●みんな、どうやって結婚を決めたの? 連載「それぞれの結婚」Vol.1
結婚する率が大きく減っているそうです。
結婚することに意味があるのか?
(ライターFT)
結婚、婚活、恋人、夫婦、男と女だけじゃない、結婚するということ。
ウィキペディアで結婚を検索してみると
「結婚とは夫婦になること」社会的に承認された夫と妻の結合をいう。
●結婚 ウィキペディア
人種は違えど、男性と女性は求め合う。もちろん例外はあるにせよ男と女はなぜ求め合うのだろう。脳科学的に言えば、脳内物質の「ドーパミン」の大量分泌による恋する2人の絆の元ということが分かってきている。
恋をすると男女共に「腹側被蓋野」ふくそくひがいや、と「扁桃体•頭頂結合部」の働きが変化すると言われています。恋に落ち「腹側被蓋野」が活性化すると、ドーパミンが大量に分泌されます。ドーパミンは、渇望、動機、目的や行動、エクスタシーなどを起こす脳内麻薬とも言われています。
そこにセロトニン、オキシトシンなどの脳内物質が複雑に絡まり合い、恋に執着するようになります。セロトニンは人を幸せな気持ちにさせてくれる脳内物質です。
オキシトシンはデイリーSKINでも少し勉強しました。
●性に対しての考え方。オキシトシンでラブラブで健康的に!
まずはこれらの脳内物質や幸せホルモンなどが恋をすることで多く分泌されます。
恋をして幸せになる為に、皆さんと勉強しましょう。
今の頃、結婚にはほど遠いお話になってきましたが、続きはまた明日。
●同棲はアリ? 結婚前の確認事項って? 連載「それぞれの結婚」Vol.2
昨日は恋する脳の仕組みでした。
結婚するということは家族になるということ。
色々なライフスタイルがある現在、結婚のスタイルも様変わりしているようです。
(ライターFT)
結婚、婚活、恋人、夫婦、男と女だけじゃない、結婚するということ。理性と本能
国によって結婚のスタイルや風趣も違ってきます。
新婦を真っ黒に染めるスコットランドや、韓国では花婿の足の裏をむち打ちしたり、ベルギーではハンカチを新婦に落としたりと様々な風習があります。花婿についての言い伝えで面白いのはフランスの結婚式、花婿は花嫁のドレス姿を結婚式まで見てはいけないというジンクスがあります。
フランスのこの結婚式のジンクスが日本でも行われていますね。イギリスでも同様に花嫁のウエディングドレスは式当日まで花婿に見せないそうです。これはジンクスでもあるとは思いますが、西洋式の演出でしょう。美しい花嫁のウェディングドレス姿は大事な日にとっておき、花婿に感動を薄れさせない為という思いからなのでしょう。
結婚するかしないかは人それぞです。結婚などしたくない人がいる反面、結婚し幸せな生活を望んでいる人も多くいますね。絶対に結婚しないといけない、なんてことはないのです。当たり前のように働き、結婚し、子どもを作り死んで行く。人間の本能としての生殖活動を行いやすいから、結婚は合理的な儀式であるとも言える。
どの国でも女性は男性より力が無く、非力と言える。そこで男性が食べる為に食料を得、力の無い女性が調理したり、男性の身の回りの世話をするというのが、自然と成り立ってきたのでしょう。
長い時を経て、男女が一緒に暮らし、子孫を残し死んで行く。人生なんて本当はシンプルなはずなんです。何も考えず、好きになった女性と、生殖活動により産まれた子供達と暮らす。結婚とはこうした自然の流れで産まれたことなのでしょう。
全ては人間の持つ本能なのかも知れません。
大昔の太古、人間にまだ理性が備わっていなかった時代、善も悪も無かった。そこにあるのは本能、本能とは生きる為のとてもシンプルな動物の欲望が含まれている。食べる、寝る、愛し合う。そうしたシンプルな本能を長い時間をかけて進化してきた人間は、本能だけではダメだと感じた瞬間があったのだろう。
進化した人間の脳には、理性という感情が芽生えだすのですね。
本能を司る、大脳旧皮質、理性を司る大脳新皮質から構成されています。この二つは全く別々に働いている訳ではなく、お互いに複雑に絡み合い、機能しています。理性は新皮質によるもので、学習すればするほど、新皮質は発達して行くとされています。高学歴な人に理性的な人物が多いと言われているのは、こうした新皮質の発達によるものと言えるでしょう。
結婚はこの新皮質の発達による賜物と言えるかも知れない。
本能と理性が密接に絡み合い、愛する人を守る為に理性が働く。女性を守る為に男性が働き、男性を守る為に女性が家を守る。結婚というのは人間の脳が発達して出来たことなのかも知れないですね。
この理性がさらに進化した現代、「なぜ結婚しないといけないのか」という疑問を投げかけだしたのだ。現代社会には時間的な余裕が生まれ、余裕が出来た人間はそばに女性や男性がいなくても寂しくなくなった。SEXをしたいなら結婚しなくともお付き合いしている人と愛し合えばいい。自分のしたいことがあれば先にそれを出来る時代になった。
満たされた社会だから?
ここで人間の本能である欲望が出てきますね。
高度な社会を持つ国では、考える時間が生まれ、新皮質が発達する。もちろん人間の欲望は生きる為に必要な要素、しかし欲望には際限がないという難点もある。腹がいっぱいになれば食べるのを止めるが、腹が空けばまた食べたくなる。
善悪の判断がない本能と、善悪の判断がつく理性。
結婚は理性と本能が上手く機能した、人間が生きる為の術ではないだろうか。
結婚する率が大きく減っているそうです。
結婚することに意味があるのか?
(ライターFT)
結婚、婚活、恋人、夫婦、男と女だけじゃない、結婚するということ。
ウィキペディアで結婚を検索してみると
「結婚とは夫婦になること」社会的に承認された夫と妻の結合をいう。
●結婚 ウィキペディア
人種は違えど、男性と女性は求め合う。もちろん例外はあるにせよ男と女はなぜ求め合うのだろう。脳科学的に言えば、脳内物質の「ドーパミン」の大量分泌による恋する2人の絆の元ということが分かってきている。
恋をすると男女共に「腹側被蓋野」ふくそくひがいや、と「扁桃体•頭頂結合部」の働きが変化すると言われています。恋に落ち「腹側被蓋野」が活性化すると、ドーパミンが大量に分泌されます。ドーパミンは、渇望、動機、目的や行動、エクスタシーなどを起こす脳内麻薬とも言われています。
そこにセロトニン、オキシトシンなどの脳内物質が複雑に絡まり合い、恋に執着するようになります。セロトニンは人を幸せな気持ちにさせてくれる脳内物質です。
オキシトシンはデイリーSKINでも少し勉強しました。
●性に対しての考え方。オキシトシンでラブラブで健康的に!
まずはこれらの脳内物質や幸せホルモンなどが恋をすることで多く分泌されます。
恋をして幸せになる為に、皆さんと勉強しましょう。
今の頃、結婚にはほど遠いお話になってきましたが、続きはまた明日。
●同棲はアリ? 結婚前の確認事項って? 連載「それぞれの結婚」Vol.2
昨日は恋する脳の仕組みでした。
結婚するということは家族になるということ。
色々なライフスタイルがある現在、結婚のスタイルも様変わりしているようです。
(ライターFT)
結婚、婚活、恋人、夫婦、男と女だけじゃない、結婚するということ。理性と本能
国によって結婚のスタイルや風趣も違ってきます。
新婦を真っ黒に染めるスコットランドや、韓国では花婿の足の裏をむち打ちしたり、ベルギーではハンカチを新婦に落としたりと様々な風習があります。花婿についての言い伝えで面白いのはフランスの結婚式、花婿は花嫁のドレス姿を結婚式まで見てはいけないというジンクスがあります。
フランスのこの結婚式のジンクスが日本でも行われていますね。イギリスでも同様に花嫁のウエディングドレスは式当日まで花婿に見せないそうです。これはジンクスでもあるとは思いますが、西洋式の演出でしょう。美しい花嫁のウェディングドレス姿は大事な日にとっておき、花婿に感動を薄れさせない為という思いからなのでしょう。
結婚するかしないかは人それぞです。結婚などしたくない人がいる反面、結婚し幸せな生活を望んでいる人も多くいますね。絶対に結婚しないといけない、なんてことはないのです。当たり前のように働き、結婚し、子どもを作り死んで行く。人間の本能としての生殖活動を行いやすいから、結婚は合理的な儀式であるとも言える。
どの国でも女性は男性より力が無く、非力と言える。そこで男性が食べる為に食料を得、力の無い女性が調理したり、男性の身の回りの世話をするというのが、自然と成り立ってきたのでしょう。
長い時を経て、男女が一緒に暮らし、子孫を残し死んで行く。人生なんて本当はシンプルなはずなんです。何も考えず、好きになった女性と、生殖活動により産まれた子供達と暮らす。結婚とはこうした自然の流れで産まれたことなのでしょう。
全ては人間の持つ本能なのかも知れません。
大昔の太古、人間にまだ理性が備わっていなかった時代、善も悪も無かった。そこにあるのは本能、本能とは生きる為のとてもシンプルな動物の欲望が含まれている。食べる、寝る、愛し合う。そうしたシンプルな本能を長い時間をかけて進化してきた人間は、本能だけではダメだと感じた瞬間があったのだろう。
進化した人間の脳には、理性という感情が芽生えだすのですね。
本能を司る、大脳旧皮質、理性を司る大脳新皮質から構成されています。この二つは全く別々に働いている訳ではなく、お互いに複雑に絡み合い、機能しています。理性は新皮質によるもので、学習すればするほど、新皮質は発達して行くとされています。高学歴な人に理性的な人物が多いと言われているのは、こうした新皮質の発達によるものと言えるでしょう。
結婚はこの新皮質の発達による賜物と言えるかも知れない。
本能と理性が密接に絡み合い、愛する人を守る為に理性が働く。女性を守る為に男性が働き、男性を守る為に女性が家を守る。結婚というのは人間の脳が発達して出来たことなのかも知れないですね。
この理性がさらに進化した現代、「なぜ結婚しないといけないのか」という疑問を投げかけだしたのだ。現代社会には時間的な余裕が生まれ、余裕が出来た人間はそばに女性や男性がいなくても寂しくなくなった。SEXをしたいなら結婚しなくともお付き合いしている人と愛し合えばいい。自分のしたいことがあれば先にそれを出来る時代になった。
満たされた社会だから?
ここで人間の本能である欲望が出てきますね。
高度な社会を持つ国では、考える時間が生まれ、新皮質が発達する。もちろん人間の欲望は生きる為に必要な要素、しかし欲望には際限がないという難点もある。腹がいっぱいになれば食べるのを止めるが、腹が空けばまた食べたくなる。
善悪の判断がない本能と、善悪の判断がつく理性。
結婚は理性と本能が上手く機能した、人間が生きる為の術ではないだろうか。