(ライターFT)
ここ数年の科学技術の進歩 驚く技術
技術が向上すると、人間のライフスタイルに大きな影響を及ぼします。
特に働き方は大きく異なります。
下町ロケットヤタガラスでも描かれている、無人トラクターですが、農業に大きな変化をもたらせることが可能になります。
自然ともうまく共生していかないとならない農業という厳しい仕事、某業の細かな作業を自動化する事で、人間の負担は大きく減ります。人間はコンピューターを使い、種蒔きから収穫までのプログラミングで、管理するだけの労働に変えることが可能になります。
肉体的な厳しさから解放され、どうすれば上質な農作物を、少ない土地で多く収穫できるかということに考えを集中できる訳です。こうした技術革新が進むと、人間には余裕が生まれます。余裕が生まれると、さらにどうすれば良いかということを人間は考えていきます。
欲求5段階説は、1943年にマズローが発表した論文「人間の動機づけに関する理論」
マズローの欲求5段階で考えると、技術革新が進み、欠乏した欲求を満たせたら、人間は自己実現の欲求を目指します。
簡単にいうと、経済的な余裕が生まれ、時間に余裕があれば、自己実現したいと自然に考えるということになります。
すでに情報をうまく活用することで、新しい分野にチャレンジすることに参入しやすくなってきています。時間に余裕のある人は、インターネットの情報を利用し、趣味だけでなくビジネスにも活用しています。それも当たり前の時代になっています。
社会的には格差がさらに広がるでしょう。
富める者は富み、時代の流れに乗れない多くの人達には、不遇の時代になります。
多くの人がそこに気がつくまで続くでしょう。
だから情報を理解し、行動することで、時代に乗り遅れないようにしておかないとならないのではと考えています。
2020年からは携帯電話の世界も5Gの時代に突入します。第5世代移動通信システム(だい5せだいいどうつうしんシステム)とは、現在規格化が進行中の次世代無線通信システムで、「G」「Generation」の略になります。
一番の変化は通信速度です。速度の高速化だけではなく、「高速大容量」「低遅延」「低コスト/省電力」「多接続」が実現されるそうです。
ありとあらゆる家電とスマーフォンなどの端末と接続し、端末一つで様々な機器を動かせてしまうということになります。
これをIoT化と言います。
働き方にも大きな影響を及ぼす可能性もあります。
通信会議にストレスを感じなくて済む、これが進むと、在宅ワークがもっと広がる可能性がありますね。
現在の日本のような東京一極集中ではなく、人間は分散し、住居を構えることが可能になります。
週に一度の出勤、あとは在宅ワーク。
営業なども、アポさえ取れれば、インターネットで営業可能になります。
技術革新によりなくなる仕事が増えると言われていますが、新たに始まる仕事やビジネスも生まれてきます。機械は人の能力を補い、繰り返し作業や危険な作業から人を解放してくれ、作業に費やしていた時間を、もっと別な、付加価値の高い、面白く、充実した作業に費やせるようになります。
新たに生まれるビジネスを待つのではなく、自ら生み出せるようになれば、新しい時代に取り残されることはないのではと考えています。
これから私たちの生活が、大きく変化していくでしょう。
情報をうまく活用し、時代に取り残されないようにしていきましょう。