脳と睡眠の関係、質の良い睡眠で疲れを取れ! :: デイリーSKIN

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[2020年08月20日00時00分00秒]
脳と睡眠の関係、質の良い睡眠で疲れを取れ!


脳と睡眠の関係、質の良い睡眠で疲れを取れ!

(ライターFT)

■ 脳番地睡眠法の基本は、日中に歩くこと 


 脳には1000億個以上の神経細胞があり、ネットワークが張り巡らされ、神経細胞群が役割の違う脳の働きを分担しています。これらの様子をみていると、脳は部位ごとに、発達していくことが分かってきました。そこで、私は、それらを「脳番地」と名付けました。約120個の脳番地は、それぞれ別々の理由で寝不足になりやすいのだと考えています。

 そこで、私は脳を場所ごとに休める方法、「脳番地睡眠法」を考案しました。
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 最初の発想のヒントは、イルカの睡眠でした。右脳と左脳が脳梁(のうりょう)によってつながらず、独立しているイルカは、右脳と左脳を交互に眠らせることができると言われています。

 ところが私たち人間の脳は、下図1のMRI脳画像で示したように、右脳と左脳が脳梁でつながっています。そのため、脳の一部が疲れているだけでも脳全体が疲労していると感じます。右脳の疲れなのか、左脳の疲れなのかさえ、判断がつかないのです。

🌟寝不足脳を変える「脳番地睡眠法」の実践テクニック




 リンク記事のどの脳が疲れているかの診断をまずやってみましょう。

 脳番地睡眠方で質の良い睡眠が期待できます。

■ 脳番地睡眠法の基本は、日中に歩くこと 


 寝不足になりやすい脳番地が分かったところで、さっそく脳番地睡眠法を実践していきましょう。

 脳番地睡眠法は、寝不足に陥りやすい脳番地を日中に集中的に攻略する方法です。この方法は、私が、「脳番地トレーニング」と呼んでいるものです。使っていない脳番地は眠りにくいので、そこを意識してトレーニングすることで日中に脳全体を活性化し、夜間に眠りやすくする、という方法です。

 さらに、寝不足に陥りやすい脳番地を、入眠時にいろいろな方法で休息させ、スムースに睡眠へ導くという方法です。

 日中、私たちは活動のために、目を開き、耳を使い、手足を動かし、他の人と会話をします。つまり、視覚系・聴覚系・運動系・伝達系の4つの脳番地を活動させます。この4つの脳番地の活動の中心は、運動系脳番地です。この脳番地は、動いて行動するだけで、また、人と会うことだけで、自ずと活性化します。

 一方、部屋に閉じこもり、ほとんど誰にも会わないという「ひきこもり」などの状態では、夜間にこれらの脳番地の眠る理由がなくなります。

 ですから、いつまでたっても寝付けないで寝不足になったときには、むしろ、日中に歩いてください。どのくらい歩くべきかといいますと、私の経験も踏まえて、毎日1時間です。30分では少なすぎます。ただし、家事をしたり、室内で日中に動き回っている人は、30分でも十分でしょう。日中に歩くことで、夜間にスムースに入眠できる脳がつくれるのです。
🌟寝不足脳を変える「脳番地睡眠法」の実践テクニック


 一番の大敵はストレスです。

 しかしストレスを感じている脳の場所を知ることで対策が立てられるので、効率の良い対策が行えます。



 まずはこちらの動画で脳番地の場所ををイメージしておきましょう。



 脳の構造を知ることで質の高い睡眠を。

 続きます。











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