文学としてのエロス :: デイリーSKIN

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[2015年11月03日00時00分00秒]
文学としてのエロス

官能小説よりもエロい? 女流作家たちのセクシー文学ランキング

 男性目線と女性目線のエロさは違います。

 エロスとは、女性が求めるエロスとは何ぞや?

(ライターFT)

文学としてのエロス


 村上由香という女流作家がエロい。もちろんライトノベルの類いではなく、小説というジャンルでしっかりした内容。官能小説でもない。



 中々の美人作家さん。小説「ダブルファンタジー」では性欲の強い女性を主人公に設定しているが、その主人公、奈津は男を貪りまくる。愛憎のスパイラルに陥ってしまう主人公が無惨で切ない。きっと全ての人には理解し難い作品かも知れない。

 多くの女性が、こうした妄想をしているのだろうか、誰しもが持っている妄想なのだろうか。女性の愛憎の奥深さは未知というほか無い。

 官能小説と言えるかも知れません。しかしさすがに村田由佳、それだけでは無い事が読み進めて行くうちに感じてしまう。

 35歳の女性が56歳の男性と付き合い、性に溺れて行く様を丁寧にエロティックに描いている。

 この物語、確かにエロいのですが、男性がエロいと感じる程でもない。エロさの衝撃的なインパクトに欠ける。これは女性はどう感じるかは私には分からない。性の醜さがまだ少ない。もう少し多くても良いのではないかと感じました。しかし紛れも無い名作と言えます。

 











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