(ライターFT)
資本家側に回る方法 お金の正体2
お金は「債務と債権の記録」と考えれば、モノを買うことを債務を追うという考え方になります。
100万円の車を購入するとします。労働によって100万円貯めるとします。
その100万円を売り手に渡すことで、債務を負った、つまり車を手に入れた代わりに売り手に同等価値の借金をしたという記録ということになります。
つまり借用書ということになります。ただ、我々の日常で使われている借用書と異なるのは、期限が明記されていないことになります。期限が明記されていない事により、流通が可能になります。
債券とはお金を借りるだけの意味ではありません。
債務とはそもそも「履行義務」のことを指します。
車の例を考えてみましょう。
100万円の車を購入すると車を売り手は引き渡さないとならないのですが、これが履行義務になります。売り手が車を引き渡すことが購入者が100万円受け取る権利を持ち、同時に車を引き渡す債務を、売り手は負うことになります。
お互いの債券債務が履行され、権利関係が消滅します。
これがお金の正体になります。
お金を増やすという行為は、誰かに債務を負わせるという行為になります。
良い商品を買うと、人は喜びます。
喜んで債務を負わせることでビジネスは成り立ちます。
債券は権利、債務は義務になります。ビジネスの上手い人、つまりお金を稼ぐ人は人に債務を負わせるのが上手いということになります。
ではお金を稼ぐには、増やすにはどうすれば良いのか。
働いてお金を得ることもいいでしょう。
でもお金って、労働する以外でも増やすことは可能なのです。
それが投資ということになります。
銀行で個人から集めたお金を、銀行は投資し増やしています。
預けたお金を勝手に投資し、もうけたお金で超安い利息を払う。元本保証はありますが、投資はないのです。ここで誰もが二の足を踏むことになります。
お金を増やすにはどうすべきか、銀行がやっている方法を真似すべきなのかも知れないです。
投資の勉強はしておき、少額からテストを繰り返しておいて損はないでしょう。