(ライターFT)
漫才、コントの今昔 3
1980年代の漫才ブーム以降、テレビで芸人を見ない日はなくなりました。芸人が司会をし、番組を企画し、現在の芸能界を牽引していると言っても過言ではないでしょう。お笑いのスタイルが紳助・竜介やB&Bのような漫才スタイルからダウンタウンというお笑いのスターにより、さらに進化したのではないかと思います。
昔からそうですが、近年の漫才はスタイルを重視しています。
芸人たちは自分のスタイルを確立し、さらにお笑いを追求しています。そこに多くの芸人が集まり、切磋琢磨し、さらに深みを追求しています。こうなると面白くない訳はないですね。
大御所過ぎますが、明石家さんまはまさにさんま流のスタイルを確立した芸人ですね。
いつ見ても面白い(笑
お笑いスクールも開校され、師匠に入門して漫才を学ぶのではなく、お笑いを科学し、面白さの追求ができる勉強もできるようになりました。
色々なスタイルをミックスしてオリジナルを作り上げる。
その上にスタイルが確立されていれば、注目度は抜群ですね。
漫才やコントだけでなく、別の笑いも数多く生まれてきています。
M-1やキングオブコントなどのコンテストもでき、芸に命をかけている若手達が火花を散らせます。
M-1グランプリで衝撃的だったのは、「笑い飯」でしょう。
彼等の「鳥人」というネタはもはや伝説です。
笑い飯は、ダブルボケというどちらも順番にボケるというスタイルの漫才をしています。
鳥人も特に内容はないですが、鳥好きな少年は鳥人が見えるという内容のネタなのですが、最高に面白く、最高に気持ち悪いです(笑
「出席番号は何番だと思う?」
「チキン南蛮だよ」
こんなネタです(笑
そしてこちらも最高です。
芸人が女優と結婚するなんて、今や普通の話ですね。
この人もかなり面白い漫談をしますね。
昔ながらのオーソドックスなスタイルだけど、なんともすっとぼけたボケと、合間に挟む下ネタがなんとも面白い実力漫才師のナイツも最高です。
お笑いはこの先、どう進化するのか非常に楽しみですね。