少子化と労働 :: デイリーSKIN

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[2017年05月13日00時00分00秒]
少子化と労働

人口推計に向き合い一層の少子化対策を



(ライターFT)

少子化と労働


 国民が子供を産めない社会というのが日本という国の現実だ。多様なライフスタイル、子供を産まない生活なんて政府の御用学者達が当たり前のようにニュースや、ネット等で嘘の情報を垂れ流しているが、考えてみたらすぐに分かります。ここでも格差が問題になっている。みんな金がないので子供が欲しいけど作れない。子供を産み、育てていく上でどれほどお金が必要なのかを試算してみると、驚くべき数字がでてくる。



国民生活白書、子供にかかるお金は1人1300万円
 
 上記の試算は最低限の費用と思っていい。20年間で1300万円かかるのであれば、大したことないと思いますが、これを単純に20年で割ると、1年あたり65万円となる、2人なら倍、3人なら3倍となる。お金もそうだけど、何より父だけが働き、子供を育てるとなると、一流企業の正社員か社長、起業して儲けている人くらいしか充分な教育やその他が受けられないということになります。



 これでは子供を産みたくても二の足を踏んでしまいますね。どうしたって収入の低いご主人の場合、母も働かないと成り立たないですね。でも子供を預けておく保育園に入るには、働いていないと入れないという現実があります。

 子供を産む前に働いていて、職場復帰する人だけが使える制度になります。これは本末転倒な政策ですね。誰でも利用できるという訳ではないということです。

 働く意志のある両親が、就労サポートを受けてできれば正社員で働ける就労先を6ヶ月という期間を設けて保育園に入園する制度を作るだけで働き手の確保と少子化は解消するはずです。企業も産まれたばかりの子供がいる場合、ある程度の勤務優遇をすべきです。例えば、就業時間の30分短縮等です。もちろん給料は据え置き、そうすれば安心して子育ても仕事も両立できるのではないでしょうか?

 本当に簡単なことなのです。

 企業側を優遇する規制緩和ばかりをするのではなく、子育てをしている家庭を優遇する規制緩和をすべきであって、企業を優遇するだけでない政策をすれば働きたいと潜在的に考えている人の就労意欲をさらに高めるはずなのですが、そんなことには触れもしません。



 「保育園落ちた、日本死ね」というのはこうした母の心の叫びではないでしょうか?

 子供が病気になった時、保護者は仕事を休まないといけません。病院でお子さんが病気だという証明を貰い、会社に提出すれば補助金くらい出せるような制度も国は考えるべきで、それすらもなく少子化を食い止めないとと言っているだけでは、解消するはずがないですね。

保育園に入園できる条件

 「日本死ね、保育園落ちた」この叫びを安倍総理は何と言ったか皆さんご存知でしょうか?

 「匿名である以上、実際本当に起こっているか、確認しようがない」などと述べた。民主党の山尾志桜里氏への質問に答えたのです。

 この母の心の叫びをなかったものにしようとしたのです。

何なんだよ日本。
一億総活躍社会じゃねーのかよ。
昨日見事に保育園落ちたわ。
どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。
子供を産んで子育てして社会に出て働いて税金納めてやるって言ってるのに日本は何が不満なんだ?


(保育園落ちた日本死ね!!!より 2016/02/15)

 他の自民党議員も「中身のある議論をしろ」「誰が書いたんだよ」「ちゃんと本人を出せ」などのヤジが飛んだらしいのです。

 こうした議院がいること自体、「日本死ね!」と思ってしまいますね。

 安倍総理の人格を疑うコメントではないでしょうか。

 国が本気で少子化を食い止めたいのであれば、働いていない人でも保育園に入れるようにして、保育士の給料を上げ、保育園経営している社会福祉法人の利益を下げる政策をしなければいけません。

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