関西に住んでいても中々足を踏み入れない場所や、知っていても行った事がなかったり、Deepな人の溜まる場所であったりと様々なDeepな関西を紹介するDeep関西!
先週は体長不良の為、お休みして申し訳ありませんでした。
今週からまた頑張りますので皆様よろしくお願い申し上げます。
さて、今週も動物保護をしているNPO団体のアーク(ARK)さんにで保護されている可愛らしい犬や猫の画像を中心にご紹介していきたいと思います。
スタッフ、ボランティアの方の質問もお聞き致しました!
【アークで里親を待っている犬や猫達!】
アークで保護されている犬や猫達は徹底した管理体制のもとで暮らしています。スタッフの皆さんに大事に育てられています。
アークホームページでも随時、里親募集の告知をされています。
http://www.arkbark.net/j/index.htm
今週は実際に撮影してきた犬や猫の画像を中心にお届け致します。
里親募集中の仔達
(クリックで拡大)
まず最初はりりーちゃん!
可愛いですね!どこかお上品な雰囲気ですね。
前回の最後でサービスショットで掲載した仔ですね!
かしこそうでキリッとしてますね!ライアン君
カリズマちゃんにチャー君、チャー君、何とも言えないですね!
みんな仲良くこっちをうかがっていました!
ミーシャちゃんにマドンナちゃん、どちらも美犬!
カズ君、表情がとても面白いですね!
ピンザ君、ニルコ君、オーソーシャープ君、どの仔も名前が個性的ですね!
アークでは里親を募集している犬や猫たちは今回ご紹介した以外にもたくさんの可愛らしい仔達が待っています。
デイリーSKINで掲載している以外にもいますのでアークホームページをご覧下さい。きっとお気に入りの仔が見つかると思います。
ただ、誰でも簡単に里親になれる訳ではありません。
詳しくは以下をよくお読み下さい。
(アークHPからの抜粋)
【ARKの里親制度について】
一頭の犬との出会いは、いわば結婚のようなものです。
お互いをよく理解し合い、生涯にわたる良きパートナーとなるよう願っています。
そのために、事前に里親になってくださる方の家庭の状況やライフスタイルをお知らせいただき、
最良の伴侶をご紹介したいと考えています。
里親を希望してくださる方は、別紙の質問事項にお答え下さいますようお願いします。
(事前調査書はこちらからダウンロードできます[140KB])
アークで保護されているほとんどの犬や猫は、野良か捨てられていた子達です。
中には過去につらい経験をしたり、虐待をされてきた犬や猫もいます。
これからの生涯を幸せに、安全に過ごせるよう保証する事が大切だと思います。
以上のことから、まず、下記の項目についてご確認下さい。
1.犬/猫を飼育した経験があり、その子の運動や習性、必要な物品、食べ物、健康運動などについてある程度の知識をお持ちでしょうか。
2.犬/猫を飼育できる十分なスペース、時間があり、飼育に伴う経済的負担が可能でしょうか。
3.犬/猫を飼うことが可能なお住まいですか。また、犬/猫をめぐって近所の人とトラブルを起こす懸念はないでしょうか。
4.ご家庭の誰かがほぼ家に居り、新しい家族の一員として迎えることが出来るでしょうか。
5.長年にわたり、最後までその子の世話をする覚悟をお持ちでしょうか。犬も猫も平均約15年生きます。
6.先住猫/犬は、不妊手術をしていますか。これ以上不幸な命を増やさない為に、また、病気の予防の為に、先住猫/犬にも、必ず不妊手術を行うようお願いしております。
不妊手術を行うことにより、子宮・卵巣疾患、乳腺腫瘍の発生率が低くなり、精巣腫瘍、前立腺疾患などの予防になります。(メスの場合、最初の発情期前に不妊手術を行えば、乳腺腫瘍の発生率はほぼゼロパーセントと報告されています。)
不妊・去勢手術のメリット、詳細につきましては >>「健康管理」不妊・去勢手術
アークは、恵まれずに生れてくる子を増やさないために、不妊手術を奨励しています。
アークにいるすべての犬や猫はどこかで生まれ行き場を失った子達であり、ここで生れたのではありません。
不幸な命を増やさないために、成犬/成猫、子犬/子猫を問わず、里親に引き渡す前に必ず不妊手術を受けさせます。
また、アークは子犬/子猫よりも成犬/成猫をおすすめします。
子犬/子猫よりも成犬/成猫をおすすめするのは、次の理由からです。
1.子犬/子猫は、特別な世話が必要で、病気にもなりやすい。
2.生後数ヶ月で、子犬/子猫は様々な経験を身につけ、社会訓練を受け社会性を学びます。それを飼い主が行うことは難しいことです。
3.犬/猫は、生後6、7ヶ月で成犬/成猫と同じ大きさ、容姿に成長します。小さいのはほんの短期間で、どんな性格や体格に育つかは予測しにくいものです。
したがって、初めて犬や猫を飼う方や幼児のおられるご家庭、
仕事をお持ちで忙しい方には特に、大人しく扱いやすい成犬/成猫をおすすめします。
アークの犬は毎日の散歩、猫はブラッシングなどを通し、人慣れをし、社会性を身につけています。
性格の把握や、健康管理もしています。
行動上の問題や病気があれば、予めお知らせします
里親になって下さる方には、以下のことをお願いしています。
1. 犬は鎖につないで飼わないで下さい。もし可能ならば、室内で飼って下さい。同じ空間で生活することにより、より深い関係が結ばれ、今まで想像もしなかったような一面に気付きびっくりさせられることもあるでしょう。屋外で飼育する場合は、十分な広さの囲いに入れ、自由に走り回れるような環境で飼ってください。
2.猫はエイズ、白血病といった伝染病の感染や、交通事故を防ぐためにも、室内で飼って下さい。
3.子犬/子猫、成犬/成猫を問わず、新しい環境に慣れるのは、ひと月以上を要します。外に出たり、逃げ出さないように気をつけて下さい。
4.犬/猫の首輪に飼い主の電話番号を記した札をつけ、その子の写真を撮っておいて下さい。犬は毎日異なった道を散歩させると、家に帰る道を覚えます。
5. 「里親料」として1万5千円をお納めください。
(里親料にはワクチン接種、不妊手術費用等が含まれております。詳しくはこちら)
このようにホームページには色々と里親になる為の条件が記載されています。事前調査書もHPにアクセスすればダウンロード出来ます。詳しくはアークHPの【里親になるには】をクリックして下さい。
里親募集の仔達の詳しいデータ(なぜアークに来たかなど)が記載されています。
どの仔もみんないい仔達でした。
アークの施設には里親を募集していない犬や猫達もいます。
怪我や病気、年老いた仔達です。アークではこの仔達が快適に幸せに暮らせるようにスタッフさん、ボランティアさん達は毎日お世話を丁寧にしています。
年老いた犬達はのんびりとゴロンとしていました。
お世話をスタッフさん!
体重をはかるネコちゃん!
ご飯中のネコちゃん達!
アークではクリニックと呼ばれる所で動物達のケアも行われています。
クリニックでは専属のトリマーさん達がアークで生活する犬や猫達のシャンプーからトリミングまで行っています。
里親が決まったときにはシャンプーしてピカピカになって送り出されます。
クリニック入口
入口左手には検疫する場所も設けられている。
クリニックはこんな感じになっています。
クリニック担当のじゅりさん。笑顔が素敵でアークのムードメーカーでもあるそうです。とても大変なお仕事だと思いますが、この人にお世話される動物達は幸せですね!
アークに住む動物達の台所にもなります。
ここはなんらかの理由で人にあまり慣れていない犬達がいる場所になります。中には虐待を受けて人を信頼出来なくなった犬もいるようです。自然の地形を利用して作られていました。
中にいる仔達は走り回っていました!
誰かが置いて行ったというチャボ!
毎朝、オリバーさんはチャボ君のたまごを美味しく頂いているようです(笑
散歩に行くスタッフさんと犬達。
動物達のお世話はもちろん、メンテナンスまでもこなす奥田さん。
アークで働くスタッフさん達は誰もが皆、明るい表情でした。
動物達の世話は大変なのに皆、明るい表情がとても印象的でした。
散歩中のムック君
アークを案内してくれた山田さん、普段は東京のアーク事務所で勤務されているようです。(お世話になりました!)
しかし、ここで働いている人たちの本当の思いはなんでしょうか?
明るい表情の裏にあるスタッフ、ボランティアさん達の思いを少し垣間見れることが出来ました。
取材後、アークで働くスタッフ、ボランティアさん達にメールでインタビューをしました。
1:アークで動物達の世話をして大変だったこと、やりがいを感じたこと
アークに収容できる動物の数には限界があり、常に飽和状態です。
保護をする動物の数が多くなれば、その分お世話にかかる時間や労力も増えます。500匹の犬猫を少数のスタッフで面倒をみることは、本当に大変な事で、毎日一日が終わる頃にはへとへとになっていす。
アークでやりがいを感じる事は、やはりお世話をしていた犬猫が新しい飼い主さんのもとへ旅立った時です。特に、高齢だったり体に障害がある子に里親さんが決まった時の喜びはひとしおです。
2:悲しかったこと
毎日お世話をしていた動物が亡くなった時です。
私共の最終的なゴールは、行き場を失った子達を保護し、また新しい飼い主さんを見つけ、第二の人生を再出発させることです。どの子も、愛情を独り占めしたいものです。それを叶えることなく、アークで最期を迎える時は、本当に悲しく、自分達の無力さを実感させられます。
3:飼い主に求めること
動物を飼う際、一匹の動物を飼う事がどれだけ大変か、これからも人生で起こりうるあらゆる状況を想定し、熟考した上で飼って頂きたいです。
犬や猫は平均15年生きます。
また、動物を飼う事は、旅行に行きにくくなるといった制限や、経済的、精神的な負担が伴います。テレビで「賢い盲導犬」を見て、「ラブラドールは初めから賢いんだ」という安易な考えは絶対にもつべきではありません。
知識がある人なら、ラブラドールはとてもヤンチャで、根気強いトレーニングが必要な犬種であることを知っています。そういう知識ももたず勉強もせずに、子犬の時の可愛い姿を見て飼う事は、またひとつ不幸な命を増やす事以外のなにものでもないのです。
自分の年齢やライフスタイルにあった犬を、できるだけアークのようなシェルターや殺処分を待つ行政の保健所から引き取って、生涯の家族にしてあげてあげてください。
やはり明るい表情とは裏腹にとても大変だったのですね。
少しでも不幸な犬猫達を何とかしたいというお気持ち、ひしひしと伝わってきます。
インタビュー最後の言葉
>アークのようなシェルターや殺処分を待つ行政の保健所から引き取って、生涯の家族にしてあげてあげてください。
この言葉がスタッフさんの思いの集約では無いでしょうか。
オリバーさん、スタッフ、ボランティアさんの優しさは犬猫の厩舎を見れば一目瞭然です。清潔に整えられた厩舎には糞、一つ落ちていません。犬猫、合わせて約500匹のお世話、本当に御苦労さまです。
取材に訪れた際にも、皆さん嫌な顔一つせずに、対応して頂いた事、心より感謝致します。
アークで行っている ”スポンサー制度” とてもよく出来ています。
病気や怪我、年老いた仔達、この仔達をうちでは飼えないけどアークで飼ってもらえる、そしていつでも時間内であれば会いに行くことも出来る、そういった制度になります。¥3,000/月 または ¥36,000/年からスポンサーになる事が出来ます。
中でも特に気になった猫がいました。
お願いして連れて帰ろうかと思ったほど気になった仔です。
左目が見えないようです。
SKINでもTシャツ売上の一部を寄付したいと思います。
少し前にTVで野良犬が増えたとの報道番組が放送されていました。
野良犬に噛まれたとか、襲われたとかの被害の様子、野良犬を捕獲する様子が放送されていました。
大阪でも淀川の河川敷に数十頭の野良犬がいて、さらに増えているとの報道でした。しかし中には首輪を付けた犬も交じっていました。番組を見た心無い視聴者からのFAXも紹介されていましたが、野良犬が増えた理由は人間が飼っていた犬を捨てたのがほとんどの理由です。
TVの報道について文句を言うつもりは無いですが、野良犬が噛みつくことだけにスポットを当てて放送しないで欲しいですね。一部のモラルの無い飼い主の無責任で捨て犬や捨て猫は生まれてしまいます。
夜に吠えて仕方ないのは理由になりません。
そんな人は動物の生理、生態を理解してどうすれば無駄吠えしないかを学んで欲しいです。
オリバーさんのインタビューで印象に残った言葉があります。
★虐待や人間を信頼していない犬や猫達と打ち解ける事は出来ますか?
時間はかかりますが大丈夫だと思います。
しかしとても大変なことです。消毒から行い、最低でも2か月はかかるかと思います。
その分、打ち解けた時の喜びも大きいです。
>その分、打ち解けた時の喜びも大きいです。
この時のオリバーさんの表情はとても良い表情をしておられました。それまで少し硬い表情だったのですが、この質問をした時の顔はとても印象深かったです。
ペットショップで売られている動物達、ペットショップで購入するのも悪くはないと思いますが、ペットを飼おうと決めたなら、一度アークのホームページで里親募集を確認してみてはどうでしょうか。お金もそれほどかかりません。
一頭につき ¥15,000、この中には避妊手術やワクチン接種が含まれています。
【一般の動物病院でかかる費用】
避妊去勢手術 ¥ 20,000 〜 30,000
ワクチン接種(一回) ¥ 8,000 〜 10,000
これらの費用の一部負担と考えれば安いですね。
またペットショップでどうしても言うならば、ペットを商品陳列していないペットショップ
ペットショップ La Piste(ラ・ピスト)で問い合わせてみましょう。La Piste(ラ・ピスト)さんはアーク会員でもあるワンちゃんに優しいペットショップです。
アークで行われていることが行政を交えて行われれば本当に不幸な動物達はなくなるのでは無いでしょうか?
殺処分を待つ犬や猫達が本気で無くなるような世の中になる事を望みます。
サービスショット
先週は体長不良の為、お休みして申し訳ありませんでした。
今週からまた頑張りますので皆様よろしくお願い申し上げます。
さて、今週も動物保護をしているNPO団体のアーク(ARK)さんにで保護されている可愛らしい犬や猫の画像を中心にご紹介していきたいと思います。
スタッフ、ボランティアの方の質問もお聞き致しました!
【アークで里親を待っている犬や猫達!】
アークで保護されている犬や猫達は徹底した管理体制のもとで暮らしています。スタッフの皆さんに大事に育てられています。
アークホームページでも随時、里親募集の告知をされています。
http://www.arkbark.net/j/index.htm
今週は実際に撮影してきた犬や猫の画像を中心にお届け致します。
里親募集中の仔達
(クリックで拡大)
まず最初はりりーちゃん!
可愛いですね!どこかお上品な雰囲気ですね。
前回の最後でサービスショットで掲載した仔ですね!
かしこそうでキリッとしてますね!ライアン君
カリズマちゃんにチャー君、チャー君、何とも言えないですね!
みんな仲良くこっちをうかがっていました!
ミーシャちゃんにマドンナちゃん、どちらも美犬!
カズ君、表情がとても面白いですね!
ピンザ君、ニルコ君、オーソーシャープ君、どの仔も名前が個性的ですね!
アークでは里親を募集している犬や猫たちは今回ご紹介した以外にもたくさんの可愛らしい仔達が待っています。
デイリーSKINで掲載している以外にもいますのでアークホームページをご覧下さい。きっとお気に入りの仔が見つかると思います。
ただ、誰でも簡単に里親になれる訳ではありません。
詳しくは以下をよくお読み下さい。
(アークHPからの抜粋)
【ARKの里親制度について】
一頭の犬との出会いは、いわば結婚のようなものです。
お互いをよく理解し合い、生涯にわたる良きパートナーとなるよう願っています。
そのために、事前に里親になってくださる方の家庭の状況やライフスタイルをお知らせいただき、
最良の伴侶をご紹介したいと考えています。
里親を希望してくださる方は、別紙の質問事項にお答え下さいますようお願いします。
(事前調査書はこちらからダウンロードできます[140KB])
アークで保護されているほとんどの犬や猫は、野良か捨てられていた子達です。
中には過去につらい経験をしたり、虐待をされてきた犬や猫もいます。
これからの生涯を幸せに、安全に過ごせるよう保証する事が大切だと思います。
以上のことから、まず、下記の項目についてご確認下さい。
1.犬/猫を飼育した経験があり、その子の運動や習性、必要な物品、食べ物、健康運動などについてある程度の知識をお持ちでしょうか。
2.犬/猫を飼育できる十分なスペース、時間があり、飼育に伴う経済的負担が可能でしょうか。
3.犬/猫を飼うことが可能なお住まいですか。また、犬/猫をめぐって近所の人とトラブルを起こす懸念はないでしょうか。
4.ご家庭の誰かがほぼ家に居り、新しい家族の一員として迎えることが出来るでしょうか。
5.長年にわたり、最後までその子の世話をする覚悟をお持ちでしょうか。犬も猫も平均約15年生きます。
6.先住猫/犬は、不妊手術をしていますか。これ以上不幸な命を増やさない為に、また、病気の予防の為に、先住猫/犬にも、必ず不妊手術を行うようお願いしております。
不妊手術を行うことにより、子宮・卵巣疾患、乳腺腫瘍の発生率が低くなり、精巣腫瘍、前立腺疾患などの予防になります。(メスの場合、最初の発情期前に不妊手術を行えば、乳腺腫瘍の発生率はほぼゼロパーセントと報告されています。)
不妊・去勢手術のメリット、詳細につきましては >>「健康管理」不妊・去勢手術
アークは、恵まれずに生れてくる子を増やさないために、不妊手術を奨励しています。
アークにいるすべての犬や猫はどこかで生まれ行き場を失った子達であり、ここで生れたのではありません。
不幸な命を増やさないために、成犬/成猫、子犬/子猫を問わず、里親に引き渡す前に必ず不妊手術を受けさせます。
また、アークは子犬/子猫よりも成犬/成猫をおすすめします。
子犬/子猫よりも成犬/成猫をおすすめするのは、次の理由からです。
1.子犬/子猫は、特別な世話が必要で、病気にもなりやすい。
2.生後数ヶ月で、子犬/子猫は様々な経験を身につけ、社会訓練を受け社会性を学びます。それを飼い主が行うことは難しいことです。
3.犬/猫は、生後6、7ヶ月で成犬/成猫と同じ大きさ、容姿に成長します。小さいのはほんの短期間で、どんな性格や体格に育つかは予測しにくいものです。
したがって、初めて犬や猫を飼う方や幼児のおられるご家庭、
仕事をお持ちで忙しい方には特に、大人しく扱いやすい成犬/成猫をおすすめします。
アークの犬は毎日の散歩、猫はブラッシングなどを通し、人慣れをし、社会性を身につけています。
性格の把握や、健康管理もしています。
行動上の問題や病気があれば、予めお知らせします
里親になって下さる方には、以下のことをお願いしています。
1. 犬は鎖につないで飼わないで下さい。もし可能ならば、室内で飼って下さい。同じ空間で生活することにより、より深い関係が結ばれ、今まで想像もしなかったような一面に気付きびっくりさせられることもあるでしょう。屋外で飼育する場合は、十分な広さの囲いに入れ、自由に走り回れるような環境で飼ってください。
2.猫はエイズ、白血病といった伝染病の感染や、交通事故を防ぐためにも、室内で飼って下さい。
3.子犬/子猫、成犬/成猫を問わず、新しい環境に慣れるのは、ひと月以上を要します。外に出たり、逃げ出さないように気をつけて下さい。
4.犬/猫の首輪に飼い主の電話番号を記した札をつけ、その子の写真を撮っておいて下さい。犬は毎日異なった道を散歩させると、家に帰る道を覚えます。
5. 「里親料」として1万5千円をお納めください。
(里親料にはワクチン接種、不妊手術費用等が含まれております。詳しくはこちら)
このようにホームページには色々と里親になる為の条件が記載されています。事前調査書もHPにアクセスすればダウンロード出来ます。詳しくはアークHPの【里親になるには】をクリックして下さい。
里親募集の仔達の詳しいデータ(なぜアークに来たかなど)が記載されています。
どの仔もみんないい仔達でした。
アークの施設には里親を募集していない犬や猫達もいます。
怪我や病気、年老いた仔達です。アークではこの仔達が快適に幸せに暮らせるようにスタッフさん、ボランティアさん達は毎日お世話を丁寧にしています。
年老いた犬達はのんびりとゴロンとしていました。
お世話をスタッフさん!
体重をはかるネコちゃん!
ご飯中のネコちゃん達!
アークではクリニックと呼ばれる所で動物達のケアも行われています。
クリニックでは専属のトリマーさん達がアークで生活する犬や猫達のシャンプーからトリミングまで行っています。
里親が決まったときにはシャンプーしてピカピカになって送り出されます。
クリニック入口
入口左手には検疫する場所も設けられている。
クリニックはこんな感じになっています。
クリニック担当のじゅりさん。笑顔が素敵でアークのムードメーカーでもあるそうです。とても大変なお仕事だと思いますが、この人にお世話される動物達は幸せですね!
アークに住む動物達の台所にもなります。
ここはなんらかの理由で人にあまり慣れていない犬達がいる場所になります。中には虐待を受けて人を信頼出来なくなった犬もいるようです。自然の地形を利用して作られていました。
中にいる仔達は走り回っていました!
誰かが置いて行ったというチャボ!
毎朝、オリバーさんはチャボ君のたまごを美味しく頂いているようです(笑
散歩に行くスタッフさんと犬達。
動物達のお世話はもちろん、メンテナンスまでもこなす奥田さん。
アークで働くスタッフさん達は誰もが皆、明るい表情でした。
動物達の世話は大変なのに皆、明るい表情がとても印象的でした。
散歩中のムック君
アークを案内してくれた山田さん、普段は東京のアーク事務所で勤務されているようです。(お世話になりました!)
しかし、ここで働いている人たちの本当の思いはなんでしょうか?
明るい表情の裏にあるスタッフ、ボランティアさん達の思いを少し垣間見れることが出来ました。
取材後、アークで働くスタッフ、ボランティアさん達にメールでインタビューをしました。
1:アークで動物達の世話をして大変だったこと、やりがいを感じたこと
アークに収容できる動物の数には限界があり、常に飽和状態です。
保護をする動物の数が多くなれば、その分お世話にかかる時間や労力も増えます。500匹の犬猫を少数のスタッフで面倒をみることは、本当に大変な事で、毎日一日が終わる頃にはへとへとになっていす。
アークでやりがいを感じる事は、やはりお世話をしていた犬猫が新しい飼い主さんのもとへ旅立った時です。特に、高齢だったり体に障害がある子に里親さんが決まった時の喜びはひとしおです。
2:悲しかったこと
毎日お世話をしていた動物が亡くなった時です。
私共の最終的なゴールは、行き場を失った子達を保護し、また新しい飼い主さんを見つけ、第二の人生を再出発させることです。どの子も、愛情を独り占めしたいものです。それを叶えることなく、アークで最期を迎える時は、本当に悲しく、自分達の無力さを実感させられます。
3:飼い主に求めること
動物を飼う際、一匹の動物を飼う事がどれだけ大変か、これからも人生で起こりうるあらゆる状況を想定し、熟考した上で飼って頂きたいです。
犬や猫は平均15年生きます。
また、動物を飼う事は、旅行に行きにくくなるといった制限や、経済的、精神的な負担が伴います。テレビで「賢い盲導犬」を見て、「ラブラドールは初めから賢いんだ」という安易な考えは絶対にもつべきではありません。
知識がある人なら、ラブラドールはとてもヤンチャで、根気強いトレーニングが必要な犬種であることを知っています。そういう知識ももたず勉強もせずに、子犬の時の可愛い姿を見て飼う事は、またひとつ不幸な命を増やす事以外のなにものでもないのです。
自分の年齢やライフスタイルにあった犬を、できるだけアークのようなシェルターや殺処分を待つ行政の保健所から引き取って、生涯の家族にしてあげてあげてください。
やはり明るい表情とは裏腹にとても大変だったのですね。
少しでも不幸な犬猫達を何とかしたいというお気持ち、ひしひしと伝わってきます。
インタビュー最後の言葉
>アークのようなシェルターや殺処分を待つ行政の保健所から引き取って、生涯の家族にしてあげてあげてください。
この言葉がスタッフさんの思いの集約では無いでしょうか。
オリバーさん、スタッフ、ボランティアさんの優しさは犬猫の厩舎を見れば一目瞭然です。清潔に整えられた厩舎には糞、一つ落ちていません。犬猫、合わせて約500匹のお世話、本当に御苦労さまです。
取材に訪れた際にも、皆さん嫌な顔一つせずに、対応して頂いた事、心より感謝致します。
アークで行っている ”スポンサー制度” とてもよく出来ています。
病気や怪我、年老いた仔達、この仔達をうちでは飼えないけどアークで飼ってもらえる、そしていつでも時間内であれば会いに行くことも出来る、そういった制度になります。¥3,000/月 または ¥36,000/年からスポンサーになる事が出来ます。
中でも特に気になった猫がいました。
お願いして連れて帰ろうかと思ったほど気になった仔です。
左目が見えないようです。
SKINでもTシャツ売上の一部を寄付したいと思います。
少し前にTVで野良犬が増えたとの報道番組が放送されていました。
野良犬に噛まれたとか、襲われたとかの被害の様子、野良犬を捕獲する様子が放送されていました。
大阪でも淀川の河川敷に数十頭の野良犬がいて、さらに増えているとの報道でした。しかし中には首輪を付けた犬も交じっていました。番組を見た心無い視聴者からのFAXも紹介されていましたが、野良犬が増えた理由は人間が飼っていた犬を捨てたのがほとんどの理由です。
TVの報道について文句を言うつもりは無いですが、野良犬が噛みつくことだけにスポットを当てて放送しないで欲しいですね。一部のモラルの無い飼い主の無責任で捨て犬や捨て猫は生まれてしまいます。
夜に吠えて仕方ないのは理由になりません。
そんな人は動物の生理、生態を理解してどうすれば無駄吠えしないかを学んで欲しいです。
オリバーさんのインタビューで印象に残った言葉があります。
★虐待や人間を信頼していない犬や猫達と打ち解ける事は出来ますか?
時間はかかりますが大丈夫だと思います。
しかしとても大変なことです。消毒から行い、最低でも2か月はかかるかと思います。
その分、打ち解けた時の喜びも大きいです。
>その分、打ち解けた時の喜びも大きいです。
この時のオリバーさんの表情はとても良い表情をしておられました。それまで少し硬い表情だったのですが、この質問をした時の顔はとても印象深かったです。
ペットショップで売られている動物達、ペットショップで購入するのも悪くはないと思いますが、ペットを飼おうと決めたなら、一度アークのホームページで里親募集を確認してみてはどうでしょうか。お金もそれほどかかりません。
一頭につき ¥15,000、この中には避妊手術やワクチン接種が含まれています。
【一般の動物病院でかかる費用】
避妊去勢手術 ¥ 20,000 〜 30,000
ワクチン接種(一回) ¥ 8,000 〜 10,000
これらの費用の一部負担と考えれば安いですね。
またペットショップでどうしても言うならば、ペットを商品陳列していないペットショップ
ペットショップ La Piste(ラ・ピスト)で問い合わせてみましょう。La Piste(ラ・ピスト)さんはアーク会員でもあるワンちゃんに優しいペットショップです。
アークで行われていることが行政を交えて行われれば本当に不幸な動物達はなくなるのでは無いでしょうか?
殺処分を待つ犬や猫達が本気で無くなるような世の中になる事を望みます。
サービスショット
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