大阪市内の湾岸、舞洲にある大阪市が建設した下水汚泥を溶融処理する汚泥集中処理場のこと。
(ライターFT)
舞洲スラッジセンターって何?
舞洲スラッジセンターのHPによると
下水処理場には汚水を処理する『水処理施設』と、汚水を処理した後に残る汚泥を処理する『汚泥処理施設』があります。家庭や工場から出た汚水や雨水は下水管を通り下水処理場へ集め、処理し、川に放流します。
・下水汚泥を効率的に安定して処理
・下水汚泥の輸送をトラックからパイプへ
・下水汚泥の処分を埋立処分から有効利用へ
・効率的な汚泥処理研究・開発の結晶!
このように記載されている。
大阪市HP舞洲スラッジセンター
環境保護芸術家として世界的に著名な故フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏がデザイン担当した経緯があり、これが赤字財政垂れ流しの大阪市に批判が寄せられている。
批判は大阪民国ダメポツアーで読んでもらえればよいとしてこの建物を建設したフンデルトヴァッサーという人は他にもこんな建設物を設計している。
オーストリアにあるフンデルトヴァッサー作の温泉村
まさに個性的な建築デザイナーであることは間違いない。
この人がフンデルトヴァッサー
オーストリアの芸術家で舞洲にはこのスラッジセンター意外に大阪市環境局舞洲工場も手がけている。
大阪市環境局舞洲工場
とにかく世界的に有名な建築デザイナーであることは間違いない。
そして何故、このデザイナーに大阪市が多額の建設費を投じ依頼したのかは横山ノック知事の時にオリンピック誘致の話が持ち上がったとされている。
残念ながらオリンピック誘致は無駄に終わりましたが、巨額の資金投入の残骸と言われても仕方ないのは確かな話。
でも、デザインを真近で見るとかなりの迫力であることは間違いない。
ただ、ヨーロッパの普段でも素敵な街並みにフンデルトヴァッサーのデザインした建築物は絵になるのだけど、舞洲と言う不毛な埋立地にそびえ立つこのアンバランスな景色はどう表現すれば良いのだろうか?
特に夜などはかなり不気味な感じさえする。
ウィーンの市営住宅
上の画像を見る限りでは斬新で街を歩く人々を楽しませてくれるようなヨーロッパの洒落た風景という感じを受けるが、舞洲にそびえ立つこの建築物はデザイナーの意図とは少し異なるように感じるのはきっと私だけではないはずだ。
フンデルトヴァッサーのデザインコンセプトは複雑に絡み合いながら全体として秩序を保つ自然の仕組みに多くを学ぶというもの。
そのコンセプトはヨーロッパのような街並みだからこそそのデザインも生きてくるのではないだろうか。
ディープエコロジーという観点と思想を基盤にしていたフンデルトヴァッサー、確かに下水や焼却場のデザインということでは合致しているかも知れない。
続きは明日!
(ライターFT)
舞洲スラッジセンターって何?
舞洲スラッジセンターのHPによると
下水処理場には汚水を処理する『水処理施設』と、汚水を処理した後に残る汚泥を処理する『汚泥処理施設』があります。家庭や工場から出た汚水や雨水は下水管を通り下水処理場へ集め、処理し、川に放流します。
・下水汚泥を効率的に安定して処理
・下水汚泥の輸送をトラックからパイプへ
・下水汚泥の処分を埋立処分から有効利用へ
・効率的な汚泥処理研究・開発の結晶!
このように記載されている。
大阪市HP舞洲スラッジセンター
環境保護芸術家として世界的に著名な故フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏がデザイン担当した経緯があり、これが赤字財政垂れ流しの大阪市に批判が寄せられている。
批判は大阪民国ダメポツアーで読んでもらえればよいとしてこの建物を建設したフンデルトヴァッサーという人は他にもこんな建設物を設計している。
オーストリアにあるフンデルトヴァッサー作の温泉村
まさに個性的な建築デザイナーであることは間違いない。
この人がフンデルトヴァッサー
オーストリアの芸術家で舞洲にはこのスラッジセンター意外に大阪市環境局舞洲工場も手がけている。
大阪市環境局舞洲工場
とにかく世界的に有名な建築デザイナーであることは間違いない。
そして何故、このデザイナーに大阪市が多額の建設費を投じ依頼したのかは横山ノック知事の時にオリンピック誘致の話が持ち上がったとされている。
残念ながらオリンピック誘致は無駄に終わりましたが、巨額の資金投入の残骸と言われても仕方ないのは確かな話。
でも、デザインを真近で見るとかなりの迫力であることは間違いない。
ただ、ヨーロッパの普段でも素敵な街並みにフンデルトヴァッサーのデザインした建築物は絵になるのだけど、舞洲と言う不毛な埋立地にそびえ立つこのアンバランスな景色はどう表現すれば良いのだろうか?
特に夜などはかなり不気味な感じさえする。
ウィーンの市営住宅
上の画像を見る限りでは斬新で街を歩く人々を楽しませてくれるようなヨーロッパの洒落た風景という感じを受けるが、舞洲にそびえ立つこの建築物はデザイナーの意図とは少し異なるように感じるのはきっと私だけではないはずだ。
フンデルトヴァッサーのデザインコンセプトは複雑に絡み合いながら全体として秩序を保つ自然の仕組みに多くを学ぶというもの。
そのコンセプトはヨーロッパのような街並みだからこそそのデザインも生きてくるのではないだろうか。
ディープエコロジーという観点と思想を基盤にしていたフンデルトヴァッサー、確かに下水や焼却場のデザインということでは合致しているかも知れない。
続きは明日!