● ホームページ制作やリニューアルは皆川デザインまで
(ライターFT)
デザインの重要性とホームページリニューアル
デザインってとても大事な仕事だと思います。
例えば、アンディ・ウォーホルがこの世に出たきっかけがキャンベルのトマトスープなのですが、彼が有名になった作品がこのキャンベルのトマトスープ缶のデザインです。これはどこにでもあるようなデザインなのですが、完全に商業デザインで、売れる傾向と対策がそこには散りばめられています。
もちろん時代の流れと、ウォーホルというポップアートがマッチングしたというのはいうまでもないのですが、元々、キャンベルのスープ缶はアンディ・ウォーホルが1から作り上げたデザインではありません。
元々販売されていた、キャンベルのスープ缶を32個並べてシルクスクリーンという手法で描かれた作品になります。この頃、すでにアンディ・ウォーホールはすでに成功者で、作品だけでなく、映画や音楽などにもその活躍の場を広げていました。そんな彼が、市販されているキャンベルのスープ缶を並べただけの作品を「作品」として世に出したのです。
何が面白いのだろう。
全然、面白くない。
意味がわからない。
こんな印象です。元々、市販されていたスープ缶を選んだ理由というのが、小さな頃から毎日食べていたから。そこに美味しいとか不味いとかいう感情は皆無。キャンベルの製品にはキャッチコピーが添えられていました。
「今日のスープは用意しましたか、1日1回、毎日スープ、もちろんキャンベルスープ」
こんなキャッチコピーでした。
意味のわからないアート作品の意味を探ろうとした有識者が、その意味を考える時、製作者の意図を考えます。当時、アンディ・ウォーホルはすでに文化人としては一流で、売れっ子アーティストでした。何をやっても肯定される人物でした。まさに時代と彼の全てがマッチしたのでしょう。そして誰もやったことのない、市販されているスープを32個並べて印刷した作品のなかに、世間の有識者達が、「大量消費を搾取的な物として描く」というとてもマイナスのイメージが隠されていたらしいのです。
アンディ・ウォーホルがこうした考え方の人だったから、注目されたのかも知れません。彼はすでにポップアートを確立し、現在のデザイナー達に大きな影響を与えています。全てはポップアートの父、アンディ・ウォーホルがいたから今のデザインがあると言っても過言ではないでしょう。
小難しいポップアートの話はこれくらいで、デザインは楽しんでナンボです。
とにかくデザインって楽しいんです。
サバカレー缶詰ですが、カレーといえばインド、インドといえばインド人ですね。インド人のイメージを最小限で表しているのが、この素敵なデザインです。カレーにサバが入っているのでしょうか、それともサバのカレー味なのかは不明ですが、最高です。インド人がみたら、ディすられているかと勘違いされそうですが、最高に面白いですね。
これなんて、トラウマレベルではないでしょうか。
素晴らしいデザインです。
続く。
(ライターFT)
デザインの重要性とホームページリニューアル
デザインってとても大事な仕事だと思います。
例えば、アンディ・ウォーホルがこの世に出たきっかけがキャンベルのトマトスープなのですが、彼が有名になった作品がこのキャンベルのトマトスープ缶のデザインです。これはどこにでもあるようなデザインなのですが、完全に商業デザインで、売れる傾向と対策がそこには散りばめられています。
もちろん時代の流れと、ウォーホルというポップアートがマッチングしたというのはいうまでもないのですが、元々、キャンベルのスープ缶はアンディ・ウォーホルが1から作り上げたデザインではありません。
元々販売されていた、キャンベルのスープ缶を32個並べてシルクスクリーンという手法で描かれた作品になります。この頃、すでにアンディ・ウォーホールはすでに成功者で、作品だけでなく、映画や音楽などにもその活躍の場を広げていました。そんな彼が、市販されているキャンベルのスープ缶を並べただけの作品を「作品」として世に出したのです。
何が面白いのだろう。
全然、面白くない。
意味がわからない。
こんな印象です。元々、市販されていたスープ缶を選んだ理由というのが、小さな頃から毎日食べていたから。そこに美味しいとか不味いとかいう感情は皆無。キャンベルの製品にはキャッチコピーが添えられていました。
「今日のスープは用意しましたか、1日1回、毎日スープ、もちろんキャンベルスープ」
こんなキャッチコピーでした。
意味のわからないアート作品の意味を探ろうとした有識者が、その意味を考える時、製作者の意図を考えます。当時、アンディ・ウォーホルはすでに文化人としては一流で、売れっ子アーティストでした。何をやっても肯定される人物でした。まさに時代と彼の全てがマッチしたのでしょう。そして誰もやったことのない、市販されているスープを32個並べて印刷した作品のなかに、世間の有識者達が、「大量消費を搾取的な物として描く」というとてもマイナスのイメージが隠されていたらしいのです。
アンディ・ウォーホルがこうした考え方の人だったから、注目されたのかも知れません。彼はすでにポップアートを確立し、現在のデザイナー達に大きな影響を与えています。全てはポップアートの父、アンディ・ウォーホルがいたから今のデザインがあると言っても過言ではないでしょう。
小難しいポップアートの話はこれくらいで、デザインは楽しんでナンボです。
とにかくデザインって楽しいんです。
サバカレー缶詰ですが、カレーといえばインド、インドといえばインド人ですね。インド人のイメージを最小限で表しているのが、この素敵なデザインです。カレーにサバが入っているのでしょうか、それともサバのカレー味なのかは不明ですが、最高です。インド人がみたら、ディすられているかと勘違いされそうですが、最高に面白いですね。
これなんて、トラウマレベルではないでしょうか。
素晴らしいデザインです。
続く。