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[2014年06月07日00時00分00秒]
本の虫

   セックスなんて11分間の問題だ。

 昨日もデイリーSKINでお伝え致しました、ブラジル人作家、パウロ•コエーリョの小説のご紹介です。

(ライターFT)

本の虫


 パウロとの出会いは、うつ病に苦しんでいた時でした。

 うつのメカニズムって脳内伝達物質の分泌の異常だったんだ!そう思わせてくれた作品でした。「ベロニカは死ぬことにした」が始めて読んだ作品だったんです。

 その後も彼の作品が気になりアルケミストを初め、軒並み読破しています。



 今回ご紹介するパウロの作品は「11分間」という小説です。

 内容(「BOOK」データベースより)
「むかし、あるところに、マリーアという名の売春婦がいた」マリーアは、ブラジルの田舎町に育った美しい娘。恋愛に失望し、スイスの歓楽街で売春婦をして暮らしている。セックスによる陶酔など一度も味わうこともなく、日記帳だけに心を打ち明ける毎日。だが運命的な出会いが、マリーアに愛の苦しみと痛み、そして至上の喜びをもたらそうとしていた―。 


 主人公のマリーアが娼婦だからこそ現実と嘘の狭間にある大切なものを読者に日記という媒体を通し、心と体の本当の意味を見つけるヒントになる作品とも言えます。

 とっても素敵な作品です。











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