●日活ロマンポルノ新作!塩田明彦、白石和彌、園子温、中田秀夫、行定勲が監督決定
日活ロマンポルノというジャンルがかつてあった。
AVの流行により、日活ロマンポルノというジャンルは淘汰されたようにも思われた。しかし当時を懐かしむファンも多く、ロマンポルノから多くの名匠も排出されている。その日活が新進気鋭の監督を集め復活する。
(ライターFT)
日活ロマンポルノが名監督達によって復活の朗報! まとめ
●日活ロマンポルノの秀作たち。まとめ
デイリーSKINでも何度もロマンポルノの名作をご紹介してきましたが、名監督達が完全オリジナルの新作映画を撮る。ロマンポルノ映画製作の条件としては、「10分に1回のベッドシーン」、上映時間70分〜80分に抑える、等のルールが存在、そのルールにのっとり新進気鋭の監督達がメガホンを撮る。
凄い(笑
ロマンポルノファンには2種類のファンが存在する。一つは純粋にベッドシーンを楽しみたいというAVがなかった時代のHなお父さんたち。もう一つはロマンポルノの名作を知っているコアな映画ファンだ。
女優の橋本 愛は高校卒業後、ロマンポルノやピンクムービーを観まくっている時期があったと言っている。しかも劇場に通う程観ていたとのこと。
人それぞれの感性があるのですねぇ〜
昔懐かしい日活のロマンポルノ作品はネット配信なんかも始まっており、家庭でも観ることが簡単になっているようです。日活ロマンポルサイトによるとある程度のラインナップは出そろっているようです。
◆塩田明彦 × バトル 師匠の大和屋竺(脚本家・監督)にたたきこまれた脚本術で、神代辰巳監督をリスペクトしながら奔放な女と翻弄される男の躍動感あふれる駆け引きを軽妙に描く。塩田監督の原点回帰作にして新境地。
◆白石和彌 × 社会派 『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』に続く渾身の社会派作品。現代社会を生きる女たちをジャーナリスティックな視点で描き、田中登監督のロマンポルノ作品『牝猫たちの夜』(72)にオマージュを捧げる。
◆園子温 × アート 極彩色のファンタジックな世界で、少女の妄想と現実が入り乱れる。自由を求めて表現の壁をぶち壊す、 アナーキーで過激な美しき問題作。
◆中田秀夫 × レズビアン 日活に入社し、助監督としてロマンポルノの現場で学ぶも、今作で初めてロマンポルノを監督する。 師匠・小沼勝監督へ敬意を込め、旧作の魂を継いだレズビアンの世界に挑む。
◆行定勲 × ロマンス ラブストーリーの名手・行定勲が今まで描き切れなかった愛の本質=性愛にロマンポルノで挑む。 『贅沢な骨』から15年、切なく官能的な大人の愛を描く、入魂の一作。
塩田明彦 プロフィール 1961年、京都府生まれ。立教大学在学中より黒沢清、万田邦敏らと共に自主映画を制作。その後、多数のロマンポルノ作品で脚本を手掛ける大和屋竺の下で脚本を学ぶ。劇場映画デビュー作『月光の囁き』(99)と『どこまでもいこう』(99)がロカルノ国際映画祭に正式出品。2001年、宮崎あおい主演『害虫』(02)でナント三大陸映画祭審査員特別賞・主演女優賞を獲得する。『黄泉がえり』(03)、『どろろ』(07)が興収30億円を超えるヒットを記録するなどメジャー大作も多数手掛ける。 著書に『映画術・その演出はなぜ心をつかむのか』(イーストプレス)、『映画の生体解剖×映画術 何かがそこに降りてくる』(Amazonにて電子書籍として販売中)など。近年の作品として 『抱きしめたい』(14)などがある。
白石和彌 プロフィール 1974年、北海道生まれ。95年に中村幻児監督主催の映像塾に参加。以後、若松孝二監督に師事し、フリーの助監督として活動。若松孝二監督『明日なき街角』(97)、『完全なる飼育 赤い殺意』(04)、『17歳の風景 少年は何を見たのか』(05) などの作品へ助監督として参加する一方、行定勲、犬童一心監督などの作品にも参加。初の長編映画監督作品『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10)に続き、長編第2作となるノンフィクションベストセラーを原作とした『凶悪』(13)が、国内の映画賞を席巻。綾野剛主演の最新作『日本で一番悪い奴ら』が6月25日より公開。
園子温 プロフィール 1961年、愛知県生まれ。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。PFFスカラシップ作品『自転車吐息』(90)は、ベルリン国際映画祭正式招待のほか、30以上の映画祭で上映された。他『愛のむきだし』(08)で第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門カリガリ賞・国際批評家連盟賞を受賞、『冷たい熱帯魚』(11)で第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門・第35回トロント国際映画祭ヴァンガード部門、『恋の罪』(11)で第64回カンヌ国際映画祭監督週間に正式招待される。『ヒミズ』(12)では、第68回ヴェネチア国際映画祭にて主演二人にマルチェロ・マストロヤンニ賞をもたらした。近年の作品として、『TOKYO TRIBE』(14)、『新宿スワン』(15)、『ラブ&ピース』(15)、『リアル鬼ごっこ』(15)、『映画 みんな!エスパーだよ!』(15)などがある。シオンプロダクション製作第1作目となる『ひそひそ星』が5月14日より公開。
中田秀夫 プロフィール 1961年、岡山県生まれ。東京大学卒業後、にっかつ撮影所に入社。小沼勝監督や澤井信一郎監督らの下で助監督として経験を積み、92年、TVドラマ「本当にあった怖い話」シリーズを演出する。96年に『女優霊』で映画監督デビューを果たし、その後『リング』(98)、『リング2』(99)で日本映画界にホラーブームを巻き起こす。その後ハリウッドに招かれ、『ザ・リング2』(05)を自ら監督する。以降もイギリスで『Ch@troom』(10)など、国内外で活躍。近年の作品として『クロユリ団地』(13)、『MONSTERZ モンスターズ』(14)、『劇場霊』(15)などがある。最新作は、第40回香港国際映画祭のBeautiful 2016部門の四本の短編映画の一本である『鎌倉にて』(16)。
行定勲 プロフィール 1968年、熊本県生まれ。助監督として林海象監督や岩井俊二監督の作品に参加する。長編第一作『ひまわり』(00)が第5回釜山国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞。『GO』(01)で、日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ国内外で50もの賞を受賞。『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)が観客動員620万人、興行収入85億円、その年の邦画1位を記録する大ヒットに。10年には『パレード』が第60回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。近年の作品として、『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(13)、『円卓 こっこ、ひと夏のいまじん』(14)、『真夜中の五分前』(14)など。今年公開し大ヒットした『ピンクとグレー』がロングラン上映中。
●日活ロマンポルノオフィシャルサイトより抜粋
とにかくのラインナップは凄い。白石和彌監督の映画「凶悪」では実際にあった凶悪事件をモチーフにした内容が社会派として大きく取り上げられた。内容も淡々と凄惨で悪夢のような本当にあった事件を描いている。こんな監督達が日活ロマンポルノというジャンルを手がけるのは楽しみで仕方ない。
男性なら日活ロマンポルノはまさにロマン(笑
まずは映画タイトルがワイセツ、ワイセツそのものといえる。
(ライターFT)
名監督達による日活ロマンポルノ映画を期待する訳を探る。
小学生の頃、日活ロマンポルノを上映していた映画館が地元にあった。小さな映画館なんだけど、日活ロマンポルノ作品の上映宣伝チラシが貼られていたのだけど、とてもワイセツに感じていた。私だけでなくみんなそう思っていたのではないだろうか?
自主規制の無い時代、バストトップは普通だった。映画館の近所にこうしたチラシが貼られているので女性や小さな子供も自然に目に入る。今のコンビニのエロ本のような感覚なのかも知れない。
こんなタイトル、誰が考えたのだろう。私達世代ではぽっちゃりさんのことを、いまだに「ムチムチプリン」と表現してしまうことがある(笑
今では大女優の宮下順子も日活ロマンポルノ出身の女優さん。
さて、監督さんのお話ですね。
中田秀夫監督は、映画「リング」で有名なヒットメーカー。数々のホラー作品を手がけた監督で、その手腕はあのリングの井戸から貞子が出てくるシーンはあまりにも有名で怖すぎる。
中田監督はさほどホラー作品に拘っていないそうですが、こんな強烈なインパクトのある作品を考案出来るのは彼しかいないだろう。
やっぱり怖いって(笑
リングは貞子があまりにも有名になり、ハリウッドでもリメイクされる程。
とにかく凄い監督が撮る日活ロマンポルノ作品ですが、期待せずにはいられません。
今回の作品ではレズビアンを取り上げるそうですが、どんな作品になるのか。中田監督が師事していた小沼勝監督も日活ではカルト的な人気のある監督さん。脱力ギャグもあるのでかなり楽しめる。そうした小沼監督の手法を中田監督が継承するとは思えないけど、とにかく期待しているのは間違いない。
先日は社会派監督によるピンクムービーでした。
本日はヒットメーカーとしての監督、園子音監督です!
(ライターFT)
名監督達による日活ロマンポルノ映画を期待する訳を探る。ヒットメーカー園子音監督
園監督の映画といえば、「新宿スワン」がとても良かったですね。個人的には「恋の罪」や「冷たい熱帯魚」などのカルトな作風が大好きなんですが、何を撮らせても園色になるのが特徴ですね。
「恋の罪」、この映画は観る人の判断に分かれる映画と言えます。実際にあった事件をモチーフに愛欲に溺れてゆく様を見事に描いている。この映画で、園監督のエロチシズムはかなりの手腕と思いました。とにかくエロスを全面に押し出しながら、とても考えさせられてしまうという一面もありました。
大学教授と娼婦を演じた富樫真がとても狂気をはらんだ演技で、エロチックでした。
もちろん女優さんの演技力は凄まじいのですが、やはり園監督の手腕も認めざるを得ない。日活ロマンポルノだから私達、日活ロマンポルノファンとしては映画の素晴らしさはもちろん、セクシーであるかどうかという大切な問題がある。
私達のような映画ファンにとっては、内容の良さももちろんながら、日活ロマンポルノといえば、やはりセクシーで観ていて”感じる”ということを大きな目的にする。AVとは違うロマンポルノの魅力はとにかくセクシーさが求められる要素と言える。
園監督には、どうしてもそのあたりを期待してしまう自分がいます。
単純にいうと、スケベ心、下心満載でこの映画を観たいと思っているのです。(笑
園監督ワールド全快で、日活ロマンポルノとして観たいという気持ちは日に日に強くなります(笑
たまに園監督、ワルノリする時がありますが、それはそれでいいかも(笑
ロマンポルノですから(笑
日活ロマンポルノというジャンルがかつてあった。
AVの流行により、日活ロマンポルノというジャンルは淘汰されたようにも思われた。しかし当時を懐かしむファンも多く、ロマンポルノから多くの名匠も排出されている。その日活が新進気鋭の監督を集め復活する。
(ライターFT)
日活ロマンポルノが名監督達によって復活の朗報! まとめ
●日活ロマンポルノの秀作たち。まとめ
デイリーSKINでも何度もロマンポルノの名作をご紹介してきましたが、名監督達が完全オリジナルの新作映画を撮る。ロマンポルノ映画製作の条件としては、「10分に1回のベッドシーン」、上映時間70分〜80分に抑える、等のルールが存在、そのルールにのっとり新進気鋭の監督達がメガホンを撮る。
凄い(笑
ロマンポルノファンには2種類のファンが存在する。一つは純粋にベッドシーンを楽しみたいというAVがなかった時代のHなお父さんたち。もう一つはロマンポルノの名作を知っているコアな映画ファンだ。
女優の橋本 愛は高校卒業後、ロマンポルノやピンクムービーを観まくっている時期があったと言っている。しかも劇場に通う程観ていたとのこと。
人それぞれの感性があるのですねぇ〜
昔懐かしい日活のロマンポルノ作品はネット配信なんかも始まっており、家庭でも観ることが簡単になっているようです。日活ロマンポルサイトによるとある程度のラインナップは出そろっているようです。
◆塩田明彦 × バトル 師匠の大和屋竺(脚本家・監督)にたたきこまれた脚本術で、神代辰巳監督をリスペクトしながら奔放な女と翻弄される男の躍動感あふれる駆け引きを軽妙に描く。塩田監督の原点回帰作にして新境地。
◆白石和彌 × 社会派 『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』に続く渾身の社会派作品。現代社会を生きる女たちをジャーナリスティックな視点で描き、田中登監督のロマンポルノ作品『牝猫たちの夜』(72)にオマージュを捧げる。
◆園子温 × アート 極彩色のファンタジックな世界で、少女の妄想と現実が入り乱れる。自由を求めて表現の壁をぶち壊す、 アナーキーで過激な美しき問題作。
◆中田秀夫 × レズビアン 日活に入社し、助監督としてロマンポルノの現場で学ぶも、今作で初めてロマンポルノを監督する。 師匠・小沼勝監督へ敬意を込め、旧作の魂を継いだレズビアンの世界に挑む。
◆行定勲 × ロマンス ラブストーリーの名手・行定勲が今まで描き切れなかった愛の本質=性愛にロマンポルノで挑む。 『贅沢な骨』から15年、切なく官能的な大人の愛を描く、入魂の一作。
塩田明彦 プロフィール 1961年、京都府生まれ。立教大学在学中より黒沢清、万田邦敏らと共に自主映画を制作。その後、多数のロマンポルノ作品で脚本を手掛ける大和屋竺の下で脚本を学ぶ。劇場映画デビュー作『月光の囁き』(99)と『どこまでもいこう』(99)がロカルノ国際映画祭に正式出品。2001年、宮崎あおい主演『害虫』(02)でナント三大陸映画祭審査員特別賞・主演女優賞を獲得する。『黄泉がえり』(03)、『どろろ』(07)が興収30億円を超えるヒットを記録するなどメジャー大作も多数手掛ける。 著書に『映画術・その演出はなぜ心をつかむのか』(イーストプレス)、『映画の生体解剖×映画術 何かがそこに降りてくる』(Amazonにて電子書籍として販売中)など。近年の作品として 『抱きしめたい』(14)などがある。
白石和彌 プロフィール 1974年、北海道生まれ。95年に中村幻児監督主催の映像塾に参加。以後、若松孝二監督に師事し、フリーの助監督として活動。若松孝二監督『明日なき街角』(97)、『完全なる飼育 赤い殺意』(04)、『17歳の風景 少年は何を見たのか』(05) などの作品へ助監督として参加する一方、行定勲、犬童一心監督などの作品にも参加。初の長編映画監督作品『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10)に続き、長編第2作となるノンフィクションベストセラーを原作とした『凶悪』(13)が、国内の映画賞を席巻。綾野剛主演の最新作『日本で一番悪い奴ら』が6月25日より公開。
園子温 プロフィール 1961年、愛知県生まれ。87年、『男の花道』でPFFグランプリを受賞。PFFスカラシップ作品『自転車吐息』(90)は、ベルリン国際映画祭正式招待のほか、30以上の映画祭で上映された。他『愛のむきだし』(08)で第59回ベルリン国際映画祭フォーラム部門カリガリ賞・国際批評家連盟賞を受賞、『冷たい熱帯魚』(11)で第67回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門・第35回トロント国際映画祭ヴァンガード部門、『恋の罪』(11)で第64回カンヌ国際映画祭監督週間に正式招待される。『ヒミズ』(12)では、第68回ヴェネチア国際映画祭にて主演二人にマルチェロ・マストロヤンニ賞をもたらした。近年の作品として、『TOKYO TRIBE』(14)、『新宿スワン』(15)、『ラブ&ピース』(15)、『リアル鬼ごっこ』(15)、『映画 みんな!エスパーだよ!』(15)などがある。シオンプロダクション製作第1作目となる『ひそひそ星』が5月14日より公開。
中田秀夫 プロフィール 1961年、岡山県生まれ。東京大学卒業後、にっかつ撮影所に入社。小沼勝監督や澤井信一郎監督らの下で助監督として経験を積み、92年、TVドラマ「本当にあった怖い話」シリーズを演出する。96年に『女優霊』で映画監督デビューを果たし、その後『リング』(98)、『リング2』(99)で日本映画界にホラーブームを巻き起こす。その後ハリウッドに招かれ、『ザ・リング2』(05)を自ら監督する。以降もイギリスで『Ch@troom』(10)など、国内外で活躍。近年の作品として『クロユリ団地』(13)、『MONSTERZ モンスターズ』(14)、『劇場霊』(15)などがある。最新作は、第40回香港国際映画祭のBeautiful 2016部門の四本の短編映画の一本である『鎌倉にて』(16)。
行定勲 プロフィール 1968年、熊本県生まれ。助監督として林海象監督や岩井俊二監督の作品に参加する。長編第一作『ひまわり』(00)が第5回釜山国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞。『GO』(01)で、日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ国内外で50もの賞を受賞。『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)が観客動員620万人、興行収入85億円、その年の邦画1位を記録する大ヒットに。10年には『パレード』が第60回ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。近年の作品として、『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』(13)、『円卓 こっこ、ひと夏のいまじん』(14)、『真夜中の五分前』(14)など。今年公開し大ヒットした『ピンクとグレー』がロングラン上映中。
●日活ロマンポルノオフィシャルサイトより抜粋
とにかくのラインナップは凄い。白石和彌監督の映画「凶悪」では実際にあった凶悪事件をモチーフにした内容が社会派として大きく取り上げられた。内容も淡々と凄惨で悪夢のような本当にあった事件を描いている。こんな監督達が日活ロマンポルノというジャンルを手がけるのは楽しみで仕方ない。
男性なら日活ロマンポルノはまさにロマン(笑
まずは映画タイトルがワイセツ、ワイセツそのものといえる。
(ライターFT)
名監督達による日活ロマンポルノ映画を期待する訳を探る。
小学生の頃、日活ロマンポルノを上映していた映画館が地元にあった。小さな映画館なんだけど、日活ロマンポルノ作品の上映宣伝チラシが貼られていたのだけど、とてもワイセツに感じていた。私だけでなくみんなそう思っていたのではないだろうか?
自主規制の無い時代、バストトップは普通だった。映画館の近所にこうしたチラシが貼られているので女性や小さな子供も自然に目に入る。今のコンビニのエロ本のような感覚なのかも知れない。
こんなタイトル、誰が考えたのだろう。私達世代ではぽっちゃりさんのことを、いまだに「ムチムチプリン」と表現してしまうことがある(笑
今では大女優の宮下順子も日活ロマンポルノ出身の女優さん。
さて、監督さんのお話ですね。
中田秀夫監督は、映画「リング」で有名なヒットメーカー。数々のホラー作品を手がけた監督で、その手腕はあのリングの井戸から貞子が出てくるシーンはあまりにも有名で怖すぎる。
中田監督はさほどホラー作品に拘っていないそうですが、こんな強烈なインパクトのある作品を考案出来るのは彼しかいないだろう。
やっぱり怖いって(笑
リングは貞子があまりにも有名になり、ハリウッドでもリメイクされる程。
とにかく凄い監督が撮る日活ロマンポルノ作品ですが、期待せずにはいられません。
今回の作品ではレズビアンを取り上げるそうですが、どんな作品になるのか。中田監督が師事していた小沼勝監督も日活ではカルト的な人気のある監督さん。脱力ギャグもあるのでかなり楽しめる。そうした小沼監督の手法を中田監督が継承するとは思えないけど、とにかく期待しているのは間違いない。
先日は社会派監督によるピンクムービーでした。
本日はヒットメーカーとしての監督、園子音監督です!
(ライターFT)
名監督達による日活ロマンポルノ映画を期待する訳を探る。ヒットメーカー園子音監督
園監督の映画といえば、「新宿スワン」がとても良かったですね。個人的には「恋の罪」や「冷たい熱帯魚」などのカルトな作風が大好きなんですが、何を撮らせても園色になるのが特徴ですね。
「恋の罪」、この映画は観る人の判断に分かれる映画と言えます。実際にあった事件をモチーフに愛欲に溺れてゆく様を見事に描いている。この映画で、園監督のエロチシズムはかなりの手腕と思いました。とにかくエロスを全面に押し出しながら、とても考えさせられてしまうという一面もありました。
大学教授と娼婦を演じた富樫真がとても狂気をはらんだ演技で、エロチックでした。
もちろん女優さんの演技力は凄まじいのですが、やはり園監督の手腕も認めざるを得ない。日活ロマンポルノだから私達、日活ロマンポルノファンとしては映画の素晴らしさはもちろん、セクシーであるかどうかという大切な問題がある。
私達のような映画ファンにとっては、内容の良さももちろんながら、日活ロマンポルノといえば、やはりセクシーで観ていて”感じる”ということを大きな目的にする。AVとは違うロマンポルノの魅力はとにかくセクシーさが求められる要素と言える。
園監督には、どうしてもそのあたりを期待してしまう自分がいます。
単純にいうと、スケベ心、下心満載でこの映画を観たいと思っているのです。(笑
園監督ワールド全快で、日活ロマンポルノとして観たいという気持ちは日に日に強くなります(笑
たまに園監督、ワルノリする時がありますが、それはそれでいいかも(笑
ロマンポルノですから(笑