『ハーレム』と聞いたら何を想像する?
女性に囲まれてとろける顔をしている男性?(このハーレムの英語のつづりはHarem) それともヒップホップファッションに身をつつんだ若者たちの街?(このハーレムの英語のつづりはHarlem)
黒人の都、ニューヨークのハーレムは人情あふれる面白い街。
5回目の今回は、公園と水についてです。
(ライター:ナカムラアキツ)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
もう長い間、10年以上日本の夏から離れているので、はて、そういえば日本の夏ってどうやって水とたわむれるんだったけと、ふと思ってしまう。
ニューヨークに夏が近づいて暑くなってくると、ある「画像」が頭に浮かぶ。ある意味ハーレムの夏の風物詩とでも言っていい、アレだ。自分で写真を撮っていないので申し訳ないんですが、暑くなると消火栓からお水をどばーと流す、アレです。
こいつが消火栓。
この口からどばーっと、ものすごい勢いで水が出てくる。
この消火栓、なぜかアメリカ国旗の色合いなんだよね。
普通はグレーでなんとも味気ないのに。
ちなみにこの消火栓は128丁目の5番街と6番街の間にある。
子どもが生まれたせいか、ここ2年くらい、そういった風景を見ていないと今気がついた。暑くなると毎日公園に行って、そこで水遊びをするから。
そうなんです。
ニューヨークの夏といえば、公園で遊べる噴水があって(スプリンクラーと呼んでいる)、そこで水着を着た子どもも、着てない子どももきゃーきゃーいいながら遊んでいるのだ。
これぞまさにニューヨークの、夏の風物詩。
ここはつい最近(7月29日)にオープンしたばかりの公園。
右側に見える黄色いポールの上に黒いゴムヘッドがあって、そこを暖めると水が出る仕組みになっている。
けれどこれがねー、大変なの。こすってもこすっても水が出なくって。
センサーがどうなっているのか。タイム制にすればもっとよかったのにとも思ったり。
でも、水不足で悩んでいる国だってあるんだから、エコーでいいかも、これ。
不必要に水を使わないので。
こちらは、噴水が魚のモニュメントになっている。
水の出口に手を置いて、うわっと一気に離したりするのが結構好きな子どもが多い。
こうやって地面から水が出るところも多い。
なぜか子どもたちは水の出るところに足を置いて、水を止めるのが大好き。
この画像だと誰もやっていないね。
他にもカエルのモニュメントから水が出たり、ニューヨーク市内のいろんなところの公園で、水遊びが行われている。
そしてこのお水遊びにかかせないものが、空のペットボトルとかそういったもの。水をせっせとためて、相手にかけて遊ぶ。
もう一つ必需品は「水風船」。
色はいろんな色がある。
値段もさまざま。でも決して高いものじゃない。
こうやって口を止めて水爆弾にしたり(スペイン語では、まさに水爆弾と呼んでいた)、口を止めないで容器にして、相手に水をかけたりしても遊ぶ。
個人的にはこういうのってのどかで楽しくっていいなーと思うんだけれど、遊具のそばにスプリンクラーがあると、ぬれた子どもたちが滑り台に水を流して滑ったりするので、そうするとぬれてない子どもたちに迷惑かかるのがちょっとイヤだなあ、なんて思ったりもしている。
それから水風船にしても、はじけた後の風船をそのままにしておくので(決して拾ってゴミ箱には捨てない)、翌日来るとえらい汚いままになっている。
汚いと言えば、足下から水が出るスプリンクラーのところなんて、水を入れる容器を持ってきていないからとはいえ、お店のビニール袋(それもハーレムの小さいお店では黒を使用)やら、空き缶を使うのは止めて欲しいのだよね。
でもって、やっぱりこれも捨ててはくれていない。
遊ばれた後、蛇が脱皮した皮をそのまま捨てていくように、そのまま床の上に放置されている。
本当にハーレムの住人って、マナーがない人たちが他の地域と比べて多いよなあ。
どうにかなんないものだろうか。
「ゴミをあたしたちが捨てたら、ゴミを収集している人たちの仕事を奪っちゃうじゃない」と言われそうだし。
やれやれ、だ。
ちなみに息子は洋服が濡れて身体にくっつくのがイヤらしく、水着を持っていっても着ない。プールでも脱ぐと言ってしまうくらい。仕方ないので、オムツいっちょうで水遊びをさせているおかんでした。
とっても恥ずかしいでいございましてよ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
次回は「夏の水遊び第二弾、プール」についてです。
お楽しみ!
===================================
◇Want to know more Harlem?
ブログも書いています。
『ハーレム通信』
◇Why don't you check this T-shirt out?
イラストを使ったTシャツも作っています(ベイビー、キッズ、ガールズそしてメンズ)。
『Store Dragonfly』
女性に囲まれてとろける顔をしている男性?(このハーレムの英語のつづりはHarem) それともヒップホップファッションに身をつつんだ若者たちの街?(このハーレムの英語のつづりはHarlem)
黒人の都、ニューヨークのハーレムは人情あふれる面白い街。
5回目の今回は、公園と水についてです。
(ライター:ナカムラアキツ)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
もう長い間、10年以上日本の夏から離れているので、はて、そういえば日本の夏ってどうやって水とたわむれるんだったけと、ふと思ってしまう。
ニューヨークに夏が近づいて暑くなってくると、ある「画像」が頭に浮かぶ。ある意味ハーレムの夏の風物詩とでも言っていい、アレだ。自分で写真を撮っていないので申し訳ないんですが、暑くなると消火栓からお水をどばーと流す、アレです。
この口からどばーっと、ものすごい勢いで水が出てくる。
この消火栓、なぜかアメリカ国旗の色合いなんだよね。
普通はグレーでなんとも味気ないのに。
ちなみにこの消火栓は128丁目の5番街と6番街の間にある。
子どもが生まれたせいか、ここ2年くらい、そういった風景を見ていないと今気がついた。暑くなると毎日公園に行って、そこで水遊びをするから。
そうなんです。
ニューヨークの夏といえば、公園で遊べる噴水があって(スプリンクラーと呼んでいる)、そこで水着を着た子どもも、着てない子どももきゃーきゃーいいながら遊んでいるのだ。
これぞまさにニューヨークの、夏の風物詩。
右側に見える黄色いポールの上に黒いゴムヘッドがあって、そこを暖めると水が出る仕組みになっている。
けれどこれがねー、大変なの。こすってもこすっても水が出なくって。
センサーがどうなっているのか。タイム制にすればもっとよかったのにとも思ったり。
でも、水不足で悩んでいる国だってあるんだから、エコーでいいかも、これ。
不必要に水を使わないので。
水の出口に手を置いて、うわっと一気に離したりするのが結構好きな子どもが多い。
なぜか子どもたちは水の出るところに足を置いて、水を止めるのが大好き。
この画像だと誰もやっていないね。
他にもカエルのモニュメントから水が出たり、ニューヨーク市内のいろんなところの公園で、水遊びが行われている。
そしてこのお水遊びにかかせないものが、空のペットボトルとかそういったもの。水をせっせとためて、相手にかけて遊ぶ。
もう一つ必需品は「水風船」。
値段もさまざま。でも決して高いものじゃない。
こうやって口を止めて水爆弾にしたり(スペイン語では、まさに水爆弾と呼んでいた)、口を止めないで容器にして、相手に水をかけたりしても遊ぶ。
個人的にはこういうのってのどかで楽しくっていいなーと思うんだけれど、遊具のそばにスプリンクラーがあると、ぬれた子どもたちが滑り台に水を流して滑ったりするので、そうするとぬれてない子どもたちに迷惑かかるのがちょっとイヤだなあ、なんて思ったりもしている。
それから水風船にしても、はじけた後の風船をそのままにしておくので(決して拾ってゴミ箱には捨てない)、翌日来るとえらい汚いままになっている。
汚いと言えば、足下から水が出るスプリンクラーのところなんて、水を入れる容器を持ってきていないからとはいえ、お店のビニール袋(それもハーレムの小さいお店では黒を使用)やら、空き缶を使うのは止めて欲しいのだよね。
でもって、やっぱりこれも捨ててはくれていない。
遊ばれた後、蛇が脱皮した皮をそのまま捨てていくように、そのまま床の上に放置されている。
本当にハーレムの住人って、マナーがない人たちが他の地域と比べて多いよなあ。
どうにかなんないものだろうか。
「ゴミをあたしたちが捨てたら、ゴミを収集している人たちの仕事を奪っちゃうじゃない」と言われそうだし。
やれやれ、だ。
ちなみに息子は洋服が濡れて身体にくっつくのがイヤらしく、水着を持っていっても着ない。プールでも脱ぐと言ってしまうくらい。仕方ないので、オムツいっちょうで水遊びをさせているおかんでした。
とっても恥ずかしいでいございましてよ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
次回は「夏の水遊び第二弾、プール」についてです。
お楽しみ!
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◇Want to know more Harlem?
ブログも書いています。
『ハーレム通信』
◇Why don't you check this T-shirt out?
イラストを使ったTシャツも作っています(ベイビー、キッズ、ガールズそしてメンズ)。
『Store Dragonfly』