心に残る映画の名シーン まとめ :: デイリーSKIN

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[2017年08月19日00時00分00秒]
心に残る映画の名シーン まとめ

映画内で最も美しいとされる135シーンをつなぎ合わせて作ったショートフィルム

 私が最も美しい映画のシーンと思っているのは、「フレンズ ポール&ミッシェル」というイギリス映画だ。

(ライターFT)

心に残る映画の名シーン




 「フレンズ ポール&ミッシェル」は1971年公開のフレンズ。今の今までフランス映画と思っていました。ストーリーは14歳の少女と15歳の少年が出会い、恋愛、妊娠、出産という当時では衝撃的な内容だった。

 舞台はパリ、二人は恋に落ち少女の父が持っていた小さな古ぼけた別荘で駆け落ちし、密かに暮らす。お坊ちゃんだった少年が自分たちだけで生きる過酷な現実の中で、医者にも頼らずに出産、貧困の中、二人は慎ましやかに生きるのだけど、捜索願が出されていた少年には、警察官が居所を突き止める。



 こんな内容です。

 二人が一生懸命生きる姿が、最後には壊れてしまうと分かっているのですが、最後のシーンではそれはあえて描写しない、エンディングは仕事にいく少年を、赤ちゃんを抱いた少女が見送る。少年は側転をしながら場面はスローモーションに。

 「バイ、底抜けのおバカさん」

 少女は赤ちゃんを抱きながら幸せそうな表情で少年に声をかける。

 このシーンはまさに名作で最も美しいシーンと言える。エルトン•ジョンの挿入歌も最高に合っている。

 主人公のミッシェルを演じたアニセー•アルヴィナは2006年に53歳という若さでこの世を去ってしまった。



 皆さんも是非。

ポール&ミッシェル エルトンジョン

観てなきゃ損【これぞ心に残る傑作映画】おすすめ映画洋画編

 タランティーノ映画でも最高傑作と言える「パルプフィクション」残酷で下品でスタイリッシュ。これほど闇世界に生きるバカ者達をスタイリッシュに描いた作品はない。

(ライターFT)

心に残る映画の名シーン スタイリッシュな名シーン




 タランティーノ監督の手法として観せ方の工夫、センスの良さが光る。そして長セリフの可笑しさ。一見脈絡がないように思うのだけど、作品の中に活かされている。「パルプフィクション」の冒頭でサミュエル•L•ジャクソンとジョン•トラボルタの会話シーン。

 ジョン•トラボルタとサミュエル•L•ジャクソンが歩きながら少し長めの世間話をするシーンで

 「オレはアムス帰りだぜ」

 これはドラッグのことなら俺に任せておけってことが後から生きてくる。

パルプフィクション ダンスシーン動画

 この大好きなダンスシーンも特別に凄いダンスをする訳じゃない。でも何ともいえないカッコ良さとキュートさと、面白さがある。とても心に残るシーン、そしてずっと観ていたいと思える何のヘンテツもないダンスなのだ(笑

 実はこのシーン二人のアドリブのダンス。二人とも何とも地味なツイストなんだけど、撮影の時にタランティーノもカメラの後ろで踊っているとか(笑

 とにかくこのダンスシーンは最高に面白い。

 この映画の面白さは脈絡の無さ。殺さないはずの人間を銃の暴発で死なせてしまったり、脈絡の無さが映画のストーリーの面白さを増やす。

 クールなツイストダンスコンテストを終えたトラボルタとユマはその後、ヘロインのオーバードーズ(過剰摂取)で大変なことになるのだけど、直接心臓にでっかい注射を打ち事なきを得たり(笑

 いきなりド変態が登場し、黒人のマフィアのボスが換金されレイプされたり。



 とにかくこの映画のあのダンスシーンは最高なのである。



『スリーパーズ』男たちの復讐と友情劇!9つの見所

 ブラッド•ピットにジェイソン•パトリック、ロバート•デ•ニーロにダスティン•ホフマンなどの世界的な大スターの競演で公開当時話題になった映画です。

 この映画、とても素敵な映画です。

(ライターFT)

心に残る映画の名シーン 「スリーパーズ」


 良い映画だけでは済ませたくない、友情が熱い映画です。少年院での看守達による性的虐待とウルトラバイオレンスいう心の奥にしまっておきたい深い傷を抱えてしまった少年達が大人になり、復讐を果たすというストーリー。



 この映画の凄い所は最後にみんなで祝杯を上げるシーン。

 このシーンで観客は胸がスッとすると同時に、かつての少年達が心に負ってしまったトラウマから解放されるというとても大事なシーン。

 社会の理不尽さを描き、現実はとても残酷で憎しみに満ちている。しかしそんな現実の中でも主人公達は友情で繋がれてゆく。例え復讐という理由で再会したにも関わらず固い絆で結ばれいた友情が壊れることはない。

 実はこの映画、原作は元ニューヨークタイムズの記者、ロレンゾ•カルカテラの手記を元にしたノンフィクション作品。「恐怖の少年院と復讐の記録」という副題が付けられている。一応、アメリカの検察側はこの小説を事実無根だとしているが、昔のアメリカならありそうな話ですね。

 大御所俳優が出演しているのも、映画の重厚さをさらに深めています。

 重過ぎて何度も観れない映画なんですが、テレビ等で放送したら必ず観てしまう映画ですね。











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