●泣くだけでこんなにたくさんいいことがある!
今日は2度と観たくない映画のお話です。
(ライターFT)
2度と見たくないいい意味での映画のお話
まだまだ子どもが小さいので、映画館には独身時代のように観に行けていません。もっぱらレンタルブルーレイで観賞しています。
最近観たブルーレイの中で、とてもいい映画だったのだけど2度と観たくない映画が何本かあります。中でも「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」この映画は最近観た映画の中でとても秀作でした。
でも2度と観たくない映画の一つと言えます。
あらすじ
911の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。
●ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (2011)
この映画は2011年製作のアメリカ9.11を題材にした映画です。
アメリカ人は9.11という悲劇のキーワードだけで、飯が3杯はいけるのでしょう。そんな批判的な自分の歪んだ映画の選び方で、2015年まで観ずにいましたが、見る映画がねー!
そんな風に思い、失敗してもいいか、そんな思いで何気なく借りて観たんですね。
映画の総評としては少し辛めに75点くらい。
少し中だるみはあったものの全体的にこの監督の映画は外れがないのも事実。
スティーヴン•ダルドリー監督はこの作品以外にも、どれも外れがありません。実はこの「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」と「めぐりあう時間たち」「トラッシュ」の3本しか観てません。でも「めぐりあう時間たち」「トラッシュ」の2本もとてもいい映画でした。そして「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」もこの2本以上にいい映画と言える。
でも2度と観たくない映画の一つになってしまいました。
9.11を題材に使っているんですが、私からしたら9.11はさほど思い入れはない。アメリカ人が中東でしたことなんかを考えると、9.11だけが悲劇と言えないから。きっとアメリカがした悪い事を考えると、悲劇は世界中に転がっている。
しかし「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は主人公である少年が発達障害を持っている。知的レベルは非情に高いのだけど、人とのコミニュケーションが不得意な少年。そうした障害(私は個性と考えますが)を持つ少年の心理をうまく映画という媒体の中に分かりやすく表現してて、愛する人が理不尽な理由で突然この世からいなくなるという悲しさと切なさが、観ている私達にズシンと訴えかけてきた。
本当にただそれだけ。
映画を観てて作り手が伝えたかった事がダイレクトに伝わり、感情移入してしまった作品と言える。
この映画を観た友人等は、「いい映画だけどそれほど泣かなかった」という意見が多かった。
でも私はこの映画を観て、主人公が最愛の肉親を失った怒りやトラウマ、悲しみや理不尽さが観ている私にビシビシと伝わってきた。少年はアスペルガー症候群だからうまく感情を表現出来ない、そこにもどかしさがあるだ。
結果、久しぶりに声を上げての号泣となってしまったのである。
主人公の少年の演技力もあったかも、トム•ハンクスやサンドラ•ブロックの演技力もあっただろう。でも一番は監督の演出なんじゃないかと想っています。
多分、1時間くらい立ち直れなかった(笑
もちろん、映画なんて観る人のそのときの感情や体調、その他諸々が重なりあい、感動したりしなかったりです。
たまたま私の中でのいい時間だったんでしょう。
●泣くだけでこんなにたくさんいいことがある!
いい映画なのに2度と見たくない理由って、泣いてしまうからなんですね。
(ライターFT)
2度と見たくないいい意味での映画のお話2
泣く事はとてもいいこと、特に映画なんかを観て涙を流すとスッキリします。
ストレス解消には持ってこいなんですが、あまりにも悲しすぎる映画は別、これ以上泣きたくないんです(笑
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」も私にとって泣きすぎた映画でした。過去にも泣きすぎた映画はいくつか存在します。
「火垂るの墓」もそうですね。
あの節子の名セリフを思い出すだけで泣けてきます。
「おにいちゃん、ウチ、ビチビチやねん」
大島監督をめでたい席でグーパンチするような人が、この名作の原作者ということも納得出来ない(笑
さて、本題に。
泣ける映画でも感動する泣きと、悲しくて泣くの2種類に大きく分けれます。
今回、取り上げるのは後者の悲しくてないてしまう方ですね。
だからいい映画にも関わらず、2回目は見たくないと思ってしまう。
「ある日どこかで」、この映画も悲しくて悲しくて涙が止まらない名作です。実は何度か観ているのですが、やはり観終えた後、やっぱり観なきゃ良かったとアホみたいに何度も感じる映画。
珍しく、こうしたラブストーリーにしてはタイムスリップものなんですが、このタイムスリップものだからこそ、2度目に観る映画のオープニングでまた号泣しちゃうんですね。完全にアホやな、なんて自分でも思います。
あらすじ
母校で初演を迎えていた新進の劇作家リチャードのもとへ現れた老婦人は、金時計を手渡すと“帰ってきて”という言葉を残し去っていく。数年後、再び母校を訪れたリチャードはその町のホテルで一枚の肖像画に心を奪われる。そこに描かれた美女エリーズは、かつての老婦人の若き日の姿だった。日増しに膨れ上がる“彼女”への想いに苦しむリチャードは、ついに時間の壁を越えエリーズと出会う……。
本当に辛い映画(笑
主人公は今は亡きクリストファー•リーヴ、あのスーパーマンで有名な俳優さんです。
この映画、「何度見てもすごい50本」に選ばれている名作です。
宝塚歌劇でも上演したらしいです。
泣きたい時、この映画なら泣けると思います。
でも私と同じく、2度と観たくなくなります。
今日は2度と観たくない映画のお話です。
(ライターFT)
2度と見たくないいい意味での映画のお話
まだまだ子どもが小さいので、映画館には独身時代のように観に行けていません。もっぱらレンタルブルーレイで観賞しています。
最近観たブルーレイの中で、とてもいい映画だったのだけど2度と観たくない映画が何本かあります。中でも「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」この映画は最近観た映画の中でとても秀作でした。
でも2度と観たくない映画の一つと言えます。
あらすじ
911の同時多発テロで、大切な父(トム・ハンクス)を亡くした少年オスカー(トーマス・ホーン)。ある日、父の部屋に入ったオスカーは、見たことのない1本の鍵を見つける。その鍵に父からのメッセージが託されているかもしれないと考えたオスカーは、この広いニューヨークで鍵の謎を解くため旅に出る。
●ものすごくうるさくて、ありえないほど近い (2011)
この映画は2011年製作のアメリカ9.11を題材にした映画です。
アメリカ人は9.11という悲劇のキーワードだけで、飯が3杯はいけるのでしょう。そんな批判的な自分の歪んだ映画の選び方で、2015年まで観ずにいましたが、見る映画がねー!
そんな風に思い、失敗してもいいか、そんな思いで何気なく借りて観たんですね。
映画の総評としては少し辛めに75点くらい。
少し中だるみはあったものの全体的にこの監督の映画は外れがないのも事実。
スティーヴン•ダルドリー監督はこの作品以外にも、どれも外れがありません。実はこの「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」と「めぐりあう時間たち」「トラッシュ」の3本しか観てません。でも「めぐりあう時間たち」「トラッシュ」の2本もとてもいい映画でした。そして「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」もこの2本以上にいい映画と言える。
でも2度と観たくない映画の一つになってしまいました。
9.11を題材に使っているんですが、私からしたら9.11はさほど思い入れはない。アメリカ人が中東でしたことなんかを考えると、9.11だけが悲劇と言えないから。きっとアメリカがした悪い事を考えると、悲劇は世界中に転がっている。
しかし「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」は主人公である少年が発達障害を持っている。知的レベルは非情に高いのだけど、人とのコミニュケーションが不得意な少年。そうした障害(私は個性と考えますが)を持つ少年の心理をうまく映画という媒体の中に分かりやすく表現してて、愛する人が理不尽な理由で突然この世からいなくなるという悲しさと切なさが、観ている私達にズシンと訴えかけてきた。
本当にただそれだけ。
映画を観てて作り手が伝えたかった事がダイレクトに伝わり、感情移入してしまった作品と言える。
この映画を観た友人等は、「いい映画だけどそれほど泣かなかった」という意見が多かった。
でも私はこの映画を観て、主人公が最愛の肉親を失った怒りやトラウマ、悲しみや理不尽さが観ている私にビシビシと伝わってきた。少年はアスペルガー症候群だからうまく感情を表現出来ない、そこにもどかしさがあるだ。
結果、久しぶりに声を上げての号泣となってしまったのである。
主人公の少年の演技力もあったかも、トム•ハンクスやサンドラ•ブロックの演技力もあっただろう。でも一番は監督の演出なんじゃないかと想っています。
多分、1時間くらい立ち直れなかった(笑
もちろん、映画なんて観る人のそのときの感情や体調、その他諸々が重なりあい、感動したりしなかったりです。
たまたま私の中でのいい時間だったんでしょう。
●泣くだけでこんなにたくさんいいことがある!
いい映画なのに2度と見たくない理由って、泣いてしまうからなんですね。
(ライターFT)
2度と見たくないいい意味での映画のお話2
泣く事はとてもいいこと、特に映画なんかを観て涙を流すとスッキリします。
ストレス解消には持ってこいなんですが、あまりにも悲しすぎる映画は別、これ以上泣きたくないんです(笑
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」も私にとって泣きすぎた映画でした。過去にも泣きすぎた映画はいくつか存在します。
「火垂るの墓」もそうですね。
あの節子の名セリフを思い出すだけで泣けてきます。
「おにいちゃん、ウチ、ビチビチやねん」
大島監督をめでたい席でグーパンチするような人が、この名作の原作者ということも納得出来ない(笑
さて、本題に。
泣ける映画でも感動する泣きと、悲しくて泣くの2種類に大きく分けれます。
今回、取り上げるのは後者の悲しくてないてしまう方ですね。
だからいい映画にも関わらず、2回目は見たくないと思ってしまう。
「ある日どこかで」、この映画も悲しくて悲しくて涙が止まらない名作です。実は何度か観ているのですが、やはり観終えた後、やっぱり観なきゃ良かったとアホみたいに何度も感じる映画。
珍しく、こうしたラブストーリーにしてはタイムスリップものなんですが、このタイムスリップものだからこそ、2度目に観る映画のオープニングでまた号泣しちゃうんですね。完全にアホやな、なんて自分でも思います。
あらすじ
母校で初演を迎えていた新進の劇作家リチャードのもとへ現れた老婦人は、金時計を手渡すと“帰ってきて”という言葉を残し去っていく。数年後、再び母校を訪れたリチャードはその町のホテルで一枚の肖像画に心を奪われる。そこに描かれた美女エリーズは、かつての老婦人の若き日の姿だった。日増しに膨れ上がる“彼女”への想いに苦しむリチャードは、ついに時間の壁を越えエリーズと出会う……。
本当に辛い映画(笑
主人公は今は亡きクリストファー•リーヴ、あのスーパーマンで有名な俳優さんです。
この映画、「何度見てもすごい50本」に選ばれている名作です。
宝塚歌劇でも上演したらしいです。
泣きたい時、この映画なら泣けると思います。
でも私と同じく、2度と観たくなくなります。