商売繁盛で笹持て来い!今宮戎神社の十日ゑびす 完結編 :: デイリーSKIN

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[2007年01月30日00時00分00秒]
商売繁盛で笹持て来い!今宮戎神社の十日ゑびす 完結編

関西に住んでいても中々足を踏み入れない場所や、知っていても行った事がなかったり、Deepな人の溜まる場所であったりと様々なDeepな関西を紹介するDeep関西!

あまりDeepな関西の紹介にはならないかも知れませんが

『商売繁盛で笹持て来い!今宮戎神社の十日ゑびす』

をレポートしてみました。
(ライターFT)


http://ag-skin.com/daily/skinblog.cgi?mode=2&sn=295
先週からの続きです!
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┃『商売繁盛で笹持て来い!今宮戎神社の十日ゑびす 完結編』
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いつもこの十日ゑびすにお参りすると、すぐに福笹を貰い、適当にお飾りを購入し、出店をぶらぶら見ながら帰るのだけど、今回は今宮戎神社をよく観察してみようと思い、本殿以外の建物をじっくり観察してみた。



鳥居の入り口

入り口の入り口の鳥居の上に飾られているのは、今年の干支のイノシシの絵だった。



内部には別のイノシシの絵

裏側にも素晴らしいイノシシが583匹も描かれていた。
良く見ないと分からないけど、かなりの力作だ。素晴らしいし、めでたい!


そして本殿の周りにある社務所の上にはこんな絵が年代別に飾られている。



年代別に描かれている4枚の絵(社務所上)


これまた中々いい感じの絵だった。
思わずじっくり見てしまった。

そして一番の楽しみは縁日だ。神社を後にし、出店数の多い縁日を見る。かなり沢山あり、同じ出店も多いけど、この祭りの雰囲気は最高にいい!何も買わなくても楽しい。



戎神社近くの出店の様子





昔懐かしいスマートボール、新世界(通天閣の近辺)ではいまだにこのスマートボール場が存在する。そして玉の交換率はパチンコと同じらしい。この出店の場合は景品が貰える。



平日の昼だけどこの人だかり!

べっこうアメやから揚げ屋の屋台は多めにあった。そして雑貨屋のような出店まである。



骨董品屋まである!

この骨董品を出しているお店も多かった。中でも一番大掛かりに出店している骨董品屋さんでは

 『これホンマかいっ!』

と、ツッコミを入れたくなるような高い骨董品まであった!


一番、大きな骨董品屋さんでは何やらすんげー物が販売されていた!



こ、これは一体・・・






がぉ〜〜〜

と、と、と、と、と、



   虎やないかいっ!!!

にににに、逃げろっ!くっ、喰われるっ!


これはすんげーぞ!
さすが大阪!なにわのあきんどは何でも売ったるどー!
ト、虎の剥製やどー!

これなんかもっとビックリするどー!






ぱぱぱぱ、ぱおぉ〜〜〜ん!


ぞ、象やぞ!

ぞ、象やぞ!

ぞ、象・・・

象の剥製だった!
きっとニセモノだろうと思っていた。大きさは大型犬くらいのサイズだった。さすがにじっくりと見た。触ってもみた。何か本物っぽいのだ。そしてこの象さんのお腹の部分に注目してみると何やら縫ったような痕があった。



この縫い目は本物?





近くで良く見ると、毛の質感や皮膚の感じは本物のようだ!


もう、本当にビックラした。そしてビックリしていると向こうから大き生き物が近づいて来るような気がする。



ししし、シロクマやん!
ししし、死んだふり、死んだふり!

歩いてこっち来るぞ!






シロクマの剥製

まぁ、すんごいのだ!

これだけでもかなりビックリした!




西欧の鎧

こんなのや、



日本の鎧

こんなのや、



もちろん模造刀

模造刀や





マンモスの牙や


まままままま、マンモス???


マジかよっ!















マンモスの牙

堺市の浦美術館出店と書かれてあるので本物っぽい。

もちろん、触りまくってきた!

面白すぎるぞ!この骨董品屋さん。

中でも一番、不気味だったのがコレ!



不気味な首振りの置物

一見すると何てことない不気味な陶器の置物なのだけれど、この置物、電動式で首を前後に振っているのだ。詳しい事は分からないけど、安ければ買って帰る所だった。



どれでも一つ¥2000!

微妙に高いような気がする七福神の木彫りの人形。
ちょっとありがたみに欠けるような気がする。



こんな感じで骨董品が並べられていた!


骨董品屋はかなり面白かった。
奥のテーブルに原寸大の大国様がビールを飲んでいるではないか!


大黒様の説明http://www.ojizosan.com/daikokuebisu.htmlこのサイトから引用

大黒様は元々サンスクリット語でマハーカーラと呼ばれ、3つの顔、3つの目と6本の腕を持つ忿怒の戦闘神だったようです。仏教では三宝(仏・法・僧)の守護神として信仰されるようになりました。中国に入ってからどういう訳か「福徳をあたえる神」そして「食厨の神」や「台所の神」として見られるようになりました。

彼の名前の由来には三つの説があります。
その一:体の色が青黒いことから大黒様と呼ばれるようになった。
その二:インドの寺院の厨房に祭られているこの「台所の神」に毎日、油をかけて黒くなったことからこの名前を付けられた。
その三:日本へ入ってから、神道の「大国主神」の読み方が似ているから「大黒」と呼ばれるようになった。





大黒様の頭部分?

本当は吉本興業所属の吉本新喜劇のスター島木譲二さんだった!
骨董屋さんのテーブルに座り、缶ビールを7、8本開けていい感じに出来上がっていた!

怒られるかと思いながら


  『すみません、写真撮らせて頂いても宜しいですか?』



と、訊ねてみると、大黒さ、もとい、島木譲二さんは人懐っこい表情で、



 『なんで?一緒に撮ろやぁ〜ん!チンチラポッポッ!』



と、大サービスしてくれた!

オレはまさか新喜劇のギャグを生で聞けるなんて思ってもみなかった!

しかし、かなりサム〜〜〜〜い雰囲気に包まれたのは言うまでもない!

しかし、この大黒さ、もとい、島木譲二さんはとても気さくでフレンドリーに接してくれ、とても優しかった。


笑いの神降臨!島木譲二さんとツーショット記念撮影!

この骨董屋さんは他にも沢山、面白い掘り出し物?が所狭しと陳列されていてかなりの人出だった。一体、『誰が買うねん!』と、言ったようなユニコーン(一角獣)や化石が沢山埋まった石や80万円もする女像なんかが置かれていた。ここを見るだけでもかなり面白い。   


なんと150万円のユニコーン!




化石が沢山埋まった石(値切るのがあたり前!)




80万円もする女像(作者は誰?何もかいてねーし!)


ホント、面白かった!

さて、この今宮戎神社のもう一つのお楽しみはやはり縁日だろう。
この十日えびすでは規模が違う。デカイのだかなり、神社の周りはもちろん、なんばCITYの南館あたりまで屋台が出ている。


賑わいは凄い!


かならず当る、外れなしの屋台や楽しいサメ釣りなど、少し変わった屋台も結構あった!


ホンマかいっ!(本当に外れはないけど・・・)




楽しいのか?

中には誰もお客さんがいない ”わなげあそび” 屋さんがあったり、ペット屋さんまであったりするのだ!


あまりの客のいなさにうなだれるお兄さん2人




スコティッシュフォールドとアメリカンショートヘアー




開運、厄除けの身代わりひょうたん屋さん



はやりのダーツ屋台まで!(屋台は流行りか?)

オッサンのオレでもかなり楽しい。

毎年、えべっさんは欠かさずにお参りしてる。

そして行くと必ず面白い事に遭遇する。
来年のお正月は最初に高津宮のとんど祭りで日本一の美味しい屋台を食べ、次に十日ゑびすに商売繁盛祈願をしに行く!

今年のお正月はかなり楽しかったです。

Deep関西をご覧の皆様、来年は是非、行ってみて下さい。
ではこのあたりで!

                                                                












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