この映画が観たい!めっちゃあるぜ! :: デイリーSKIN

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[2016年03月29日00時00分00秒]
この映画が観たい!めっちゃあるぜ!

壇蜜が“アントニオ・バンデラス化”へ!ファンの次元ではない!

 この映画が観たい、シネマトゥディではCS映画専門チャンネルムービープラスでこんな番組が4月4日に放送予定だ。

(ライターFT)

この映画が観たい!めっちゃあるぜ!


 先日メールで、

 「最近日活ネタとか多いのでもっと違う映画等の見方をご紹介しろ」

 こんな横柄で丁寧な?メールが届きました(笑

 この方にはデイリーSKINでメールの内容を公開してもいいですか?と返信メールを送ったら、

 「好きにしたらと思うです」

 と一言。

 と。言うことで私、個人的な観点から観たい映画を挙げていきたいと思います。

 さて、昔は邦画なんて一切興味なかったのですが、最近では邦画の良さが理解出来るようになってきました。日本人はやはり邦画も観なきゃね。

 「少年メリケンサック」



 この映画は、宮藤官九郎が監督、主演、宮崎あおい、佐藤浩市らが繰り広げるドタバタコメディ。完全にブラックユーモアがオチとなるこの映画はまるで落語のよう。しかしモチーフにしているのはちょっぴりハードコアなバンド。



 クドカン監督の優秀っぷりが伺える名作です。

 とにかくオチの感想は

 「ひでぇなこれ」

 こんな感想です(笑

 でも80年代のインディーズロックファンなら完全にお勧め出来る作品です。この映画を観た時、改めてクドカン監督の素晴らしさを再確認しました。

 そして皆さんに是非とも観て頂きたい黒沢作品があります。

 「素晴らしき日曜日」です。



 モノクロで1947年の古い映画です。

 こうした映画は自分の体調と観るタイミングが若い人には重要かも知れません。

 観る気にならないと面白くない映画です。特に黒沢作品が好きな人なら全く問題ないですが、とにかくストーリーは単調そのもの。


あらすじ
戦争の傷跡が残る東京。雄造と昌子のカップルは日曜日にデートをするが、手持金は35円(現在の貨幣価値に換算すると、約3,500円)しかない。一緒に住むこともままならなかった2人は住宅展示場を見学するが、10万円の家は高嶺の花である。二人でも借りられそうなアパートを訪ねるも無駄骨だった。子供の野球に飛び入りすると、雄造の打ったボールが饅頭屋に飛び込み、損害賠償を払わされる。次に雄造は戦友が経営するキャバレーを訪ねるが、物乞いと勘違いされ相手にしてもらえない。途中、雨が降るが、昌子の提案で日比谷公会堂に「未完成交響楽」を聴きに行くことにする。しかし、安い切符はダフ屋が買い占め、抗議した雄造は袋叩きにされてしまう。
雄造は昌子を自分の下宿に連れて行き、彼女の体を求める。怖れた昌子は部屋を飛び出すが、やがて観念したように戻ってきて、泣きながらレインコートを脱ぎはじめる。心を打たれた雄造は「ばかだな、いいんだよ」と、昌子をいたわり詫びる。
雨がやみ、再び街に出た2人は喫茶店を開く夢を語り合う。そして日比谷野外音楽堂に足を運び、雄造はオーケストラの指揮の真似をして昌子に「未完成交響楽」を聞かせようとする。しかし、いくらタクトを振っても曲は聞こえない。すると昌子はステージに駆け上がり、客席に向かって叫ぶ。「皆さん、お願いです! どうか拍手をしてやって下さい!」この言葉に励まされた雄造が再びタクトを振ると、『未完成交響楽』が高らかに鳴り響くのだった。 


 ウィキペディアより抜粋

 この映画の時間軸は日曜日の朝から夜までのシンプルな構成。なんてことない貧しいカップルの日常を描いた作品です。ごく普通を描いたんだと思いますが、黒沢作品としては完全に別次元の作品といえる。戦後という時代背景が貧乏をさらに惨めに感じさせるけど、くじけながらも前を向き、彼女と楽しく過ごす1日を切り取った映画といえる。

 この映画の評価は賛否分かれると思います。

 だけど、黒沢監督の素晴らしさが感じられる映画と私は思っています。

 但し、体調と精神的にしっかりした時に見て下さい。単調な映画です。

 次は「下妻物語」です。



 土屋アンナと深田恭子のダブル主演の映画。

 監督は中島哲也監督。「告白」や「嫌われ松子の一生」などを手がけた監督。

 とにかく映像手法が斬新、そしてこの映画の舞台である茨城県下妻市の住人は全てジャスコで衣食住を賄っているというブラックユーモアも中島監督独特の映像手法で描かれている。

ストーリー
茨城県の下妻市に住む竜ヶ崎桃子は、ロリータ・ファッションをこよなく愛する孤高の高校生である。もう一人の主人公・白百合イチゴは、レディース(暴走族)の一員であり、桃子の父親の作ったベルサーチの偽物を買いに来たことをきっかけに、桃子の家に出入りするようになる。イチゴは、自分が所属する暴走族の総長が引退する時、代官山にいるらしい有名な伝説の刺繍家に「ありがとう」と入れてもらった特攻服を着たいと願い、資金を稼ぐために桃子を引き連れパチンコ屋に繰り出す。桃子は初めてのパチンコであったが、偶然連チャンし、易々と自分の服代とイチゴの刺繍のための資金を稼ぎ出す。イチゴは代官山に詳しい桃子を伴い伝説の刺繍家を探しに行くが、その刺繍家を見つけることはできず、イチゴは深く落ち込む。見かねた桃子は自分が刺繍を請け負う。不眠不休で刺繍をし、見事な刺繍入りの特攻服が仕上がった。その素晴らしさを見て、イチゴは感動を覚え、素直に感謝をする。その言葉を聞いて桃子は今までに感じたことのない不思議な感覚を覚え、これをきっかけに、二人の間に友情が芽生え始める。
ある日、桃子は、お気に入りのボンネットをネズミにかじられてしまい、それを誤魔化すために刺繍を入れる。このボンネットをつけて、代官山にあるロリータ・ファッションのショップである「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」を訪れたことが桃子に幸運をもたらす。そこで社長の磯部に刺繍の腕を認められ、やがて次の新作ワンピースの試作品の刺繍をすることになった。天にも昇る気持ちで、刺繍を入れるが、迷いがありなかなか仕上げられない。迷いの中、桃子はどうしてもイチゴに会いたくなりイチゴを呼び出す。イチゴは、暴走族のレディースの集会に行く予定であったが、友達として必要としてくれた桃子と会うことを優先する。集会に穴をあけたイチゴはレディース仲間集団と対立、族としての「ケジメ」をつけるために呼び出される。家に帰り、「ケジメ」がなんであるかを知った桃子は意を決し、乗ったこともない 原チャリで暴走し、イチゴの元へ駆けつける。


ウィキペディアより抜粋


 ロリータファッションとレディースヤンキーの二人が繰り広げる物語なんだけど、とにかく面白いです(笑

 週末、失敗したくないならこの映画です。

 明日は洋画をご紹介したいと思います。











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