迷信は非現実的か? :: デイリーSKIN

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[2019年04月27日00時00分00秒]
迷信は非現実的か?

(ライターFT)

迷信は非現実的か?superstition


 人々に信じられていることのうちで、合理的な根拠を欠いているものを迷信と言います。しかし合理的な根拠を欠いていることでも現実に起こることは多くあります。社会生活をいとなむのに実害があるものが多いですが、迷信が起こるメカニズムとして何があるのでしょう。そして本当に根拠に欠いているものばかりなのでしょうか。

人々に信じられていることのうちで、合理的な根拠を欠いているものは多くあるが、一般的には、そのなかでも社会生活を営むのに実害があり道徳に反するような知識・俗信を「迷信」と呼んでいる。

 ウィキペディアより抜粋




 蜘蛛は縁起がいい

 朝の雲は逃がせという迷信ですが、これも根拠に欠きます。

 この迷信は蜘蛛は縁起の良いものとされており、昔から、朝の蜘蛛は幸福を運んでくる象徴だといわれています。商売人にとってはお客さんを運んでくる生き物・縁起物の一つと考えられていました。商売をしている方たちにとって朝、店の前に蜘蛛が現れるのは商売の成功を意味していたのです。とにかく商売人は、朝に蜘蛛を見ると、「勝ったも同然」と考えたのでした。

 蜘蛛が網を張るのは晴天の日のみとされています。

 昔の商売人はその日は晴天になることを予測し、客足が良いと考えたのでしょう。しかも気分も晴れ晴れ、天気って人の心理をも良くする効果があるんですね。

 そして蜘蛛は益虫と言われています。

 害虫を捕食するのですね。

 福を招き、晴天を導き、おまけに害虫も食べてくれる。蜘蛛は殺せない虫なんですね。

 完全に単なる迷信ではないですね。根拠がありましたね。

 でおこの迷信、正確には

 「朝の蜘蛛は殺すな、夜の蜘蛛は殺せ」

 というのが正確な迷信の内容になります。

 夜の蜘蛛は泥棒を象徴すると言われていたのですね。ここは根拠がないですね。



 最近では毒蜘蛛も日本で見られるようになってきましたので、気はつけないといけないですね。

 次は「数字の4は縁起が悪い」という迷信です。

 日本では忌み数と呼ばれ、昔から4と9は不吉な数字とされてきました。

 4は死、9は苦と考えられ、忌み数といわれてきました。病院などは4号室や9号室は避けられています。日本語の語感の問題ですね。これは全く科学的な根拠とは言えないですね。

 陰陽道では、奇数の数字(1,3,5,7,9)は縁起の良い陽の数字とされています。反対に、偶数の数字(2,4,6,8)は縁起が良くない陰の数字とされています。

 しかし単なる語呂で縁起が悪いと考えたなら、4を幸せと解釈することで、良いイメージなります。



 四つ葉のクローバーは縁起がいいですね。

 縁起って、元々は仏教の教えになり、無理な願望を抱くから苦しみが生じると考えられたのが仏教の教えになります。

 仏教の真理に四諦という考え方があります。

 「この世の中は苦難ばかりだが(苦諦)、この苦難は煩悩が生むわけで(集諦)、正しい修行をすれば(道諦)、煩悩を消滅させて安穏の境地に至ることができる(滅諦)。」


 考え方によって迷信はただの迷信と考えれば、縁起なんて担がなくて済みますね。

 でも縁起を担いで気持ちを引き締めるのには賛成です。

 皆さんの周りにも多くの迷信があると思いますが、根拠を少し考えて見ると面白いですよ。

 















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