すでにコスモスは見ごろの地域もあるようです。
過去にこんなに早く咲いたことはないとのことのようですけど
赤とんぼも飛んでいるのを良く見かけます。
温暖化の影響なんですかね?
今日は日本映画の放送禁止用語について少し
ご紹介したいと思います。
(ライターFT)
日本映画の名作には放送禁止用語のオンパレード!
時代が移り変わるにつれ、過去に良かったものでも今は言ってはいけないことや、タブーとされている言葉や映像がありますね。今日はそんなことに少し触れ、日本の風俗、風習について色々と調べて参りました。
特に日本映画、昔の作品には放送禁止用語が沢山残っている。
まずは日本映画の重鎮、野村芳太郎監督作品からご紹介してみましょう。
鬼畜 あらすじ
印刷屋を営む夫婦のもとに、ある日、夫宗吉(緒方拳)の愛人菊代(小川真由美)が夫との間に作った3人の子供たちと共に現われ、本妻お梅(岩下志麻)と口論の末、子供たちを置いて姿を消した。父として、なんとか子供たちを置いてやりたいと思う夫だったが、はなからその子供たちを育てる気などない妻は、子供たちに対し、まるで鬼のようにつらく当たるのだった。
そんなある日、末子である次男庄二が消化不良による衰弱死、次いで長女良子が、父と遊びに行った東京タワーで置き去りにされた。ひとり残された長男利一は、その父とあてのない旅に出るのだが……。しかし、その旅は利一をも亡き者にしようとする死への旅立ちだった。ラストで父に崖から落とされたが、奇跡的に生き残った利一と警察署で再会した宗吉は利一にすがりつき「勘弁してくれ」と言って号泣するのだった。
映画の批評と感想を簡単にいいますと、この映画、当時12歳だった私には強烈な印象が残ってます。
その強烈な印象というのは何ともいえないエロティシズムと人間として絶対に踏み込んではいけないタブーに踏み込んだ問題作品だと感じています。役者陣も豪華キャストで演技の深みはもちろん、何とも昭和の下町の世界が見事に描かれている。
絶対に人がしてはいけない行為のオンパレード!
少し大げさかもしれませんが、主演の緒方拳の演技はさすがに素晴らしい。今は亡き緒方拳の一番役者としての油が乗っている時期の作品ではないでしょうか。
まずは緒方拳の妻役の岩下志摩の冷淡ぶりは映画を見ていても嫌悪する演技。そして主人公の気の弱さゆえの絶対にしてはいけない行為、
子供を捨てる
虐待による衰弱死
実の親による子殺し
こうしたタブーを見事に映像に置き換えている。
原作は日本の文豪、松本清張の原作。
本当に鬼畜という言葉がピッタリな映画に仕上がっている。
見てはいけないものを見てしまったような後ろめたさというかゾクゾク感だったり映画の中のシチュエーション、セリフ一つにも今では使えないセリフのオンパレードだっりする。
例えば ”めかけのくせに!” や、”非人”、など細かく言えばかなりの数のそういったセリフのオンパレードだ。確かに悪い言葉だとは思いますが、そうした言葉も日本の昔からある言葉、今のように無かった物にするのはどうなんだろうと私自身、こうした言葉のいやらしさは風習と感じています。完全にこういった言葉を消してしまうのは本当にいいのか?なんて思う今日この頃です。
この作品の見所は経済的な理由や男女関係のもつれを上手く絡めながら親子の絆を実の親が断ち切ってしまうというタブーに挑戦した作品ではないでしょうか?
見ているだけで気分的に落ち込む、いてもたってもいられない、そんな映画だと思います。
タブーだけではなく色々なことを考えさせられる秀作であることは間違いありません。
過去にこんなに早く咲いたことはないとのことのようですけど
赤とんぼも飛んでいるのを良く見かけます。
温暖化の影響なんですかね?
今日は日本映画の放送禁止用語について少し
ご紹介したいと思います。
(ライターFT)
日本映画の名作には放送禁止用語のオンパレード!
時代が移り変わるにつれ、過去に良かったものでも今は言ってはいけないことや、タブーとされている言葉や映像がありますね。今日はそんなことに少し触れ、日本の風俗、風習について色々と調べて参りました。
特に日本映画、昔の作品には放送禁止用語が沢山残っている。
まずは日本映画の重鎮、野村芳太郎監督作品からご紹介してみましょう。
鬼畜 あらすじ
印刷屋を営む夫婦のもとに、ある日、夫宗吉(緒方拳)の愛人菊代(小川真由美)が夫との間に作った3人の子供たちと共に現われ、本妻お梅(岩下志麻)と口論の末、子供たちを置いて姿を消した。父として、なんとか子供たちを置いてやりたいと思う夫だったが、はなからその子供たちを育てる気などない妻は、子供たちに対し、まるで鬼のようにつらく当たるのだった。
そんなある日、末子である次男庄二が消化不良による衰弱死、次いで長女良子が、父と遊びに行った東京タワーで置き去りにされた。ひとり残された長男利一は、その父とあてのない旅に出るのだが……。しかし、その旅は利一をも亡き者にしようとする死への旅立ちだった。ラストで父に崖から落とされたが、奇跡的に生き残った利一と警察署で再会した宗吉は利一にすがりつき「勘弁してくれ」と言って号泣するのだった。
映画の批評と感想を簡単にいいますと、この映画、当時12歳だった私には強烈な印象が残ってます。
その強烈な印象というのは何ともいえないエロティシズムと人間として絶対に踏み込んではいけないタブーに踏み込んだ問題作品だと感じています。役者陣も豪華キャストで演技の深みはもちろん、何とも昭和の下町の世界が見事に描かれている。
絶対に人がしてはいけない行為のオンパレード!
少し大げさかもしれませんが、主演の緒方拳の演技はさすがに素晴らしい。今は亡き緒方拳の一番役者としての油が乗っている時期の作品ではないでしょうか。
まずは緒方拳の妻役の岩下志摩の冷淡ぶりは映画を見ていても嫌悪する演技。そして主人公の気の弱さゆえの絶対にしてはいけない行為、
子供を捨てる
虐待による衰弱死
実の親による子殺し
こうしたタブーを見事に映像に置き換えている。
原作は日本の文豪、松本清張の原作。
本当に鬼畜という言葉がピッタリな映画に仕上がっている。
見てはいけないものを見てしまったような後ろめたさというかゾクゾク感だったり映画の中のシチュエーション、セリフ一つにも今では使えないセリフのオンパレードだっりする。
例えば ”めかけのくせに!” や、”非人”、など細かく言えばかなりの数のそういったセリフのオンパレードだ。確かに悪い言葉だとは思いますが、そうした言葉も日本の昔からある言葉、今のように無かった物にするのはどうなんだろうと私自身、こうした言葉のいやらしさは風習と感じています。完全にこういった言葉を消してしまうのは本当にいいのか?なんて思う今日この頃です。
この作品の見所は経済的な理由や男女関係のもつれを上手く絡めながら親子の絆を実の親が断ち切ってしまうというタブーに挑戦した作品ではないでしょうか?
見ているだけで気分的に落ち込む、いてもたってもいられない、そんな映画だと思います。
タブーだけではなく色々なことを考えさせられる秀作であることは間違いありません。