(ライターFT)
新年あけましておめでとうございます。2019年 元日
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
2019年の幕開けですね。
皆様にとって素敵な年になりますよう。
出世する男性の顔には共通点があるそうです。
健康そうな容姿こそがリーダー求められる条件だということらしいです。
今年も健康に注意し、高みを求めて参りましょう。
さて、2018年はクィーンの年でした。「ボヘミアン・ラプソティ」まだ観ていませんが、早く観たいです。
大阪は維新の会が、また大阪都構想の是非を問うなどと言っております。
素敵な大阪になるなら、どっちでもいいです。
2019年は中国の脅威が世界を席巻するでしょう。
国家主席の任期を撤廃する憲法改正、一気に15省庁も消滅・改編させた省庁再編、そして引退したはずの王岐山前常務委員を国家副主席に抜擢する大胆人事……
やりたい放題ですね。
でも任期制限の撤廃は評判が悪かったらしく、国民はかなり怯えているとか。
盛者必衰という言葉があるように、栄えるものは必ず衰えるという四字熟語ですが、中国に盛者必衰が訪れるのはいつになるのやら。
そしてグローバル社会と言われていますが、「新しいグローバル化」の時代、競争ルールが変わる年だとも言われています。
もう一度、グローバルとは何かをおさらいしてみましょう。
第1次グローバリゼーションでは、「モノの移動」が可能になったことで、国際的な交易が促進され、グローバルな経済競争が始まりました。
第2次グローバリゼーションでは、ICT(情報通信技術)によって「情報の移動」が可能になり、それはサプライチェーンの「国際分業」をもたらしました。つまり、地理的に離れていても情報交換ができるため、製品の設計と製造を別の場所ですることが可能になったのです。これにより、現在、新しいグローバリゼーションが生まれつつあります(図・参照)。
第3次グローバリゼーションは「人の移動」です。
法律が整備され、人の移動が2019年には始まります。
吉川 智教(早稲田大学 名誉教授)のお話です。
物、金の自由化は進んで定着しましたが、人の移動、EUではすでに始まっていましたが、日本ではこれからです。
私たちの賃金は上がらないでしょう。
格差もなくならないということになります。
この動きは止めた方が多くの日本人にとってはいいでしょう。
給料が上がらないということは、物価も上がらないということです。
つまり物が売れないので、デフレのままということになります。
最近思うのですが、これは国が意図的に演出しているとしか思えないのです。
内閣府のホームページには「デフレ脱却に向けた動き」というページが記載されているのですが、1 物価に影響を与える要因として以下の理由をあげています。
賃金上昇が個人サービス等の価格を押し上げている一方で、2016年に入ってからの円高方向への動きが輸入財に反映され、耐久財等を中心に価格が押し下げられていること等を反映していると考えられる。
「賃金上昇が個人サービス等の価格を押し上げている」
誰の賃金が上がったのか?です。
一部のサラリーマンの賃金は上がったのかも知れないですが、多くの人の賃金は上がっていないのです。
デフレ脱却なんてのは、賃金を定期的に上げれば、脱却することは容易です。
需要と供給のバランスで、賃金が安いから安いモノしか売れない、買えないという単純な話を
「賃金上昇が個人サービス等の価格を押し上げている」
こんな言葉に言い換えているのです。
iPhone XR、欲しいですが、高くて買えないというシンプルな話です。
政府の不満ですが、賃金が上がるような政策を推し進めて頂きたいものです。
日本は成熟した社会と言われています。
日本経済は 90 年代初頭に発展途上社会から成熟社会 に転換しました。
物があふれています。お金を稼ぐ目的が、物を買うことよりも金持ちになること「お金を増やす」ということになってしまった。これこそが成熟社会への転換と言われています。
もう一つのデフレの要因として、日本は必要なものが全て揃っています。買うものがないので、お金を増やすという行為に富裕層は走っているのです。
新しい物が開発され、欲しいという感情が芽生えるのですが、物欲は満たされている。とりあえずお金を貯めておこう、そう感じるのは自然なことなのかも知れません。
私たちは与えられたカードで勝負するしかないのです。
選挙ですが、もう安倍さんは良いのではないでしょうか。
2019年、良い年にするのは我々次第です。
文句ばっかり言ってないで、頑張っていきたいものです。
今年もよろしくお願いいたします。
代表FT 2019年 元旦