2020年 AIはどこまで進化しているのか まとめ :: デイリーSKIN

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[2020年06月02日00時00分00秒]
2020年 AIはどこまで進化しているのか まとめ


2020年 AIはどこまで進化しているのか

(ライターFT)

今後5年間でAIはここまで発展する 

 なぜ「5年間」なのか

 タイトルを見て、「今後10年間」ではなく「5年間」という数字を中途半端だと感じた方もおられるでしょう。しかし、「5年間」とした理由は、AIの進化のスピードが、現時点ですでに10年後の姿を予見することなど到底不可能なほど驚異的なレベルにあるためなのです。

 テレフォニカ・アルファの最高イノベーション責任者であり、オートデスクの元ディレクターであるMaurice Conti(モーリス・コンティ)氏は、2017年2月にTEDxに登壇した際に、次のように指摘しました。

 人類史では、まず狩猟採集時代が数百万年続き、それから数千年の農耕時代があり、さらに2百年ほどの工業化時代を経て、情報化時代に入ってからは、まだほんの数十年しか経っていません。

 そして、AI時代にいたっては(その概念が創案されたのが1950年代とはいえ)、実際に始まったのがここ5年以内の話に過ぎないのです。

🌟今後5年間でAIはここまで発展する




 すでにプログラミングから機械学習に移行し始めています。

 上記のリンクは2017年の記事になりますので、さらにAIは進化していると思われます。

 私たちの生活の中でAIを感じる事はまだ、あまり無いような気がします。AIが搭載されているオーブンレンジで、献立に悩んだときに話しかけると提案してくれたり、操作法について教えてくれたりと電化製品の進化は素晴らしい進化を遂げました。

 先日、新型コロナウィルスで特別定額給付金が支給されるテレビの特集で、インターネット申請より紙ベースの申請書を送付した方が早いなんていうニュース特集を見たことがあります。



 先ずネット申請で必要なのはマイナンバーカード、これが出来上がるまでに約2ヶ月、郵送申告なら6月までに各家庭に申請書が届き、それから給付が始まる。自治体の窓口は、マイナンバーカードを作るだけでなく、オンライン申請のやり方がわからないという人や、パスワードを忘れたりパスワード入力を何度も間違ってロックがかかったため、再設定してほしいという人も詰めかけているという。

 しかもネット申請だとネット申請した人の内容を職員が手作業で入力し決定、決済します。

 これは1日、数百件しか処理でき無いらしく、紙ベースでの申請なら1日3000件処理できるとか。

 やはりAIは進化したと言ってまだまだ人が使いこなせていないのか、そこまで進化していないのかですね。



 こうした大量の情報処理についてはまだまだと言った所なのでしょうが、それにしても人の手作業の方が早いというのは2020年になっても変わらないというのもどうしたものかと考えてしまいます。

 AIが人の仕事に変わるという記事が報道されているが、こうした状況スラ解決できていないのに、人々はAIに持つ期待感は非常に高いと言えるでしょう。

 子供たちの学校もリモート授業が進んでおらず、休校は5月いっぱいまでの予定です。

 AIが進化しているなら、動画配信ももっと簡単に安価で配信できるはずです。

 公立の先生達はスマートフォンで授業を撮影しているニュースを見ましたが、もう少し良いカメラを学校で購入できるようにして欲しいと切に感じました。

 先日、ユニクロ服を買いに行ったのですが、レジが自動化されていました。

 これによりレジ業務に携わる人件費は削減できるでしょう。

 購入したい服をカゴに入れ、そのままレジに通すだけで全て計算できているという超簡単なレジで、袋詰めは自分で行います。

 バーコードの代わりを担っている回路のようなものの正体は”RFID”(radio frequency identifier)と呼ばれるもの。



 こうした機械化は、ユニクロやGUだけではなく様々な業種に広がっていくでしょう。



 この動画は2018年の動画です。

 このRFIDが使われ始め、レジでも大活躍しています。

 ユニクロの支払いの長蛇の列の解消にも繋がっています。

 まさに生産性の向上と言えます。

 しかしまだまだという感が否めないのは私だけでは無いはずです。


2020年 AIはどこまで進化しているのか あまり普及できていない現状

(ライターFT)

第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI〜ネットワークとデータが創造する新たな価値〜 

 (1)人工知能(AI)の職場への導入状況

 私たちの生活の中に普及の兆しがある人工知能(AI)は、職場ではどの程度導入が進んでいるのだろうか。日米の就労者に対して、現時点での職場への人工知能(AI)の導入状況を尋ねた。

 現時点での人工知能(AI)の職場への導入は、日本よりも米国の方が進んでいる。日本の就労者で職場に人工知能(AI)が導入されていると回答した人(「既に導入されており、活用(利用)したことがある」「既に導入されているが、これまでに一度も活用(利用)したことはない」を足し合わせた割合)は5.0%であるのに対して、米国の就労者では13.7%が導入されていると回答した。

 米国においても、職場に人工知能(AI)が導入されている割合は15%にも達していないのが実情である。そのため、まだまだ日本の挽回が可能と考えられるが、「現在は導入されていないが、今後、導入される計画がある(計画中・検討中)」との回答においても日本は5.6%であるのに対し、米国は16.5%で約3倍の開きがあり、これからの取組次第ではさらに差が広がる可能性も高い(図表4-3-3-1)。

🌟第1部 特集 IoT・ビッグデータ・AI〜ネットワークとデータが創造する新たな価値〜  総務省オフィシャルページ




 総務省のホームページをみるとアメリカでのAI普及率は15%、日本に至っては5%という現状となる。世間ではAIが注目されているが、実際はほとんど普及していない。

 さらに作業効率や足りない人手の補充的な役割をAIが担っているに過ぎない。

 目指すべき所は「生産性の向上」である。

 しかし作業効率や人手の補完がほとんどという燦々たる状況になる。

 よくニュースで、AIが労働力を奪うということを報道されているが、本来であればAIが雇用を創出しないとならないのでは無いか。

AIは雇用を奪うもののではなく創出するもの、とPwCが分析 

 コンサルティングファームPwCによる新しい分析結果は、一般的な考え方とは対照的に、AI(人工知能)やその関連技術が今後20年間、英国においてAIが取って代わる雇用と同じだけの雇用を新たに創出すると予測。既存の700万件の雇用はAIに代替されるが、約720万件の雇用が新たに生み出されるため、およそ20万件の(新たな)雇用増加がもたらされると分析する。
🌟AIは雇用を奪うもののではなく創出するもの、とPwCが分析


 上記サイトでは「STEAM」スキルという考え方を打ち出している。

AIは雇用を奪うもののではなく創出するもの、とPwCが分析 

「自動化が進んだ世界で、人々にとって最も有用となる「STEAM」スキルに政府がもっと投資すべきだ」と考えている。

 「STEAM」は、STEM (科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の頭文字)のテーマに加え、アートとデザイン(STEAMの『A』=Artの頭文字)が革新の中心部でいかに機能するかを探求することを意味。政府は、労働者自身のスキルを向上させ、機械にできる作業を(人間が)補完できるよう適応を促すべきなのだ。

🌟AIは雇用を奪うもののではなく創出するもの、とPwCが分析




 人間はAIを補完する。これは全く現在とは逆になるという事。

 人間の仕事をAIにさせ、人間はAIを管理させるという事なのか、これもうまく想像できない。



 あるラーメン店でレジ業務をなくすために券売機が設置されている。これは確かに作業の効率とレジでの計算ミスをなくすということでは利点ではある。しかし店の雰囲気はレジ前に券売機を設置しており見た目的には非常によく無い。

 店に入りメニューを見て何をしようか考えたいのに、店に入ると取り敢えず券売機の前で考える、せっかく美味しいラーメンなのにこの店に行く気が失せる。

 実際は券売機が少し普及している程度の進化といえる。

 これではAIの普及なんてまだまだ先の話のように感じてしまう。

 30年前と現在を比べると格段に生活の質は上がりました。

 しかし進化のスピードが遅いと感じているのも本当では無いか?

 進化のスピードが遅いと感じる原因は設備導入に係るコスト問題だろう。

 金に糸目をつけずにやるなら進化のスピードはもっと上がるのかも知れない。











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