グローバリズムがニホンを壊す!グローバリズムをもう一度おさらいしよう。 :: デイリーSKIN

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[2015年12月12日00時00分00秒]
グローバリズムがニホンを壊す!グローバリズムをもう一度おさらいしよう。

グローバリズムとは現代の「奴隷制度」である! 〜反資本主義の哲学者、スラヴォイ・ジジェクがえぐる先進諸国の欺瞞

 左寄りな記事かも知れない。でもグローバリズムなんていう訳の分からない言葉を信じてはいけない。完全にこのグローバリズムというのは一部の資本家の為の言葉なのだ。

(ライターFT)

グローバリズムがニホンを壊す!グローバリズムをもう一度おさらいしよう。


グローバリズム

 ウィキペディアによると1991年以降に出来た言葉、実は目新しくないことで。歴史的には何度もみられた傾向とウィキペディアには記載されている。ウィキペディアを見ると、良い面も確かにあるだろう。

 汎地球主義と日本語での訳となる。国家の枠を超えて「一つの世界」という意味である。地球規模的には、地球を一つの国とはなっていない。むしろ中東の争い、ロシアや中国の脅威、対アメリカなんかの問題、暗躍するイスラム国など、世界は混沌としてしまった。アメリカや日本、西欧諸国の場合、大きな地球規模という意味ではなく、資本主義的な観点で多国籍企業が地球規模で行われるという意味の方がしっくりと来る。単純に言えば、世界中にモノを売り、利益を上げる企業の独占状態と言える。富みの分配などはそこにはなく。欧米式の利益重視型といえる。簡単にいうと「金儲け主義」といえる。



 お金儲けは悪いことではない。しかし自分だけが独占するのは良くない。

 このあたりのバランスは小泉政権以前の日本は、改善しないといけない点は多かったが、そこそこバランスが取れていたのだ。資本主義をうたう国の中では一番成功したといわれていたのです。

 日本の場合、政治面では首相のリーダーシップが大きくなった。首相の力がアップしたということ。トップダウン型の政治色が強くなり、現在もこの方法が続いている。

 小泉政権時代から、公共工事は削減され続け、会社法の改正、企業の法制も変化、ほとんどの分野で、競争原理が働き、日本経済は強くなったといわれている。でも強くなったのは一部の企業で、日本全体が強くなったとはいえない。

 弱肉強食=格差社会。

 弱いものは強いものに食べられる世界になったのだ。

 企業優先の政策を行い、労働者の所得が上がらない状態が続いている。強い者はさらに強く、弱い者はさらに弱くとなる。

 こうした政策を行い、社会保障費は増大し、大問題となっている。しかしこんな政策にしたのだから社会保障も上がって当たり前の話で、社会保障費が足りないから、消費税を上げて補填しようなんて、本末転倒な政策が当たり前のように行われてきている。



 自由な市場というのはとても魅力的だけど、ある程度のルールがないと無法状態となる。サッカーで例えれば、ラフプレイをしてもファウルを取らない悪徳審判が試合を仕切っている状態といえる。経営側Vs労働側の試合で、審判は完全に経営者側の審判だということなんです。しかも悪徳審判なんです。その悪徳審判は現在の総理である、安倍さんなんですね。



 本当のグローバリズムってこんな一部の人間がどうこうする世界ではないはず。生産性が異なる国々がフェアに競争すると、勝ち負けがよりはっきりしてしまう。負けた方は生産向上の機会を奪われ、ずっと負けたままボロボロになってゆく。経済的に厳しいということは社会情勢も不安に陥りやすい。

 そしてグローバル経済はいつか終わりが来る。その時がいつ来るかはまだかなり先の話だろう。何故ならその前に世界大戦が起こるから。グローバリズムは今に始まったことでなく、過去の大戦前にも似た状況となっている。現代の世界の状況も非常に良く似ているといわれている。2020年頃が非常に怖い。











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