『ハーレム』と聞いたら何を想像する?
女性に囲まれてとろける顔をしている男性?(このハーレムの英語のつづりはHarem) それともヒップホップファッションに身をつつんだ若者たちの街?(このハーレムの英語のつづりはHarlem)
黒人の都、ニューヨークのハーレムは人情あふれる面白い街。
今回は、ハーレムにあるゴミ箱ついてです。
(ライター:ナカムラアキツ)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
この2月に日本に帰って驚いたことといえば、ゴミ箱が街中にないってこと!
なんでも1995年に起きた地下鉄サリン事件以降、ゴミ箱が排除されたということだったけれど、そうだったかしらん。
ゴミ箱がないのに、なんてキレイなんだ、日本。
みんなゴミはどうしているの? 持ち帰っているの?
それに比べてハーレムの汚いことよ。
チャイナタウンとどっちが汚いか、というくらいに汚い。
一般的に中国人は汚いというイメージがあるんだけれど、横浜のチャイナタウンは本当にキレイで驚いた。中国人に見せてやりたいわ。さすが日本。
街を歩けばゴミ箱に当たるニューヨーク・シティーなのに、なーんであんなに汚くって臭いんだろうねえ。不思議だわ。
そんなニューヨークも、ここ数年はリサイクルに力を入れている。
といっても、ご近所ハーレムの人たちにしてみたら「りさいくるう? なんじゃそら。いいじゃねーかよー、ゴミはゴミだろ、なんでいちいちいちいちわけねーといけないんだよ」という気分が今も強い。
なので、街中のゴミ箱には、ゴミと思われるものがなんでも捨てられる。
こちらが一般的なゴミ箱。
かなり使い古されております。
家庭ゴミ、会社のゴミは捨てないように。見つけたら罰金100ドル。
と、言われても〜、捨てますがな、そんなん。当たり前〜。
でも確かにリサイクルって面倒。
日本でも自治体によってリサイクルの仕方が違うようで、これまた面倒みたいですが、こっちもよくわからない。
ガラスとかプラスチックは一般ゴミなんだけれど、牛乳の入っているコンテナはリサイクル。
使い終わった電池は一般ゴミで、アルミホイルはリサイクル。
興味のある方はこちらのサイトをのぞいてみてください、なんですが、未だに面倒よ。紙関係はひとまとめだかららくちんだけど、スナックの入った箱とかをリサイクルにするほどマメじゃないと思うんだよね、ハーレムの人って。
とくに道路に置いてあるゴミ箱なんて、あなた、こりゃひどいですわ。
なーんでもぐちゃっと入っている。
ここ半年くらいから、こうやってゴミ箱の側面を広告に使ったやつが増えている。
ナイス・アイディア。
それにしても、ああ、もう、ぱんぱんじゃないですか。
下には、ダンキンのカップが転がっているし(拾えよ、自分)。
ソーダーのボトルと……袋の中は、ビール瓶かな?
こんなんでリサイクルを、と叫んでいるのがエネルギーの無駄では?
と、思っていたら、今日こんなゴミ箱を発見!
ほら、こうやって緑は紙専用ってわかるようになっています。
何で絵も描いてあるのかって?
アメリカは日本と違って識字率が100%じゃないんです。
それにほら、たった今英語圏じゃないところから着いた人にもわかるでしょ?
こちらは缶、ボトル専用。きれいな青。
実はこれはハーレムじゃない地区にはもうあったんですな。
もうちょっと常識があって、お金持ちの人たちが住んでいる地区にね。
なので今日、あのゴミ箱を見て本当に驚いた。
おおおお、ついにハーレムにも!? って思ったくらいだから。
思うにリサイクルなんて、心に余裕がないとできないことだと思う。
だって、明日にも食べることに困っている人は、リサイクルを考える余裕なんてないよ、はっきりいって。
つまり、そういう人たちが、まだまだ多く住んでいるのがここ、ハーレム。
街をキレイにするとか、地球の資源を守るなんて、はっきりいって他人事。
彼らの意識を変えるのなんて、天と地が逆さまになっても無理! かも。
といっても、何もしないと始まらないので、少しずつ、ハーレムの街にもリサイクルが浸透することを願っているのであった。
やっぱり資源は無限大じゃないんだから、なんでも大切にしないといけないよ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◇Want to know more Harlem?
ブログも書いています。
『ハーレム通信』
◇Why don't you check this T-shirt out?
イラストを使ったTシャツも作っています(ベイビー、キッズ、ガールズそしてメンズ)。
『Store Dragonfly』
女性に囲まれてとろける顔をしている男性?(このハーレムの英語のつづりはHarem) それともヒップホップファッションに身をつつんだ若者たちの街?(このハーレムの英語のつづりはHarlem)
黒人の都、ニューヨークのハーレムは人情あふれる面白い街。
今回は、ハーレムにあるゴミ箱ついてです。
(ライター:ナカムラアキツ)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
この2月に日本に帰って驚いたことといえば、ゴミ箱が街中にないってこと!
なんでも1995年に起きた地下鉄サリン事件以降、ゴミ箱が排除されたということだったけれど、そうだったかしらん。
ゴミ箱がないのに、なんてキレイなんだ、日本。
みんなゴミはどうしているの? 持ち帰っているの?
それに比べてハーレムの汚いことよ。
チャイナタウンとどっちが汚いか、というくらいに汚い。
一般的に中国人は汚いというイメージがあるんだけれど、横浜のチャイナタウンは本当にキレイで驚いた。中国人に見せてやりたいわ。さすが日本。
街を歩けばゴミ箱に当たるニューヨーク・シティーなのに、なーんであんなに汚くって臭いんだろうねえ。不思議だわ。
そんなニューヨークも、ここ数年はリサイクルに力を入れている。
といっても、ご近所ハーレムの人たちにしてみたら「りさいくるう? なんじゃそら。いいじゃねーかよー、ゴミはゴミだろ、なんでいちいちいちいちわけねーといけないんだよ」という気分が今も強い。
なので、街中のゴミ箱には、ゴミと思われるものがなんでも捨てられる。
かなり使い古されております。
家庭ゴミ、会社のゴミは捨てないように。見つけたら罰金100ドル。
と、言われても〜、捨てますがな、そんなん。当たり前〜。
でも確かにリサイクルって面倒。
日本でも自治体によってリサイクルの仕方が違うようで、これまた面倒みたいですが、こっちもよくわからない。
ガラスとかプラスチックは一般ゴミなんだけれど、牛乳の入っているコンテナはリサイクル。
使い終わった電池は一般ゴミで、アルミホイルはリサイクル。
興味のある方はこちらのサイトをのぞいてみてください、なんですが、未だに面倒よ。紙関係はひとまとめだかららくちんだけど、スナックの入った箱とかをリサイクルにするほどマメじゃないと思うんだよね、ハーレムの人って。
とくに道路に置いてあるゴミ箱なんて、あなた、こりゃひどいですわ。
なーんでもぐちゃっと入っている。
ナイス・アイディア。
それにしても、ああ、もう、ぱんぱんじゃないですか。
下には、ダンキンのカップが転がっているし(拾えよ、自分)。
ソーダーのボトルと……袋の中は、ビール瓶かな?
こんなんでリサイクルを、と叫んでいるのがエネルギーの無駄では?
と、思っていたら、今日こんなゴミ箱を発見!
ほら、こうやって緑は紙専用ってわかるようになっています。
何で絵も描いてあるのかって?
アメリカは日本と違って識字率が100%じゃないんです。
それにほら、たった今英語圏じゃないところから着いた人にもわかるでしょ?
こちらは缶、ボトル専用。きれいな青。
実はこれはハーレムじゃない地区にはもうあったんですな。
もうちょっと常識があって、お金持ちの人たちが住んでいる地区にね。
なので今日、あのゴミ箱を見て本当に驚いた。
おおおお、ついにハーレムにも!? って思ったくらいだから。
思うにリサイクルなんて、心に余裕がないとできないことだと思う。
だって、明日にも食べることに困っている人は、リサイクルを考える余裕なんてないよ、はっきりいって。
つまり、そういう人たちが、まだまだ多く住んでいるのがここ、ハーレム。
街をキレイにするとか、地球の資源を守るなんて、はっきりいって他人事。
彼らの意識を変えるのなんて、天と地が逆さまになっても無理! かも。
といっても、何もしないと始まらないので、少しずつ、ハーレムの街にもリサイクルが浸透することを願っているのであった。
やっぱり資源は無限大じゃないんだから、なんでも大切にしないといけないよ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
◇Want to know more Harlem?
ブログも書いています。
『ハーレム通信』
◇Why don't you check this T-shirt out?
イラストを使ったTシャツも作っています(ベイビー、キッズ、ガールズそしてメンズ)。
『Store Dragonfly』