と一言。

 ようやく捕まえたタクシーで真夜中で仕事疲れもありすぐにタクシーに乗り込み、行き先を運転手に告げた
瞬間睡魔にやられたんです。

 ほんの10分ほど眠っただけのようだったんですが目を覚ますと見覚えのない場所を走っていたそうです。
千日前から10分の距離なんてたかが知れています。なのに車は山道を走り全く見覚えのない道を走っている。

 友人はすぐに運転手にどこを走っているのか聞きました。

 運転手は何も言わずに車を止めドアを開けたそうです。

 その時の雰囲気は何ともいえない恐怖を感じたそうでドアが開くと友人はタクシーを飛び降り、逃げていたんで
す。なぜ逃げたのか分からない、逃げなければいけないという衝動に駆られたらしいんです。

 後ろを振り返ろうとも思いましたがそれはしてはいけないのだと心のどこかで思ったようです。

 全速力で走っていた友人はある事に気が付きます。

 カバンをタクシーの中に置き忘れていたんです。

 どうしてもそのカバンは仕事で大事な書類、その他に仕事で失くせない物が入っていました。

 幽霊や怪談のたぐいの話をするといつもニヤニヤしながら聞いていた肝のすわった友人は走ることを止めまし
た。もし何かヤバイことになれば空手2段の友人は対決も辞さない覚悟で振り向きました。

 友人の真後ろにタクシーの運転手がいたんです。

 足音もなく友人の50cm後ろに立っていたんです。

 あまりの恐怖に友人は思わず

 「たすけてぇ〜たすけてくれぇぇええ〜〜」

 と叫んでしまい、その場で気を失ったんです。

 気が付くと病院にいました。

 三重県のある病院に運ばれていて真後ろにいた運転手の記憶から後は何も思い出せないでいました。

 何がなんだか全く理解不能だった友人。

 看護師に話を聞くと、三重県のある場所で倒れていたので、ちょうどそこに通りかかった車が119番通報して
くれ救急搬送されたというのです。

 続きは明日!











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