ゲバラパーカーはこちら!
久し振りの映画レビューになります。
ようやく見れた映画、いや楽しみにしていたゲバラの伝記映画、チェ/28歳の革命を見ることが出来ました。
ゲバラファンなら必見の映画です。
(ライターFT)
『『チェ 28歳の革命』』
チェ・ゲバラとは一体何者なのか?
20世紀最大のカリスマとなってしまったゲバラはキューバ革命の立役者、様々な有名人達に多大な影響を与えた人物。
アルゼンチンに生れながらキューバ革命の立役者となったゲバラの正式な名前は ”エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna)゛ というのが本当の名前、“CHE”(チェ)という呼び名はいわばニックネーム。相手の親しみを込めて呼びかける際のアルゼンチンの言葉。詳しくは草下シンヤ氏の『歴史はいつもアウトローをつくった』を参照して頂ければさらによくわかる。
冒頭に様々な有名人達に影響を与えたと書きましたが、その有名人も半端な有名人ではない。
ジョン・レノン『あの頃、世界で一番かっこいい男だった』
ラスベガスをやっつけろのジョニー・デップ
ジョニー・デップ『ゲバラが刻印されたペンダントを肌身離さず身につけている』
他にもたくさんゲバラを称賛している学者や哲学者など現在でも多く彼を支持している。
フィデル・カストロと運命的な出会い、そして革命という名のもとにたった12名で始めた戦いがキューバの運命を大きく左右する。
映画、『チェ 28歳の革命』はそんなゲバラの革命に対する思い、目的、理想、様々な思いを見ているものに考えさせてくれる秀作だ。
まずこの映画を見るにあたり、少しゲバラについて調べてから見に行った方が理解しやすく、入りこみやすいだろう。
17歳のゲバラ
アルゼンチン人として生まれたゲバラが初めに目指したのは医者だった。
ゲバラが23歳の時、兄貴分としたっていたアルベルトと共に南米大陸を走破する旅に出る。そこで得たものとは貧困だったり、世の中の矛盾などを痛切に感じたゲバラは2度目の旅の途中で運命の人、キューバ革命のもう一人の立役者である、フィデル・カストロと出会う。
そうしてゲバラは革命の渦の中に入っていく。
ゲバラが大学生の頃、アルベルトと共に南米大陸を旅行した映画がある。
モーターサイクルダイアリーズというゲバラ青年期に照準を当てた映画。
まずは『チェ 28歳の革命』を見に行く前にこの映画を見ておくとより分かりやすいかも知れない。中々の秀作で、人によっては面白みを感じないかも知れないが、ここでのゲバラの考え方、『チェ 28歳の革命』の時のゲバラの考え方の変化などが垣間見れる。
この青年期、ゲバラは旅を通し、最下層労働者、ハンセン氏病患者達との出会い、旅での出来事はゲバラの思想に大きな変化をもたらせたことは間違いない。このモーターサイクルダイアリーズの最後のシーンでは兄貴分と慕っていたアルベルト・グラナード本人がエンディングに登場し、当時の思いを少しだけ語り映画は終わる。
まずはレンタルDVDでこの映画を見ておくとゲバラの歴史的な背景がよく理解出来る。
モーターサイクルダイアリーズ
本編を見た感想としてはまだ何とも言えない。
ゲバラにとっての革命とは
そしてキューバ革命後の彼の行動、なぜキューバにとどまらなかったのか?
正直な感想といえば
『次回作を絶対見ないと死ねない』
だ!(笑
『チェ 28歳の革命』はキューバ革命までの物語になっている。
キューバ革命後、ゲバラが南米ボリビア革命に参加し、1966年11月、ウルグアイ人ビジネスマンに変装して現地に渡る。
その後は2作目の『チェ 39歳 別れの手紙』に繋がる。
キューバと言えば共産主義国家、共産主義国家と言っても中国や北朝鮮のような厳しい監視などは無いらしい。
詳しいキューバ情勢などはまた別の機会を設けたいと思います。
なぜゲバラが共産主義にも関わらず西側の人々を魅了したのか!
その秘密は2作目チェ 39歳 別れの手紙で明らかにされるだろう。
今のこんな時代だからこそゲバラの思想を理解しておく事が必要なのかも知れない。
お勧めの秀作と言える。
久し振りの映画レビューになります。
ようやく見れた映画、いや楽しみにしていたゲバラの伝記映画、チェ/28歳の革命を見ることが出来ました。
ゲバラファンなら必見の映画です。
(ライターFT)
『『チェ 28歳の革命』』
チェ・ゲバラとは一体何者なのか?
20世紀最大のカリスマとなってしまったゲバラはキューバ革命の立役者、様々な有名人達に多大な影響を与えた人物。
アルゼンチンに生れながらキューバ革命の立役者となったゲバラの正式な名前は ”エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ(Ernesto Rafael Guevara de la Serna)゛ というのが本当の名前、“CHE”(チェ)という呼び名はいわばニックネーム。相手の親しみを込めて呼びかける際のアルゼンチンの言葉。詳しくは草下シンヤ氏の『歴史はいつもアウトローをつくった』を参照して頂ければさらによくわかる。
冒頭に様々な有名人達に影響を与えたと書きましたが、その有名人も半端な有名人ではない。
ジョン・レノン『あの頃、世界で一番かっこいい男だった』
ラスベガスをやっつけろのジョニー・デップ
ジョニー・デップ『ゲバラが刻印されたペンダントを肌身離さず身につけている』
他にもたくさんゲバラを称賛している学者や哲学者など現在でも多く彼を支持している。
フィデル・カストロと運命的な出会い、そして革命という名のもとにたった12名で始めた戦いがキューバの運命を大きく左右する。
映画、『チェ 28歳の革命』はそんなゲバラの革命に対する思い、目的、理想、様々な思いを見ているものに考えさせてくれる秀作だ。
まずこの映画を見るにあたり、少しゲバラについて調べてから見に行った方が理解しやすく、入りこみやすいだろう。
17歳のゲバラ
アルゼンチン人として生まれたゲバラが初めに目指したのは医者だった。
ゲバラが23歳の時、兄貴分としたっていたアルベルトと共に南米大陸を走破する旅に出る。そこで得たものとは貧困だったり、世の中の矛盾などを痛切に感じたゲバラは2度目の旅の途中で運命の人、キューバ革命のもう一人の立役者である、フィデル・カストロと出会う。
そうしてゲバラは革命の渦の中に入っていく。
ゲバラが大学生の頃、アルベルトと共に南米大陸を旅行した映画がある。
モーターサイクルダイアリーズというゲバラ青年期に照準を当てた映画。
まずは『チェ 28歳の革命』を見に行く前にこの映画を見ておくとより分かりやすいかも知れない。中々の秀作で、人によっては面白みを感じないかも知れないが、ここでのゲバラの考え方、『チェ 28歳の革命』の時のゲバラの考え方の変化などが垣間見れる。
この青年期、ゲバラは旅を通し、最下層労働者、ハンセン氏病患者達との出会い、旅での出来事はゲバラの思想に大きな変化をもたらせたことは間違いない。このモーターサイクルダイアリーズの最後のシーンでは兄貴分と慕っていたアルベルト・グラナード本人がエンディングに登場し、当時の思いを少しだけ語り映画は終わる。
まずはレンタルDVDでこの映画を見ておくとゲバラの歴史的な背景がよく理解出来る。
モーターサイクルダイアリーズ
本編を見た感想としてはまだ何とも言えない。
ゲバラにとっての革命とは
そしてキューバ革命後の彼の行動、なぜキューバにとどまらなかったのか?
正直な感想といえば
『次回作を絶対見ないと死ねない』
だ!(笑
『チェ 28歳の革命』はキューバ革命までの物語になっている。
キューバ革命後、ゲバラが南米ボリビア革命に参加し、1966年11月、ウルグアイ人ビジネスマンに変装して現地に渡る。
その後は2作目の『チェ 39歳 別れの手紙』に繋がる。
キューバと言えば共産主義国家、共産主義国家と言っても中国や北朝鮮のような厳しい監視などは無いらしい。
詳しいキューバ情勢などはまた別の機会を設けたいと思います。
なぜゲバラが共産主義にも関わらず西側の人々を魅了したのか!
その秘密は2作目チェ 39歳 別れの手紙で明らかにされるだろう。
今のこんな時代だからこそゲバラの思想を理解しておく事が必要なのかも知れない。
お勧めの秀作と言える。