巨星落つ
こんなニュースが1月16日に流れた。
(ライターFT)
さよなら世界の大島
大島 渚は今の若い人にはあまりなじみが無いかも知れない。
ウィキぺディアの記載によると
『ゴダールは本当の意味でのヌーヴェル・ヴァーグの最初の作品は『青春残酷物語』だとしている』
ゴダールが本当の意味でのヌーヴェル・ヴァーグと認めた映画とはどんな映画なんだろう。
ヌーヴェル・ヴァーグといわれるだけに当時の映像手法も斬新な手法だった。
まずは動画を見ても分かりますが映像の美しさです。
渋谷でのデモのシーンで本物のデモを撮影しそれを本編に採用、今では当たり前
の手法を確立したのがこの映画の特徴と言えます。
ふむふむシネマ
上記リンクでこの映画の斬新さやストーリーなど詳しく解説されています。
1960年に製作された映画ということです。
大島作品の特徴といえるのがエロティシズムではないでしょうか?
特に『愛のコリーダ』は阿部定事件(1936年)をモチーフに社会の底辺にすむ男女
の性的執着と究極の愛を描いた。国内の検閲に対し批判的な考えをもっていた監督は
フランスにフィルムを送り現像、編集を行った。
なぜ、そこまでするのか?
この愛のコリーダ、かなりエロいんです。
オリジナル作品は日本では見ることは出来ないほどぼかしが多いんです。
実はこの映画、『本番』をしちゃってるんです。
ベルリンやニューヨークでは「猥褻かつ暴力的」ということで上映禁止になるほど。
当時としてはかなりの問題作だったんです。
年齢認証がないと見れないです。
明日も続きます。