ポピュリズムとリベラリズム :: デイリーSKIN

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[2019年08月10日00時00分00秒]
ポピュリズムとリベラリズム


ポピュリズムとリベラリズム

(ライターFT)

【ポピュリズム】 

 ポピュリズム(英: populism)とは、一般大衆の利益や権利、願望、不安や恐れを利用して、大衆の支持のもとに既存のエリート主義である体制側や知識人などと対決しようとする政治思想、または政治姿勢のことである。

日本語では大衆主義や人民主義などと訳されるほか、政治指導者、政治活動家、革命家が大衆の一面的な欲望に迎合して大衆を操作する方法を指し、大衆迎合主義とも訳される。

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ポピュリズム!頻繁に出現するあの言葉の意味は?




 「大衆迎合主義」のことを指すのですが、現在の日本は大衆迎合主義とは言えないのではないか?

 一部の富裕層に有利な政策をしている安倍政権に対して、こうした考えが生まれるのは当然だろう。



 世界的な潮流を考えてもブレグジット、トランプ、反移民の排外主義、ラテンアメリカにおけるポピュリズムが労働者や貧困層に対し、支持を得ている。ラテンアメリカだけではない。世界的にそうした潮流に変化していっている。

 ヨーロッパでもラテンアメリカとまた異なったポピュリズムが生まれている。



 世界でのポピュリズムの性質の違いはさておき、日本でもポピュリズムの風が吹いてきている。

 山本太郎率いる「れいわ新撰組」が話題になっている。



 「れいわ新撰組」は左派ポピュリズムと言われている。大衆の代表とも言える、山本太郎が訴えているのは以下のような事だ。

れいわの衝撃 

「いまの政治はみなさんへの裏切りだ。20年以上続くデフレ、異常ですよ。物価が下がり続け、消費が失われ、投資が失われ、需要が失われ続け、国が衰退している。デフレを続けてきたのは自民党の経済政策の誤りの連続でしょ」

「生活が苦しいのは、あなたのせいにされていませんか?努力が足りなかったからじゃないか?違いますよ。間違った経済政策のせいですよ。消費税は増税じゃない、腰が引けた野党が言う凍結でもない。減税、ゼロしかないじゃないですか」

「ないところから税金をとるな。金持ちから取れ。誰もが自信を持てない世の中になっている。自分が生きていていいのかと思ってしまうのはどうしてですか?あなたには力がある。諦める前に、チャンスをください」

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山本太郎、れいわ…左派ポピュリズムの衝撃とどう向き合うか?


 全くその通りなのだ。

 ようやく日本で、欧州型の左派ポピュリズムが入ってきた瞬間ではないでしょうか。

 左派ポピュリズムおいては財政主権や再分配、右派ポピュリズムにおいては国民主権や反グローバル化が唱えられる。

 ある意味、日本は安倍政権によって富裕層だけが儲かる仕組みを作ったのは間違いありません。あからさまな富裕層優遇政策です。



 今回の参議院選挙の投票率を見ても理解できますね。

 大衆は選挙へ行く気も起こらない投票率でした。











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